DWCS出場へ、フランク・ミアの娘ベラは「作りが違う」
──ベラ・ミアが間もなくコンテンダー・シリーズでデビューしますね。元UFCヘビー級王者フランク・ミアの娘です。あなたが立ち上げた時代から見て、UFCにいわゆる「二世ファイター」が参戦してくるようになったことについて、どう感じていますか?
「ああ、面白いよね。普通、そういうのってうまくいかないものだからね。次の世代が格闘技をやろうとしてもさ。でも彼女はまさに自然界の怪物であり、信じられないほど特別な存在だ。格闘技における彼女の目標は、UFCの世界王者になることだけじゃない。ズッファ・ボクシングの世界王者になりたいし、オリンピックのメダルも獲りたい。UFCの柔術王者にもなりたいし……もしかしたらPower Slapにも出るかもしれない。何をするか分からないが、彼女にはワクワクさせられる。高校を卒業した頃からずっとワクワクしているよ」
──二世スターがUFCでうまくいかないことが多いのはなぜだと思いますか? 育つ過程で甘やかされて、ハングリー精神が足りないからでしょうか?
「ああ、間違いなくそうだね。親世代とは違う育ち方をするし、多くの面で彼らの歩む道は普通とは違う。でも、フランクや彼の妻、ベラと一緒に夕食を食べて、ベラの話を聞くとね。「ベラはどこだ?」となって窓の外を見ると、6歳くらいの頃にサンドバッグを抱えて家の周りを走っているんだ。彼女は作りが違うんだよ。彼女は大学に進学し、レスリングのシーズンの真っ最中に、感謝祭などの学校の休暇で実家に帰ってくると、柔術の大会に出て、柔術のトレーニングすらしていないのに世界トップクラスの柔術家たちを倒してしまった。レスリングしかしていなかったのにね。だから彼女は、まさに傑出した怪物であり、1人しかいないユニコーン(唯一無二の存在)だよ」
──あなたは長年この業界にいて、今やかつてのファイターの子供たちが参戦してくる時代になりました。25年前にUFCを引き継ぎましたよね。そして今、ズッファ・ボクシングの記念すべき初年度です。先月MSG(マディソン・スクエア・ガーデン)の大会で見かけましたが、ズッファ・ボクシングの立ち上げは、2001年のUFCの立ち上げとどれくらい似ていますか? また、再びこのようなプロモーションをゼロから立ち上げることに、当時と同じようなスリルを感じますか?
「ああ、最初から始めるのが好きなんだ。実際、これを楽しんでいるし、スラップも楽しんでいるよ。私は物を作るのが好きなんだ。アイルランドでやった試合もそうだったが、会場は満員で、観客は最高だった。ここフィラデルフィアにいるようだったよ。ああ、最高だね」
──先月、エドガー・ベルランガ(24勝2敗のプロボクサー)に、ニューヨーク市で開催されるプエルトリカン・デイ・パレードの週末に劇場で試合をしたいか尋ねる機会がありました。以前アイルランドのセント・パトリック・デーのお祭りの時期にカラム・ウォルッシュで起きたことと同じようにです。ズッファ・ボクシングでもそのようなことを行う予定はありますか?
「ああ、間違いなくね。今年すぐにやるとは言わないが、いずれ絶対にやるさ」
──今回が今年最初の女子タイトルマッチでした。年初にはケイラ・ハリスンの負傷による中断がありましたが、ケイラやヴァレンティナ・シェフチェンコの近況はどうですか? 今年中に彼女たちの防衛戦が見られるでしょうか?
「そう願っているよ」
──「願っている」以上の何か、確信のようなものはありますか?
「もちろんケイラに関しては、非常にクレイジーな状況だった。首の手術をして……彼女が受けた首の手術の後で、すぐに何かが起きるのだけは避けたかった。分かるかい? アマンダ・ヌネスが首にからみついてくることだよ。だから、彼女が完全に110%健康になってから試合に臨めるようにしたいんだ」
──友人のディン・トーマスがポストファイトショーで、今夜のジリアンの敗戦を最後にファイターのセコンドを引退すると発表しました。あなた方には関係性もあり、彼は番組のホストやポッドキャストなど、プロモーションで多くの役割をこなしていますが、これについてどう思われますか?
「彼は私には何も言ってないぞ。知らなかったな。セコンドを引退するなんて聞いたことがない。それは史上初めてかもしれないね。そんなの初めて聞いたよ。うーん。もう誰かと組むことのプレッシャーや日々のプレッシャーに疲れたのかもな。長年多くのファイターと組んできたし、燃え尽きてしまったのかもしれない」
──今夜の第2試合でニール・マグニーがまた勝利を挙げました。UFCで通算25勝目です。これを達成したのは彼とジム・ミラー、チャールズ・オリベイラの3人だけです。この長寿と成功をどう評価しますか?
「素晴らしいよ。彼は本当にタフな男だ。それに、今夜はアンダードッグだったろ? ニール・マグニーがどうやったらアンダードッグになるのか分からないね。どれだけ歳をとっていようと、試合で彼を過小評価することなんてできないんだ。彼はジム・ミラーのようなものさ。ほかに質問は? それじゃあ皆さん、良い夜を。サンキュー、フィラデルフィア! フィラデルフィアはいつも最高だ、この街が大好きだよ」







