かつての練習仲間、元PANCRASE二階級制覇王者のISAOに、矢地が寝かされず有効打当てて判定勝ち「生き残ったぞ」
▼ライト級 5分3R
〇矢地祐介(フリー)29勝16敗2分 70.80kg
[判定3-0] ※29-28×3
×ISAO(NEVER QUIT)27勝9敗2分 70.65kg
インスタライブで発表されたカード。榊原信行CEOは、ABEMAの企画番組でウルフアロンに3カウントで敗れた矢地について、「『負けたら出さない』と言ってたんですけど。あんなルールで企画を成り立たせていること自体がようわからんというか。体重もデカくて、柔道家で道衣着てて勝てるわけないじゃん。でしょう? 企画としてもパッとしたかったと思うんですよね。だからあの試合に負けたからって、もうRIZIN出禁だっていうのはちょっとかわいそうだなと思って。この試合に負けたらRIZIN出禁にします。そのぐらいの覚悟でISAO選手に挑んでもらいます」と発破をかけた。
矢地は、2024年5月にBellatorに参戦し、マンスール・ベルナウイに1R ダースチョークで一本負け後、2024年9月のRIZINで宇佐美正パトリックに判定勝ち。同年大晦日に桜庭大世に1R TKO負けを喫したが、2025年9月に芳賀ビラル海を2R リアネイキドチョークに極めて再起。しかし、2026年3月の前戦『RIZIN.52』ではキム・ギョンピョに2R TKO負けしている。
ISAOは、フェザー級とライト級で元PANCRASE二階級制覇王者。2016年に斎藤裕にスプリット判定勝ちするなど、PANCRASEで6連勝後、23年11月の『Bellator 301』でフェザー級でイブ・ランドゥーにスプリット判定負け。その後、25年7月に4年ぶりのPANCRASE参戦で、ラジャブアリ・シェイドゥラエフの盟友カリベク・アルジクル ウルルに1R KO負け。12月の前戦でライト級に戻し、元UFCの粕谷優介に2R リアネイキドチョークで一本負けで3連敗を喫した。
1R、ともにサウスポー構えも、矢地のローにISAOは組んでドライブ。四つでケージ背にしながらも崩すのは矢地。戻して押し込むISAO。左で差して内股で投げたISAO! ヒザ立ちまで戻した矢地は立ち上がり。四つからヒザの突き合いも矢地のヒザがISAOにローブローに。中断。再開。
矢地に「注意」。矢地の左ハイをかわしてニータップのISAOはシングルレッグで組み。左差しでクラッチは矢地、ヒザも。左で差して回して崩したISAOがテイクダウン。フルガードの矢地は下から細かいパンチ。ISAOは時折、上半身を放してパウンド。矢地ガードのままゴング。
2R、矢地のカーフに左カーフのISAO。ISAOの蹴りに左を狙い、左ハイも。かわしたISAOは詰めて組んで押し込み。矢地はケージ背に首相撲も、ISAOは首を押し上げ立ててからダブルレッグテイクダウン! 座る矢地は右で首を巻いて立ち上がり。
ギロチンのセット際で寝かせるISAO。すぐに立つ矢地。四つからヒザの両者。ISAOの小外がけを回した矢地は小外で崩して立ち際にヒザ。立つISAO。キムラで回してトップ、バックの取り合い。トラックポジション狙いのISAOに抜けてトップは矢地。インサイドガードからヒジを落とす矢地に立ち上がるISAOが押し込みゴング。
3R、先に左ローで入る矢地にISAOも左ロー、ミドルで圧力をかけて左で差して組み。四つでヒザの矢地にISAOもヒザ。クラッチする矢地。ブレーク。詰める矢地、左フックは空ぶりも左ハイはISAOがブロック、左から右で詰めるISAOに体を入れ替えた矢地。ブレーク。
矢地が前に左右の蹴り。詰めるISAOは右前手フック狙いの矢地をかわして左ヒザ。矢地は右ハイもISAOは小外でテイクダウン! 右で頭を抱える矢地。ISAOは左足をかけて矢地のギロチンに合わせてバック狙い。しかし胸を合わせて立つ矢地。四つに。支え釣り込み足で崩そうとするISAOに、矢地はバッククリンチに。
右足をかけた矢地の崩しに残すISAOはアームロック狙いから正対して、左右で前に。そこにヒザを狙う矢地。組んだISAOがテイクダウンもすぐに立つ矢地。ISAOが押し込むもゴング。
判定3-0(29-28×3)で矢地が勝利。ISAOは組んでテイクダウンもダメージを与えられず。左ロー、右前手フックを当てた矢地が熱戦を制した。
試合後、矢地は「こんな試合でマイクはあんんまりないんで……これで生き残ったんでここからトップに登ります」と語った。










