（C）ONE Championship
2020年1月31日（金）フィリピン・マニラのモールオブアジアアリーナにて、「ONE: FIRE ＆ FURY」が開催される。日本から、佐藤将光（坂口道場）、和田竜光（フリー）、MOMOTARO（OGUNI-GYM）の3人の日本人選手が出場する同大会のメインは、ONEストロー級世界選手権試合。王者・ジョシュア・パシオにアレックス・シウバが挑戦する。
このメインの両者のコメントとともに、最終計量とハイドレーション（水分補給値）の結果が主催者より発表された（※写真は1月28日の公開練習時のもの）。同大会は、AbemaTV「格闘チャンネル」にて、今夜18時50分から生中継される。
◆ONE: FIRE ＆ FURY
1月31日（金）フィリピン・マニラ＠モールオブアジアアリーナ
【MAIN CARD】
▼第11試合 メインイベント ONEストロー級（※56.7kg）世界選手権試合 5分5R
ジョシュア・パシオ（王者／フィリピン）56.65kg／1.0053
アレックス・シウバ（挑戦者／ブラジル）56.60kg／ 1.0074
ジョシュア・パシオ「ホームで戦うのは非常に快適」
「2019年は私にとって素晴らしい年でした。タイトルを失ったにもかかわらず、私はそれを取り戻すことができ（1月に猿田洋祐に判定負けで王座陥落も4月に右ハイキックKOで王座奪還）、また厳しい対戦相手に対していくつかの大きな勝利を収めることができました（11月にレネ・カタランに肩固めで勝利し王座防衛）。私はここフィリピンで、ホームで戦うことを非常に快適に感じています。私はここで無敵です。それはファンからのすべてのサポートのおかげです。アレックス・シウバのような素晴らしいライバルと対戦することは大変光栄です。彼は元世界チャンピオンであり、優れたBJJを持っているので、私にとって大きな挑戦です。私はそれに立ち向かう準備ができています」
アレックス・シウバ「王座戦線に復帰するのに2年の長い道のりがあった」
「まず、ここフィリピンのヒーローであるジョシュアと対戦する場合でも、ファンが私に与えてくれたサポートと敬意に心から感謝します。パシオ、私に期待できることの一つは、この試合に全力を尽くし、すべてのフィリピン人に良いパフォーマンスを見せるということです。王座戦線に復帰するのに2年の長い道のりがありました（内藤のび太に2連敗、猿田洋祐に判定負け後、2019年8月にステファー・ラハディアン、11月にパン・シューウェンにいずれも腕十字で一本勝ち）。また新たな機会が与えられて嬉しいです。私にとって、クリアすることが難しいことほど、ファイターとして改善するのに役立つので良いことです。ジョシュアは若くてバランスの取れたアスリートであり、私は彼をとても尊敬しています。しかし、今は私の時間だと思います」
▼第10試合 ONEライト級（※77.1kg）5分3R
エドゥアルド・フォラヤン（フィリピン）76.15kg／1.0070
ピーター・バウシュト（オランダ）76.75／1.0061
エドゥアルド・フォラヤン「土壇場での対戦相手変更は問題ない」
「世界タイトルまでもう一度走りたいと思っています（2019年は3月に青木真也の肩固めで一本負け、8月にエディ・アルバレスに逆転のリアネイキドチョークで敗れるも11月にツォゴーフ・アマルサナーに判定勝ち）。相手の土壇場での変更（試合2週間前にアメド・ムイタバから変更）は問題ありません。私は以前このような状況にありました。それは私の適応性の良いテストであり、この対戦相手は私を限界に押しやろうとしていると思います。金曜日の夜を楽しみにしています。フィリピンのファンに全力を尽くす準備ができています」
▼第9試合 ONEフライ級（※61.2kg）5分3R
ダニー・キンガド（フィリピン）60.85kg／1.0053
シェ・ウェイ（中国）61.25kg／1.0066
ダニー・キンガド「新しいスキルを見せる」
