ウェルズはオロルバイに対して10分の1くらいのオッズで大差のアンダードッグだった
──マッケンジー・ダーンとジリアン・ロバートソンのコ・メインイベントについても感想を聞かせてください。
「私はジリアン・ファンだからね……ジョー・ダディ・スティーブンソンやBJ・ペンについて話していたが、あれは大外れだったよ。マッケンジーがグラウンドでも打撃でも彼女をどれほど圧倒したかということには、実際驚かされたね。それから、もしここにいたかどうか分からないが、今夜の第1試合、ジェレマイア・ウェルズは、対戦相手ムフトベク・オロルバイに対して、確か10分の1(マイナス1000)くらいのオッズで大差のアンダードッグだったが、今夜ボーナスを獲得した。彼は昔ここ(会場)で働いていて、それから格闘技を始めたらしいね」
──ウェルズは引退を少し考えていたようですが、トップ15との対戦を望んでいて、もしキャリアが上向きにならなかったら引退するかもしれないと言っています。彼の年齢について何か確認は取れましたか?
「もう40歳(※10月に40歳)に手が届く年齢だよ。今夜は彼にとって信じられないような勝利だった。あの年齢でここに復帰し見事な勝利を飾り、巨大なボーナスを手にするなんて素晴らしいことだよ」
──今夜イスラムが成し遂げたことの印象深さについて、もう少し詳しく教えてもらえますか? つまり17連勝です。アンデウソン・シウバの記録は2013年に途絶えたと思いますが、それを超える人が出るまでに13年かかっています。これってどれほど難しいことだと?
「ああ、非常に難しいよ。彼が言っているようにこのまま勝ち続ければ、二度と破られないかもしれない。少なくとも、私が生きているうちはね。だから、彼がやったことは非常に印象的だ。そして重ねて言うが、イアンの今夜のパフォーマンスについての私の考えと同じで、見方を180度変えれば、それだけ大きくて強く、素晴らしい動きをしていた相手をイスラムがいかに圧倒的に打ち負かしたかという話になる。イスラムはこの男を倒すために必要なことすべてをやり遂げた。そして言った通り、階級には理由がある。今夜の対戦カードはその完璧な例だった」
Who's next for Islam Makhachev?
— UFC on Paramount+ (@UFConParamount) August 16, 2026
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──そして次戦は、これまでで最も厳しい戦いになるかもしれませんね。1位のカルロス・プラテスと、3位のマイケル・モラレスが画面に映し出されていましたが、火曜日に会社に戻って、誰が挑戦者の筆頭候補になるか議論するということですか? カルロスは(挑戦を)約束されたと言っています。モラレスは今回のバックアップファイターでした。
「ああ、分かっているよ。彼は試合後に(ケージに)入ってくると言っていたから、『ああ、そうだね。ただイスラムに彼の時間をさせてやれよ』と言ったんだ。今夜ここにムスリムの同朋たちを全員連れて走り込む必要はないからね。ちょっとブレーキを踏んで、次がどうなるか見てみよう」
──放送ではウスマン・ヌルマゴメドフ(現PFL世界ライト級王者)の姿も映し出されていましたが、彼との交渉などについて何か進展はありますか?
「もしあれば、発表しているさ」
──今夜は8つのフィニッシュがあり、今年のこの時点でのフィニッシュ率は2018年以来のUFC最高となっています。これは単なる偶然ですか? それともマッチメイクの成果ですか? それともフィニッシュ・ボーナスが関係していると思いますか?
「すべてが少しずつ組み合わさっていると思うね」
──「すべてが少しずつ」。完璧ですね。今回は7年以上ぶりとなるUFCのフィラデルフィア大会でしたが、今夜の観客はどうでしたか? そして、どれくらいすぐにまたフィラデルフィアに戻ってきたいですか?
「ああ、フィラデルフィアが大好きだ。この街が大好きだよ。ここではいつも楽しい時間を過ごせる。うちのイベントだけでなく、他のスポーツイベントでもね。だから、もちろん、今回ほどのブランクを空けずにまた戻ってくるつもりだ。ただ、コロナ(禍)も大きな要因だったからね。フィラデルフィアに戻りたくなかったというわけじゃないんだ。コロナが大きな要因だった。そして、またここにやって来て、ソールドアウトにして――ちょっと考えてみてほしい。みんなUFCのせいで甘やかされている。どの大会もソールドアウトにするからね。今回はペンシルベニア州フィラデルフィアで、ロシア人のムスリムとアイルランド系の若者の試合で、700万ドルのゲートを記録し、この地の記録を塗り替えた。ここで開催されたイベントの中で過去最大で、それを200万ドルも更新したんだ。狂気の沙汰だ。これまでに聞いたことがない。もし昔フィラデルフィアで試合をするなら、メインイベントにはフィラデルフィア出身の選手を置かなければならなかった。そう考えると、かなり印象的だよ」
──ズッファボクシングも統括していますよね。最近ニューヨークに進出させましたが、ズッファ・ボクシングをフィラデルフィアに持って来るのはいつ頃になると考えていますか?
