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【ONE】女王陥落! スタンプがロドリゲスに敗れる。ロートレックがクラップダム下しノンオーに挑戦へ。ザンボアンガ兄妹が鮮烈勝利、ワンダーガールが連勝=「ONE: A NEW BREED」

2020/08/28 12:08

▼第4試合 ONEムエタイ女子ストロー級(56.7kg)
〇ワンダーガール・フェアテックス(タイ)
[2R 1分06秒 TKO] ※ドクターストップ
×KC カルロス(米国)

 スタンプと同門のワンダーガールは、7月のONEデビュー戦で1R KO勝利しての連戦。前に出て戦うアグレッシブファイターで、組み付いてのヒザ蹴りが得意だが、タイガージムのブルック・ファレル(豪州)を相手にパンチ主体の圧倒的なKO勝利を見せている。

 対するフィリピン系米国人のカルロスはヒューストン育ち。テコンドーを12年間習った後にムエタイを学び、プーケットに移り住んだ。オーソドックス構えから、長い前蹴り、強い右ストレートを武器に右ミドルも放つが、パンチでの打ち合いにも応じる好戦的なファイターだ。

 1R、ワンダーガールは右ローと右ミドルで先制し、首相撲に持ち込むとヒザ蹴り。カルロスはヒジを放つ。パンチの連打で前へ出ていくワンダーガールにカルロスは防戦一方。

 ようやくカルロスが右ストレートを返すが、ワンダーガールはうなり声をあげながらパンチで突進し、右の縦ヒジをカルロスの額に連打する。力量の差がかなりありそうだ。

 2R、両腕閉じブロックでワンダーガールのパンチを防ぐカルロスだが、ワンダーガールは首相撲に持ち込んでヒザ蹴りと縦ヒジ。カルロスがパンチで入り込むところで右の縦ヒジがカルロスの鼻に直撃。

カルロスの顔が大きく歪み、ドクターチェック。鼻が折れたかストップがかかり、TKO勝ちでワンダーガールが連続KO勝ちを飾った。

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