キックボクシング
レポート

【RISE】秀樹がハイキック、飛びヒザ蹴りを駆使してKO勝ち、賞金トーナメント参戦アピール

2020/08/23 13:08


 
▼第3試合 ミニフライ級(-49kg) 3分3R
×後藤まき(RIKIX)
判定0-3 ※30-28×2、29-29
〇AKARI(TARGET/2018年全日本女子大会-52kg級優勝)


 AKARIはジュニア時代から第2代RISE QUEENなど5冠王の神村エリカに憧れ、教えを乞い神村の遺伝子を継ぐ16歳の女子高生ファイターで、2019年9月大会にてプロデビューを飾り判定勝ち、11月大会でも宮崎若菜に勝利、今年2月にはRANとの女子高生対決にも勝利してプロ3連勝を飾っている。“8頭身”の長い手足を利した攻撃を得意とし、特に神村ゆずりのミドルキックを得意としていることから“美脚炸裂シンデレラ”のキャッチフレーズが付いた。


 後藤は元KNOCK OUTプロデューサー・小野寺力が代表を務めるRIKIXの紅一点。寺山日葵や聖愛らチャンピオンクラスとの対戦経験も豊富で、佐藤レイナから勝利を収めたことがある。今回は大倉萌の欠場を受けての緊急参戦となった。


 1R、両者序盤から攻撃を出し合う。右ストレートを当て合い、AKARIは左ミドルとジャブ&右ローを多用。後藤は左右の連打で前へ出ていく。AKARIは組んでのヒザも突き刺す。


 2Rも後藤は左右の連打を繰り出して前へ出ての打ち合いを挑む。AKARIはパンチをもらいながらも左ミドル、前蹴り、右ローを返して右ストレートを打ち返していく。


 3R、左ボディをヒットさせたAKARIにセコンドの神村が「GO!GO!」と指示するとAKARIが連打を見せる。その後は「打ち合わずに回って蹴れ」との指示が出るが、AKARIはバテ気味。後藤も手数が少なくなって両者クリンチが多い最終ラウンドとなったが、判定2-0でAKARIがデビュー以来の4連勝を飾った。

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