「ああ、もうすぐだよ。実は、ズッファをフィラデルフィアに持っていくのが待ちきれないんだ」
──フライ級にとってまたしても熱い試合でした。エドゥアルド・シャポリンが4日前のオファーを受けて出場し、チャールズ・ジョンソンはダウンを奪われながらもスコティッシュ・ツイスターで逆転勝ちしました。このフライ級部門の天井(限界)はどこにあるのでしょうか? どんどん良くなっているように思えますが。
「ああ、マッチメーカーたちが今、すべての階級に取り組んでいるのを知っているよ。火曜日のミーティングでも楽しいことをいくつか進めているところだ。だから、これからの1年で、すべての階級がますますエグくなっていくのが分かるはずだ。そしてもちろん、今はコンテンダー・シリーズの別のシーズン中でもあるから、これからの9週間は楽しいものになるだろう」
──ジャン・ウェイリーについての最新情報はありますか? マッケンジー・ダーンとの対戦の可能性に多くの人が関心を持っていますが(※ワレンチナ・シェフチェンコのフライ級王座に挑むためにストロー級王座を返上※シェフチェンコが防衛)。
「ああ、同感だ。ただ、彼女については何も情報はないね。まだ彼女とは協議を続けているところだ。彼女を愛しているし、早く戻ってきてくれることを願っているよ」
──フィラデルフィアに7年間来ていなかったという話に戻るけど、ミネアポリスにも7年間来ていません。ミネアポリスに近いうちに行くというニュースはありますか?
「うーん、そうだね、パッとは分からないけど、行くよ」
──エドソン・バハボーザが今夜引退しました。UFCで約15年間戦い続けた彼の、あなたや会社にとってのレガシーとは何ですか?
「彼は本当に素晴らしい奴だ。数々の激闘をくぐり抜けてきたし、本当に彼のことが好きだよ。彼がこの会社で戦ってくれたこと、そして彼を心からリスペクトし、大好きだということ以外に何を言えばいいのか分からないね」
──GOATのステータスについて。特にイスラムに関してですが、今夜を終えて、彼にはまだやるべきことがあるのではないかという議論が多くありました。彼がGOATとみなされるために、他にクリアすべき条件は何だと思いますか?
「まあ、皆さんの意見がどうなのかは分からないが、もし彼のレコードにあの1敗がなければ、ほぼ議論の余地はなかったはずだ。この若者は常に戦いたがっているし、アクティブでいる。今夜の試合と彼が成し遂げたことを見れば、あと3、4試合は戦うと語っている。だから、彼のキャリアがどう展開するかを見守るべきだと思う。ズッファ・ボクシングについていつも言っていることと同じだ。『2027年1月の時点で判断してくれ』とな。イスラムのキャリアが終わりに近づき、まとまりを見せる頃には、彼が勝ち続けた試合の数も、塗り替えてきた記録の数も、すべてがそれを物語ることになるだろう」
──ハビブ・ヌルマゴメドフがイスラムのセコンドについていましたね。彼がグローブをつけているような映像も少しありましたが……もしかしたら、もう一度だけ現役復帰について彼と話をするチャンスはあるのでしょうか?
「いや、そんなことは絶対にないと思うね。話をする価値すらないよ。いや、聞いてくれ。彼が引退しようとしていたときは、私はしつこく食い下がったけどね。今さら彼を連れ戻すことはできないと思うよ。それに、彼は体重が225ポンド(約102kg)くらいあるはずだしね。まあ、彼は充実した人生を送っている。もう戦うつもりはないと思うよ」
──充実した人生を送っているといえば、同じ時代の出身であるコナー・マクレガーですが、手術を受けたそうですね。最新情報はどうですか? アイルランドにいたとき、パブにいましたよね。彼がマハチェフやトルコでのゴタゴタがあったとき、彼とFaceTimeで話していましたよね。マックの近況はどうですか? 彼は1年欠場ですが。奇妙なのは、彼がゲート記録を塗り替え、パラマウントで最大の同時視聴者数を記録したような大規模なイベントの直後なのに、すぐに話題が移って、「いや、彼のことは気にしていない」と言っていることです。どうやってすぐに切り替えているんですか?
「なんで気にする必要があるんだ? あいつはちょうど手術を受けたばかりだぞ。どういう意味だ? つまり、私たちが考えているのは、1年後に彼が復帰を考え始める頃のこと――いや、1年後の世界がどうなっているかなんて誰にも分からないけどね」
──まあ、それはそうですね。もう一つの、あなたも関わっている試合、アンソニー・ジョシュアとタイソン・フューリーの一連の騒動が続いていますね。あなたがその試合の契約をまとめたと言いましたが、どうなっているんですか? ニューヨークで行われるように見えたのに、ジョシュア陣営はイギリスでなければやらないと言っているようですが。
「おい、これ(AI)が必要だな、友よ。君の質問を読んでみるか――『どうなっているのか? ニューヨークで行われるようだが、ジョシュア陣営はUKで行うと言っているように読める』だって? ああ、分からないね。聞いてくれ、この騒動がどう転ぶか見てみよう。彼らが戦いたいのか、それとも戦いたくないのか、それだけだ」
──「試合の契約をまとめた」と言いましたよね?
「ああ」
──だったら、なぜジョシュア側がUKでしかやらないという条項を契約に入れるのを許したんですか?
「私は彼の契約を担当したわけじゃないからね。テレビ放映権の契約と、会場の契約をまとめたんだ」
──なるほど。それはニューヨークで行われる予定ですか、それとも?
「見てみよう(笑)。聞いてくれ、試合を実現させるには、2人の男が戦いたいと思わなければならない。それだけだ、話は終わりだ。契約がどうこうと言っても、この試合には大金が絡んでいる。戦いたいのか、戦いたくないのか。どちらでも構わないよ」
──じゃあ、UKに行ってもいいんですか?
「彼ら次第だ。(じゃあUKでもいい?)いいとも。この試合は10年前に行われるべきだったんだ。見てみよう」







