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レポート

【DEEP】武田光司が大原樹里に一本勝ち王座防衛! マルティネスが誠悟にTKO勝ち。女子4試合も

2019/12/15 23:12

▼第13試合 DEEP JEWELSアトム級 5分2R  
×青野ひかる(47.90kg/ストライプル新百合ヶ丘)
[1R 3分40秒 TKO]

〇パク・シウ(47.90kg/TEAM MAD)

DEEP JEWELSアトム級戦として、青野ひかる(ストライプル新百合ヶ丘)と韓国のパク・シウ(TEAM MAD)の対戦が決定。日本大学レスリング部出身の青野は、全日本社会人選手権48kg級優勝、全日本学生選手権48kg級優勝など女子レスリングで数々の実績を持つ。MMAでは、2018年3月から3連勝も、2019年3月にベテランの富松恵美にリアネイキドチョークで一本負け。しかし、同年6月の檜山美樹子戦で腕十字で一本勝ち、9月に古澤みゆきに肩固めで一本勝ちするなど、極めに磨きをかけて2連勝中だ。

対するパクはテコンドーをバックボーンにMMAやキックでも活躍。キム・ドンヒョンやハム・ソヒなどのMMAトップファイターが所属するTEAM MADの所属でMMAでは2勝2敗。日本勢とは2018年5月に「GRACHAN 35」で沙弥子に判定負けも8月の「DEEP 85」ではパンチ&ロー、ヒザ蹴り、左ミドルで富松に大差の判定勝ちを収めている。MMAでの前戦では2018年12月に韓国「KAISER 02」でチェ・ジュにも判定勝ちするなど連勝中で勢いに乗っている。

また、キック戦績は3勝3敗で、伊藤紗弥や紅絹とも対戦経験があり、2019年6月の「REBELS.61」ではぱんちゃん璃奈に判定負けも顔面へのヒザ蹴りや飛び込んで放つ右フック・右ストレートをヒットさせ、ぱんちゃんが鼻血を流すなど追い込む場面を作っている。

1R、ともにオーソドックス構え。いきなりダブルレッグは青野も小手に巻くシウは投げ。がぶり落としを狙う青野に首を抜くシウ。右で差して押し込む青野はなおもシングルレッグへ。

片足立ちで尻まで着きながらも頭に鉄槌はシウ。青野を突き放す。低いアンクルピックを狙う青野を切るシウ。圧力をかけるシウはその立ち際に右を当てると、さらにワンツー。金網背に逃げ場を失った青野にワンツー! 崩れる青野にレフェリーが間に入った。

▼第12試合 DEEPライト級 5分2R
〇岸本篤史(69.40kg/BRAVE)
[1R 0分44秒 KO]

×キ・ウォンビン(70.30kg/韓国/TEAM POSSE/GLADIATOR王者)

岸本篤史は、アマチュアボクシングで高校3年の時にインターハイミドル級で3位に入賞し、平成国際大学時代に国体青年ミドル級で準優勝した。16年2月にBRAVE GYMでMMAを始めた。2019年は1月大会、5月大会共に敗れており、連敗脱出と今年初勝利を目指す。

対する韓国のウォンビンはGLADIATORライト級王者。現在5連勝中の強豪。対日本人では、2017年12月のROAD FCで岩田啓輔を1R リアネイキドチョークで、2018年11月の修斗で星野大介を1R 腕十字でいずれも極めている。



1R、サウスポー構えの岸本にオーソドックス構えのウォンビンは右ロー。さらに左フック。岸本も左ストレート、右ジャブを返す。ウォンビンのダブルレッグに岸本は右からカウンターの左アッパー! 崩れ落ちたウォンビンにパウンドでKO! 金星を挙げた。

▼第11試合 DEEPフライ級 5分2R
〇鮎田直人(56.65kg/CAVE)
[判定3-0]※20-18×2,19-19マスト判定

×伊藤裕樹(56.90kg/ネックスイチムエ/THE OUTSIDER 50-55kg級王者)

1R、サウスポー構えの伊藤に、オーソドックス構えの鮎田。右ストレートを胸に当てる鮎田。詰めてボディロックテイクダウン。金網背に立つ伊藤を小外がけで引き出し尻を着かせるが、すぐに伊藤も立つ。ボディロックのままヒザを突く鮎田。突き放した伊藤は左を伸ばして右を差して押し込むがブレーク。右インローは鮎田。左ミドルを打ち返してきた伊藤の蹴り足を取りテイクダウン。すぐに立つ伊藤。

