キックボクシング
レポート

【RISE】秀樹がハイキック、飛びヒザ蹴りを駆使してKO勝ち、賞金トーナメント参戦アピール

2020/08/23 13:08

▼第4試合 アトム級(-46kg) 3分3R
×佐藤レイナ (team AKATSUKI/NJKFミネルヴァ アトム級3位)
判定0-3 ※29-30×2、28-30
〇小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM/第38回全日本空手道選手権大会2019軽量級優勝)


 佐藤はREBELS王者の良太郎を師に持ち、ジュニア時代から試合経験を積む。2014年の高校進学と同時にプロデビューし、同年10月には『TRIBELATE』の女子ピン級王座決定戦で勝利し、高校1年生でプロ初戴冠。サウスポーでミドルキックを中心に組み立てる20歳。2019年9月には親友でもある寺山日葵と初代RISE QUEENミニフライ級王座決定戦を争うも敗れ、11月の『RISE GIRLS POWER』でも平岡琴に敗れた。


 小林はRISEで活躍する原口健飛が主宰するFASCINATE FIGHT TEAM所属のファイター。空手での経験が豊富で、これまで数々の大会で優勝経験があり、2月の『RISE GIRLS POWER』で満を持してのプロ転向。松谷綺(VALLELY KICKBOXING TEAM)を相手に前へ出続け、右ストレートと右ローでアグレッシブな試合を展開してドローとなった。


 1R、サウスポーの佐藤は横前蹴りを多用して小林を入れさせない。接近するとヒザ蹴り。小林が多用する右のパンチをかわして逆に右をヒットさせる。小林は右ストレートを何度も繰り出して徐々にヒットを増やしていく。


 2R、小林はパンチの回転を上げて左右フック、左右ストレートを打ち込んでいく。佐藤は蹴りで応戦し、パンチに合わせてのテンカオを何度も突き刺す。下がらない小林は一発一発が力強い右ストレートを顔面とボディへ打ち込む。


 3R、小林は左右フック、左右のボディを叩きつけ、佐藤は蹴りで応戦。小林のボディ連打に動きが止まる場面もあった佐藤だが、左インローを連打しての逆襲。小林はサウスポーにスイッチしてなおもパンチを打ち込んでいく。最後はタフな我慢比べとなったが、パンチのヒットが多かった小林がプロ2戦目での初勝利をゲットした。

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