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【ONE FF】大浦・マイケが肩固め極めてONE初勝利、アリーフが生ける伝説サムエーをKOして暫定王者に、那須川龍心が打ち合いでの強さを見せて見事TKO勝ち、吉田晄成が4戦目にして初黒星、パンパヤックがメキシカンに完勝

2026/07/24 20:07

▼第5試合 ONEストロー級(-56.7kg)ムエタイ暫定世界王座決定戦 3分5R
×サムエー・ガイヤーンハーダオ(タイ/Evolve MMA)
KO 5R 1分09秒 ※右ストレート
〇アリーフ・ソー・デチャパン(タイ/マレーシア/Sor Dechapan)
※アリーフが暫定王座に就く。


 サムエーはルンピニースタジアム認定スーパーバンタム級とスーパーフライ級の2階級、プロムエタイ協会ではスーパーバンタム級・スーパーフライ級・フェザー級の3階級を制覇。2011年にはルンピニー・ファイター・オブ・ザ・イヤーとスポーツライターズ・フレンズ・ファイター・オブ・ザ・イヤーの両方を受賞しているムエタイレジェンド。


 2018年1月にONE最初のムエタイの試合を戦ったサムエーは、2018年5月に初代ONEフライ級ムエタイ世界王者、2019年12月には初代ONEキックボクシング世界ストロー級王者となった。さらに2020年2月、ムエタイ世界同級王座も獲得して二種目統一王者に。両王座は失ったが43歳になった今も戦い続け、ジャン・ペイメン、ジャオスアヤイらに勝利。現在3連勝で王座返り咲きを目指す。戦績は378勝50敗9分。


 アリーフは2023年4月のONE Friday Fightsから参戦し、4連勝(2KO)を飾ったが2024年4月にジャン・ペイメンに判定負け。続く7月のエリス・バルボーサ戦も判定2-1で敗れたが、8月にマフディーの兄ザカリア・ジャマリをKOして再起。その後は2025年12月のラマダン・オンダッシュ戦まで5連勝を飾った。177cmの長身の22歳。ONE戦績は9勝(5KO)2敗。


 1R、サウスポーのサムエーは右へ回り込む。アリーフは右の蹴り、サムエーは左インロー。右ミドルから右ストレートにつなぐアリーフに、サムエーは左ミドルを返す。アリーフは後ろ廻し蹴りを放ち、サムエーの右ローに左ハイを合わせる。サムエーは仰向けに倒れるがスリップ判定。前へ出て攻めていくアリーフはヒジも打つ。体勢を立て直すサムエーにアリーフは右ストレート。アリーフのダイナミックな攻撃が目立った。


 2R、サムエーは左ストレートを連打して前へ出ると左ミドル。アリーフも負けじと左ミドルハイを蹴っての右ストレート。サムエーの左ミドルに右ストレートを合わせるアリーフ。サムエーが大きく下がる。サムエーが攻撃するたびに場内からは大歓声が沸き起こる。


 左インカーフを蹴るサムエー。互いに相手のストレート、ハイキックを空振りさせる。サムエーが入ってくるところに右フックを合わせたアリーフだが、サムエーはそのまま突っ込んで組むとヒジを打つ。ビッグヒットでアリーフか。


 3R、サムエーが左ミドル、アリーフは右ミドル。その右ミドルに左ストレートを合わせに行くサムエー。アリーフはサムエーの左ミドルに右ストレートを合わせる。サムエーの左ミドルに右フックを合わせるアリーフ。リーチの差が如実に現れる展開に。サムエーが入って来るところに攻撃を合わせ続けるアリーフ。前に出るサムエーに待ちの体勢だ。左ミドルに右ヒジも合わせようとするアリーフ。サムエーは手詰まり状態に。


 4R、サムエーの左ミドルに後ろ蹴りを合わせるアリーフ。両者とも手数が減る。見合う時間が長い。両者にレフェリーから注意が入る。サムエーがアリーフの右ミドルをキャッチして殴りに行くが、有効打はない。


 5R、サムエーの左ミドルに右ストレートを合わせるアリーフ。遠い距離から右ストレートを打ち、飛びヒザ蹴りも発射する。サムエーは顔を遠ざけながら左ミドルを蹴るが、アリーフにワンツーの右ストレートを打ち抜かれて吹っ飛ぶようにダウン。立ち上がったサムエーは“ダウンじゃない”とアピールするが、試合は続行される。



 アリーフは右ヒザをアゴに突き上げ、右ハイキックからワンツー。サムエーがバッタリと倒れ、レフェリーは即座にストップ。アリーフは倒れ込んで喜びを表現した。


 ベルトを掲げるアリーフにはボーナスも。「前回ボーナスをいただいてから1年以上経っているから嬉しいです」と喜ぶアリーフ。リング上にはベルトを持って世紀王者のプラジャンチャイも上がり、フェイスオフ。互いのベルトを奪おうとするパフォーマンスも。


 プラジャンチャイは「新チャンピオンおめでとうございます。そしてサムエー、激闘でした。ナイスファイト」と称え、アリーフは「ありがとうございます。次はあなたと戦いたいです」と王座統一戦へ向けて意気込んだ。

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