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レポート

【修斗】魂の激戦制し、黒部三奈が初代女王に! 環太平洋は安藤達也が田丸1R TKOで新王者に

2020/08/01 08:08

▼第3試合 フライ級 5分3R
×木内“SKINNY ZOMBIE”崇雅(世界ストロー級7位/和術慧舟會GODS)
[1R 0分24秒 KO] ※右フック

○黒澤亮平(世界ストロー級8位/パラエストラ松戸)

 新型コロナウイルスの影響で中止となった3月31日の後楽園ホール大会からスライドとなる元世界ストロー王者・黒澤亮平(パラエストラ松戸)と木内“SKINNY ZOMBIE”崇雅(和術慧舟會GODS)の仕切り直しの一戦。

 木内は2018年11月に安芸柊斗に1R、ギロチンチョークで一本勝ち後、2019年3月に楳沢智治にスプリット判定で勝利し2連勝も、前戦2019年6月に飯野タテオに判定負けしている。

 黒澤は2016年7月の澤田龍人戦のKO勝ちから、2019年1月の復帰戦で児玉勇也にリアネイキドチョークで一本勝ち。5月にはジェロム ワナワンにも1R KO勝ちし、3連勝を飾るも、前戦の2019年9月大会で本田良介にスプリット判定で敗れている。

 ランカー同士、互いに再起戦を勝利で飾るのは?

 オープニングの挨拶で黒澤は選手を代表して「『一冊の本、一本の映画によって、あるいは一曲の歌によって、人生の道筋が決まり、あの年齢のときに触れていなければいまの自分はいないはずだ』──これはある作家の言葉です。僕たちにとってそれは格闘技でした。応援、よろしくお願いします」と意気込みを語り、試合に臨む。

 1R、ともにオーソドックス構え。右ミドルから入る木内。左インローを当てる黒澤。左ジャブを突き、その手応えを得て、遠い間合いから素早い入りで右フックをスイング! 後方に倒れた木内にレフェリーが間に入った。

 わずか24秒で勝利した黒澤は「1回流れて、ずっと準備してきて爆発できてよかったです。すごく強くなっているんで、箕輪(ひろば)チャンピオンに繋がる試合をよろしくお願いします」と王座戦への道をアピールした。

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