▼第1試合 ONEフライ級(61.2kg)5分3R
○ヨッカイカー・フェアテックス(タイ)
[3R 1分21秒 TKO]
×アレックス・シールド(米国)
フライ級で、マックススタジアムムエタイ王者のヨッカイカー・フェアテックス(タイ)が、グラップラークエスト王者のアレックス・シルド(米国)と対戦。
ヨッカイカーは7月31日大会で英国のジョン・シンクと対戦。サウスポー構えからシンクの右にカウンターの左ストレート効かせ、右から左ストレートでKOしたばかり。「Full Metal Dojo」や「Kunlun Fight MMA」で活躍し、ONEデビュー戦での勝利でMMA5勝2敗1分となっている。
米国のシールドは、MMA5勝3敗。タイガームエタイ所属で、タイを主戦場に「WSOF Global Championship 1」にも出場。2019年10月の「ONE Warrior Series 8」では、内藤頌貴に強い右ミドルを当てたが、内藤の左の打撃をもらい判定負け。しかし鼻骨骨折をしながらも最後まで気持ちを折らすことなく戦うハートの強さも見せている。
1R、サウスポー構えのヨッカイカーにオーソドックス構えのシールド。先に圧力をかけるヨッカイカーにテイクダウン狙いはシールド。がぶりから首狙い、ノーアームギロチンチョークはヨッカイカー! それを外しバックテイクするシールド。背負うヨッカイカーは前転スラムするが、シールドはついていき4の字ロック。腰をずらし正対するヨッカイカーは立ち上がる。
打ち合いの中でテイクダウン狙いを混ぜるヨッカイカー。さらに四つの展開にも持っていく。コーナーに詰めてワンツーの左はヨッカイカー! シールドは嫌って低いテイクダウン狙いに入る。
2R、引き込みはシールド。そこに入って行き、潜りのシールドを潰すヨッカイカー。さらにサウスポー構えからワンツー! ダウンから引き込みを狙うシールドに付き合わないヨッカイカーは、スタンド勝負に。シールドのテイクダウン狙いからの引き込みには付き合わず。さらにスタンドで左ストレート! 続く左ハイ、左ローにシールドは再三ダウン! ヨッカイカーはスタンド勝負。レフェリーは止めずスタンドをうながす。ローを蹴られてダウンしたシールド、パウンドで仕留めにいかないヨッカイカー。立ち上がることを求めるレフェリー。MMAとしてあり得ない展開が続く。
3R、左ローを奥足に突くヨッカイカー。さらに左ハイ。崩れるシールド。立ち上がると遠間から低いダブルレッグも、がぶるヨッカイカー。シールドは引き込みを狙うが、突き放すヨッカイカーは、寝転ぶシールドの右太腿に蹴りを連打! ようやくレフェリーが試合を止めた。ヨッカイカーがTKO勝ち。
Yodkaikaew "Y2K" Fairtex 🇹🇭 chops down Alex Schild to score a third-round leg kick TKO! #ANewBreed #WeAreONE #ONEChampionship
— ONE Championship (@ONEChampionship) August 28, 2020
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