キックボクシング
レポート

【Krush】ゴンナパーが必殺ミドルキックで篠原悠人にリベンジ&3度目の防衛、堀井翼と金子大輝は反則決着に

2020/06/28 14:06

▼第4試合 Krush女子フライ級 3分3R延長1R
〇壽美(NEXT LEVEL渋谷)
判定3-0 ※30-27×3
×NA☆NA(エスジム)


 壽美はKHAOSとKRUSHで3連勝をあげて2019年8月にヨセフィン・ノットソン(スウェーデン)と対戦したが、判定で敗れている。12月のK-1初代女子フライ級王座決定トーナメントのリザーブマッチでは、真優に判定勝ちして女王KANAの背中を追う存在。戦績は7勝(2KO)4敗。NA☆NAはK-1 JAPAN GROUP初参戦で、戦績1勝1敗1分。2019年6月にプロデビューし、これまでJ-NETWORKで試合経験を積んできた。果敢な打ち合いを挑むタイプ。


 1R、サウスポーの壽美は左ストレートからミドルとローへつないていく。リーチの長さで優る壽美が先手をとり、NA☆NAが連打でそれを迎え撃つという展開に。


 2R、距離を詰めて打ち合いに持ち込みたいNA☆NAだが、壽美はミドルと前蹴りで距離を取り、先にワンツーを繰り出すなどして距離を保つ。前に出て手数を出すNA☆NAよりも壽美の的確さが目立った。


 3R、NA☆NAは前に出て打ち合いを挑むが、蹴りから先手を取るのは距離が長い壽美の方。果敢にアタックを仕掛けていくNA☆NAだが距離を支配された形となり、壽美がヒット数を奪って判定勝ちを収めた。

▼第3試合 Krushスーパー・ライト級 3分3R延長1R
〇斉藤雄太(K-1ジム五反田チームキングス)
延長R 判定3-0 ※10-9×3
×大泉 翔(SHOW TIME GYM)
※本戦の判定は26-27(大泉)、27-27、27-27


 1R、いきなり打ち合いを始める両者。斉藤はその中に右の蹴り、ヒザ蹴りも織り交ぜる。振り回しすぎ気味の大泉に、斉藤は打ち合いで右フックから左フックの返しでダウンを奪う。。続いて右フックに右フックのカウンターでダウンを追加。


 2Rは打ち合いたい大泉に斉藤が右ミドル。大泉はその蹴りにパンチを合わせに行く。前に出る大泉のパンチが捉える場面が増えてきたが、大泉も被弾する。


 3R、斉藤が首相撲から頭部へのヒザ蹴り。これで大泉の額がざっくりと切り裂かれて流血。斉藤にはイエローカードで再開。一気に打ち合いに行く大泉の左右フックでコーナーに詰まる斉藤はホールディングで2枚目のイエローカードで減点2。なおも打ちに行く大泉が左右フックとボディで圧倒して試合終了。

 1Rに2度もダウンを奪われた大泉が盛り返した形となり、判定はドロー。延長戦へ突入する。


 足を止めて打ち合う両者。斉藤は右ミドルを混ぜての打ち合い。大泉はその蹴りにフックを合わせようとする。斉藤の左フックがヒットし、パンチの打ち合いになると大振りになる大泉に斉藤のパンチがヒット。判定で斉藤が振り切った。

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