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レポート

【K-1】トーナメントは江川優生が全試合初回KOで完全優勝、武尊は村越優汰との接戦で勝利、皇治・木村・林・城戸・山崎・愛鷹がKOの競演

2019/11/24 15:11

▼第5試合 K-1 WORLD GP第3代フェザー級王座決定トーナメント・一回戦第4試合 3分3R・延長1R
×西京春馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/第3代K-1 KRUSH FIGHTフェザー級王者)
KO 2R 1分59秒 ※左ローキック
〇アーサー・メイヤー(フランス)
※メイヤーが準決勝へ進出。


 西京は2014年に16歳でプロデビューすると、2015年にK-1甲子園で優勝。2017年6月にK-1で小澤海斗に勝利し、同年10月の再戦でも小澤に勝利して第3代Krushフェザー級王座に就いた。2018年3月には村越に勝利して初防衛に成功すると、6月に「第2代K-1フェザー級王座決定トーナメント」に出場して決勝に進出したが、両足をつるという不運に見舞われてTKO負け。今年1月には江川に敗れて王座を失ったが、6月にはバレラをKOして完全復活を遂げた。


 対するメイヤーはタイに活動拠点を置くムエタイ選手で、ルンピニーやオームノーイスタジアムで60戦以上のキャリアを積む28歳。戦績は43勝(19KO)19敗1分。サウスポーから繰り出す左ストレートと蹴り技を得意とする。また、2018年2月にはフランスでWBCムエタイ・インターナショナル・フェザー級王者MOMOTAROと対戦して判定2-0で勝利を収めている。


 1R、サウスポーの西京は左右ローを蹴りつつワンツーを狙う。メイヤーも一発一発が強烈なローキック。西京はその左ローに右フックを合わせてダウンを奪う。一気にパンチでラッシュを仕掛ける西京だが、メイヤーも打ち返してこのラウンドを耐える。


 2R、西京が後ろ蹴りを空振りすると、メイヤーは一気にパンチで距離を詰める。メイヤーの左ローを左スネでブロックした西京だったが、その直後に倒れ込み、左足の異常をセコンドに訴える。レフェリーが試合をストップし、メイヤーがKO勝ち。西京は担架で運ばれた。

▼第4試合 K-1 WORLD GP第3代フェザー級王座決定トーナメント・一回戦第3試合 3分3R・延長1R
〇江川優生(POWER OF DREAM/第4代K-1 KRUSH FIGHTフェザー級王者)
KO 1R 1分41秒 ※左ボディブロー
×ホルヘ・バレラ(スペイン/WKL世界フェザー級王者)
※江川が準決勝へ進出。


 江川は2013年10月に高校生でプロデビュー。武居由樹とは同門であり、高いボクシングスキルとシャープなパンチを持つ。パンチの破壊力に骨が耐えられず拳の負傷に泣かされたが、今年1月にKrushフェザー級王座を奪取。6月の初防衛戦では初回KO勝ちを飾っている。


 対するバレラは回転の速いパンチのコンビネーションを武器とし、2017年にISKA欧州フェザー級王座、WKL世界フェザー級王座に就く。2018年6月にK-1初来日を果たすと、第2代K-1フェザー級王座決定トーナメントで小澤海斗をKO、村越からはダウンを奪った。今年3月には芦澤竜誠もKOしたが、6月には西京春馬にKO負けしている。


 1R、序盤に江川が三日月蹴りと左フックをクリーンヒット。顔面とボディに左フックを打ち分けると、バレラも右ストレートを放つ。江川の強烈な左ボディに下がるバレラ。コーナーに追い詰めた江川がとどめの左ボディを突き刺し、バレラは悶絶。江川が圧巻のKO劇で準決勝進出を果たした。

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