2Rも互いにスクランブルの展開も大内刈など際でポジションを取るのは鮎田。伊藤もがぶりからチョーク、足関節を狙うが、防いだ鮎田がスイープから上を取り、最後はバック奪い判定3-0で勝利した。MMA6連勝中だった伊藤はプロ初黒星に。

▼第10試合 DEEPフライ級 5分2R
〇藤田大和(57.05kg/リバーサルジム新宿Me,We)
[判定3-0]※20-17×3

×松丸息吹(56.80kg/パラエストラ千葉)

藤田大和はMMA2勝3敗。2017年10月にRIZIN MMA 特別ルールで那須川天心と対戦。判定3-0で敗れ黒星デビューとなると、同年大晦日には那須川とキックルールで再戦し、1R KO負けを喫した。

MMAでは2018年12月の「DEEP 87 IMPACT」で初白星を飾るも、2019年3月に鮎田直人に判定負け、5月に森脇公三に2R KO勝ち、9月に伊藤裕樹に1R リアネイキドチョークで一本負けと、白星と黒星を繰り返している。今回の試合は再起戦となる。ボクシング、キックボクシング、MMAと三刀流から、MMAファイターとして成長を遂げつつある藤田が覚醒するか。パラエストラ千葉の松丸は桜井宇宙の欠場で3週間前に出場を決め、スクランブル参戦となる。

1R、オーソドックス構えの藤田にサウスポー構えの松丸。右フックで松丸の腰を落とさせる藤田はワンツーから右で差して金網に押し込む藤田に松丸は際で上を取るが、すぐにリバーサルした藤田が上に。立つ松丸に再びダブルレッグテイクダウンは藤田。中腰からパウンドも前がかりになったところを松丸が上を取る。

2Rもダブルレッグテイクダウンは藤田。パウンドから再三リアネイキドチョーク狙い。後ろ手を掴む松丸は極めさせず。最後まで藤田がコントロールし、ゴング。判定3-0で藤田が勝利した。

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▼第9試合 DEEP JEWELSストロー級 5分2R
〇本野美樹(52.80kg→52.70kg/AACC)
[1R 3分36秒 腕十字]

×パク・チヨン(52.15kg/Team Stungun)

強豪・東海大学柔道部出身で、2019年6月にはプロMMAデビュー2戦目にしてベテランの長野美香を判定で下している本野は、初回計量で100gオーバーも再計量でリミットちょうどの52.70kgでパスした。


2019年10月には豪州『Eternal MMA』で女子ストロー級王者ケーシー・オニール(Southside MMA)に挑戦も判定負けで戴冠ならず。今回が再起戦となる。本野は、「パク選手に急な試合を引き受けてていただきありがとうございます」と、直前のオファーを承諾したチヨンに感謝の言葉を述べると、「一人でも多くの人に、コイツ強いなあと思ってもらえるような試合をやりたいと思います」と、インパクトを残しての勝利を誓った。

柔道の投げではなくシングルレッグでテイクダウン奪う本野。金網使い立つパクに右で差して払い腰テイクダウン。キムラ狙いから腕十字に移行しタップ奪った。

▼第8試合 DEEP JEWELS 49kg以下 5分2R
×國保小枝(48.60kg/和術慧舟會船橋道場)
[1R 3分17秒  腕十字]

〇さくら(48.60kg/フリー)

柔術の強豪で、DEEP JEWELSアマチュアグラップリングでも4戦4勝と負け無しのさくらは、今回がMMAデビュー戦となる。

道衣無しのグラップリングでも、2018年12月の「GRACHAN37×GLADIATOR 008」で、QUINTETで3人抜き(池本美憂、杉本恵、長野美香に一本勝ち)の実力者・杉内由紀を相手にケージグラップリングで時間切れドロー。2019年5月の柔術大会「WHITE RIOT 2019」スーパーファイトでは、DEEP JEWELSプロファイターの青野ひかるに道衣ありながらベースボールチョークで一本勝ちしている組み技の実力者だ。

横田一則代表率いるK-Clannで、浅倉カンナ、平田樹らとも練習の機会を得てきたさくらは、前日計量では壇上でリアル制服を脱いで、計量コスチュームになってスケールに乗ると、「高校2年生、16歳のさくらです。DEEPの大会に参戦することができてとても嬉しいです。明日は一本を極めて会場を盛り上げていきたいです。応援よろしくお願いします」と、はにかみながらも一本勝ちを宣言した。