「私はこの1年で多くのことを学び（2019年は1月に和田竜光に、3月に仙三にいずれも判定勝利、8月にリース・マクラーレンにスプリット判定勝利で2018年から6連勝も、10月にデメトリアス・ジョンソンに判定負け）、このスポーツの格闘家として、そして競技者として成長しました。 ONEフライ級世界GPに参加できたことは素晴らしい経験でした。世界最高の選手と競うという経験を積むという点で、私は本当に多くの助けになりました。今はアスリートとしてより規律が出来ているように感じています。この次の戦いで学んだすべての新しいスキルを見せる予定です」
▼第8試合 ムエタイ フライ級（61.2kg）3分3R
ペッダム・ペッティンディーアカデミー（タイ）60.75kg／1.0023
MOMOTARO（日本）61.05kg／1.0176
▼第7試合 ONEバンタム級（※65.8kg）5分3R
クォン・ウォンイル（韓国）65.45kg／1.0031
佐藤将光（日本）65.60kg／1.0107
【LEAD CARD】
▼第6試合 ONEフライ級（※61.2kg）5分3R
イヴァニルド・デルフィノ（ブラジル）59.35kg／1.0102
和田竜光（日本）61.25kg／1.0222
▼第5試合 ムエタイアトム級（52.2kg）3分3R
アルマ・ユニク（オーストラリア）52.20kg／1.0059
アン・リン・ホグスタッド（ノルウェー）51.65kg／1.0005
▼第4試合 ONEストロー級（※56.7kg）5分3R
リト・エディワン（フィリピン）56.80kg／1.0112
ポンシリ・ミートサティート（タイ）56.65kg／1.0102
リト・エディワン「母国で戦うことが夢だった」
「ここマニラにいるすべてのフィリピン人のファンの前で試合できることを楽しみにしています。私の母国でこの最大のステージで競うことは、常に私の夢でした。金曜日の夜に何が起こるかを見逃したくありません。“サンダーキッド”（エディワンのニックネーム）は、すべてのファンにとって驚きを与えます」※2018年10月のONE参戦から4連勝中。前戦2019年10月には仙三の負傷でTKO勝利。
▼第3試合 ONE女子アトム級（※52.2kg）5分3R
ジーナ・イニオン（フィリピン）52.05kg／1.0195
アシャ・ロカ（インド）52.00kg／1.0180
ジーナ・イニオン「ロカはスタンプ相手にタフさを見せている」
「彼女（ロカ）はチャンピオン・スタンプ・フェアテックスに対してタフさを証明しました（3RにスタンプにRNCで一本負け）。金曜日の夜にベストを尽くし、この偉大な武道家に挑戦できることを楽しみにしています」※イニオンは2019年は2月にジヒン・ラズワンにスプリット判定勝利。
▼第2試合 ムエタイバンタム級（65.8kg）3分3R
ロートレック・P.K.センチャイムエタイジム（タイ）65.30kg／1.0152
クリス・ショー（スコットランド）65.40kg／1.0044
▼第1試合 ONE女子アトム級（※52.2kg）5分3R
ジョマリー・トーレス（フィリピン）51.55kg／1.0044
ジェニー・ファン（台北）51.35kg／1.0031
ジョマリー・トーレス「ファンは危険なグラップラーで、しっかりした打撃も持っている」
「私が言えるのは、私がジェニー・ファンと向き合うことに興奮しているということだけです。彼女は危険なグラップラーであり、しっかりした打撃を持っています。かなり印象的で、かつてのONE世界王座挑戦者（2017年にアンジェラ・リーに3R パウンドでTKO負け）なので、最高のレベルでその経験を持っています。勝つために全力を尽くします」※トーレスは前戦2019年7月にジヒン・ラズワンにスプリット判定勝利。
※体重の横の数値はハイドレーション値。1.0250以下の水分補給値は合格。1.0251以上の値は失敗。1日目または2日目に体重と水分補給のテストに失敗した選手には、大会の朝にテストをクリアする別の機会が与えられる。
