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【ボクシング】井上尚弥が中谷潤人に判定勝ちで世界Sバンタム級4団体王座防衛、武居由樹がワン・デカンに辛勝、WBC世界バンタム級王座戦・井上拓真が井岡一翔の5階級制覇阻む初防衛、佐々木尽が田中空に判定勝ち、森脇唯人がユンにリベンジ戴冠

2026/05/02 14:05

▼スーパーバンタム級 8回戦
〇武居由樹(大橋)
[判定2-0] ※77-75×2, 76-76

×ワン・デカン(中国)

 第6試合のスーパーバンタム級・8回戦で出場する武居由樹(大橋) とワン・デカン(中国)は前日蹴量でともに55.2kgでパス。武居は、25年9月にクリスチャン・メディナに4R TKO負けでWBO世界バンタム級王座から陥落して以来、8カ月ぶりの再起戦となる

 ワンとのフェイスオフ後、囲み取材に応じた武居は、階級を上げてスーパーバンタム級での計量をリミットより100グラムアンダーでパスしたことについて、「減量は、ここ最近でもやっぱりいいように落ちたし、コンディションはすごくいいなという感じできています」と落ち着いた表情。

 対戦相手のワンはWBA世界Sバンタム級15位。フェイスオフで対峙し、「今日初めて(会った)。肩周りがすごくデカいなという感じがして、ここからリカバリーしてさらにデカくなってくるだろうし、肌艶もよく、顔もいい顔つきしていたし、目もいい目をしていたし、強さそうな雰囲気でした」と警戒した。

 東京ドームでの試合は、2024年5月にジェイソン・モロニーを相手にWBO世界バンタム級王座を奪取して以来、2度目の出場となる。

「あのときとはまたちょっと違うテーマになりますけど、今回はしっかり復帰戦を飾って、またいい東京ドームとして思い出に残したいですし、今回、またあのときのような大声援を皆さんからもらえたら、自分は持っている以上の力を出せるだろうから、明日はぜひよろしくお願いしますと伝えたいです。頑張ります」と意気込む。

 メインの第7試合と第5試合の2つの世界タイトルマッチに挟まれた第6試合のセミファイナルでの登場に「セミではあるけど、セミではないと思っています。でもセミファイナルらしく、その仕事はしたいなと思っているので、東京ドームを自分なりに沸かせていきたいですね」と、同門の先輩のメインに繋げたいとした。

 大橋ジムからは、井上尚弥、井上拓真、田中空、田中将吾も出場する。

「もちろん尚弥さん、拓真さんもすごくモチベーション高くて、すごくいい練習をされてましたし、それに影響を受けて、自分もしっかり仕上げることができたので、田中空、将吾のみんなで勝って、いい東京ドーム大会にしたいですね」と、チーム大橋ジム全員での勝利を誓った。

 また、2日前には、同じK-1出身で交流の深い武尊(team VASILEUS)が引退試合となる、「ONEフライ級キックボクシング暫定世界王者決定戦」でロッタン・ジットムアンノンから4度のダウンを奪い、5R TKO勝ちした試合を確認した。

 武居は、「武尊選手の試合は、ほんとうに感動しましたし、元K-1ファイターとしてすごく勇気をもらえた、すごくいい試合でした。めちゃくちゃ感動しました。パワーをもらいました。続きます!」と、武尊の激闘から力を得て、続けて勝利したいと語った。

 逆境から勝利し、有終の美を飾ったK-1の先輩・武尊に刺激を受け、武井は満員の東京ドームで復活を果たすか。

 1R、サウスポー構えの武居にオーソのワンは右ボディストレート。左ボディの武居。圧力をかけるワンにサイドステップの武居。右に出て左を打つ。右オーバーハンドのワン。右アッパーから武居は左ストレート! 一瞬動きが止まったワン。

 2R、右ジャブの武居はワンの右をかわして左をヒット。ワンは右を届かせるが、左には武居が左ボディを当てる。足を左右に使って上下に打ち分ける。

 3R、圧力を強めるワン。右ボディストレート。武居はアッパーから返しの右フックを当てる。コーナーに詰めたワンは右をヒット! さらに左右で詰めて右を当てる。サークリングする武居。

 4R、詰めるワンに右アッパー、左で突き放そうとする武居だが、追うワン。出入りでそこに左ボディを当てる武居。ワンは左フックで前に。アゴを打ち抜く。

 5R、ワンの詰めに体を入れ替えて左を突く武居。左右に回る武居は追ってくるワンに左ストレート。ワンの右をかわして左ストレートを突いて、右アッパー! さらに左右をまとめるが、ワンも左を返す!

 6R、ワンツーの右に左を返した武居は、コーナーに詰めて右! ラッシュ。しかし、右を返すワン。回って右を突く武居は、ワンツーの左をクリーンヒットで当てるが、ワンの右の連打に後退。

 7R、大きな左右で詰めるワン。回る武居は左ストレート。左フックを当てて追うワンはコーナーに詰めて左ボディから右を振って左右でゴング。

 8R、詰めるワン。回る武居。コーナーを出るが右を被弾。詰めるワンのフックに連打を浴びるが、左を返す。しかし詰めるワンは右のカウンター! さらに右にクリンチ、しかし武も左から右を返してゴング。

 判定2-0(77-75×2, 76-76)で武居が辛勝。「こんな大きな大会でこんなにたいしたことない試合をしてしまって……でもワン選手、ほんとうに強かったです。ありがとうございました。とりあえず今日はもうこれ以上、言えることはないです。たくさんに応援ありがとうございました」と語った。退場のワンにも大きな拍手が送られた。

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