対する國保小枝も柔術ではさくらと同じ青帯のグラップリングベースのファイター。2019年3月にあいと対戦するなど、さくらより先に厳しい試合を戦ってきた。「女子の第1試合目なので、男性に負けないよう、破壊力を出して勝ちたいと思います。よろしくお願いします」と、小柄ながら粘り強い組みの展開と、実戦経験の差を見せたいと語っている。

1R、サウスポー構えのさくらは国保と打撃戦に応じる。国保のワンツーに左を当て、国保の頭が下がると首相撲ヒザから四つでテイクダウン。パスガード&マウントでパウンド。腕十字に行くが國保もまたいでエスケープ。しかし起き上がりマウントをキープするとキムラ狙いから最後は再び腕十字で極めた。デビュー戦勝利のさくらは涙で勝利コールを受けた。

▼第7試合 DEEPライト級 5分2R
〇LUIZ(70.65kg/禅道会)
[1R 0分58秒 ニンジャチョーク]

×イム・ヨンジュ(70.45kg/TEAM POSSE)

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▼第6試合 DEEPフェザー級 5分2R
〇高塩竜司(66.10kg/KIBAマーシャルアーツクラブ)
[1R 3分43秒 TKO]

×樋口武大(66.25kg/骨法烏合會矢野卓見道場/THE OUTSIDER 60-65kg王者)



樋口にマウント奪われ、三角狙われた高塩。樋口はバックからリアネイキドチョーク狙うが、腰をずらして正対した高塩が逆転のパウンドアウト。

◆樋口
「THE OUTSIDERから来た樋口です。高塩選手、俺にプロの厳しさとDEEPの厳しさを教えてください。明日を楽しみにしています」

◆高塩
「自分は連敗で非常に苦しい状況ですが、今回、知名度がある樋口選手と戦えるということで、連敗しているなりに色々考えてきましたので、過去一番強い自分を出せると思います」

▼第5試合 DEEPフェザー級 5分2R
〇神田コウヤ(65.80kg/パラエストラ柏)
[1R 1分47秒 TKO]

×星野 豊(65.90kg/和術慧舟會HEARTS/修斗2017年フェザー級新人王)

序盤から圧力かける神田が金網詰めてワンツーでダウン奪いパウンド。

▼第4試合 DEEPフェザー級 5分2R
小林博幸(66.05kg/T-BLOOD)
[判定3-0]※20-18×3

×平松 翔(65.50kg/パラエストラ松戸)

2R通してテイクダウンから削った小林がフェザー級で判定勝利。

▼第3試合 DEEPライト級 5分2R
〇大木良太(70.35kg/KRAZY BEE)
[判定3-0]※19-18,19-19×2マスト判定大木

×佐々木 大(70.60kg/トライフォース赤坂)

サウスポー構えの大木にオーソドックス構えの佐々木。ジャブ&ローの佐々木に、左ロー、さらに左で差して組む大木。2Rにはケージを掴む佐々木を引きはがして大木がテイクダウン。佐々木の立ち際にバックに回り、ニアマウントへ。佐々木に背中を着かせてパウンド。判定は3-0(2者マスト判定)で大木が勝利。

▼第2試合 DEEPフェザー級 5分2R
〇佐々木由大(66.15kg/トライフォース赤坂)
[判定2-1]※19-19,19-19,19-19マスト判定2者佐々木、1者渡辺

×渡辺 純(65.55kg/リバーサルジム立川ALPHA)

1R、ともにオーソドックス構え。四つからテイクダウンする渡辺。金網背に佐々木は立つと右を当てる。2R、左で差して押し込む渡辺だが離れる。右フックからダブッレッグテイクダウンは渡辺。しかし立つ佐々木は押し込みヒザ蹴り。ジャブの付き合いから左右で圧力かける。判定はスプリットで佐々木が接戦を制した。

▼第1試合 DEEPストロー級 5分2R
〇中村真人(52.65kg/レンジャージム)
[判定3-0]※20-18,19-19×2マスト判定中村

×サイモン・シェ(51.35kg/アカデミア・アーザ)


ともにオーソドックス構えから右フック、跳びヒザは中村。ヒールフックなど足関節も仕掛ける。防ぐサイモンだが後半失速。判定は3-0(※2者マスト判定)で中村が勝利した。

▼オープニングファイト アマチュアキックルール 62kg契約 2分2R
〇木村琉音(K-Clann)
[1R 1分24秒 TKO]

×長嶋有太朗(TANG TANG FIGHT CLUB)

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