ONE SAMURAI 12026年4月29日(水・祝)東京・有明アリーナ※U-NEXTにてLIVE配信中
▼メインイベント(第15試合)ONEフライ級(-61.2kg)キックボクシング暫定世界タイトルマッチ 3分5Rロッタン・ジットムアンノン(タイ)※インタビュー=61.14kg/1.0095武尊(team VASILEUS)※インタビュー 60.78kg/1.0226
両者は2025年3月のONE日本大会で対戦し、ロッタンが序盤のラッシュで1R1分20秒、KO勝ち。その後、武尊は11月のONE日本大会でデニス・ピューリックに2RでTKO勝ち。次の試合で引退することを表明し、ロッタンとの再戦をアピールしていた。
武尊は2011年9月にKrushでプロデビュー。2013年3月に初代Krushフェザー級王者になると、2015年4月に初代K-1スーパー・バンタム級王者、2016年11月に初代K-1フェザー級王者、2018年3月に第4代K-1スーパー・フェザー級王者となりK-1三階級制覇を達成。2022年6月の『THE MATCH 2022』で那須川天心に敗れると、K-1を離れて2023年6月にISKA K-1ルール世界ライト級王座を獲得。
2024年1月からはONEに参戦。ONEキックボクシング世界フライ級王者スーパーレックに挑戦するも判定負け。9月にタン・ジンをKOし、2025年3月に念願のロッタン戦を実現させたが初回KO負け。11月の再起戦でデニス・ピューリックに2RでTKO勝ちすると、次のロッタン戦で引退することを表明した。戦績は45勝(27KO)5敗。
ロッタンは2018年6月、RISEに初来日して那須川天心と初代RISE世界フェザー級王座決定戦で対戦し、延長戦の接戦の末に判定負けを喫したが一躍その名を轟かせた。2018年9月からONEに参戦し、2019年8月にジョナサン・ハガティーに5R判定勝ちでONEムエタイ世界フライ級王者に。2023年5月には5度目の王座防衛に成功するも、2024年11月の『ONE169』で計量ミスにより王座剥奪。
2025年3月、武尊と対戦して1R1分1秒でKO勝ち。2025年11月の日本大会でノンオーとフライ級ムエタイ世界王座決定戦を行うはずだったが、欠場で中止となっていた。
[nextpage]
▼第14試合 ONEフライ級(-61.2kg)MMA世界タイトルマッチ 5分5R 若松佑弥(日本/TRIBE TOKYO MMA/王者)20勝6敗 ※インタビュー=60.78kg/1.0116アバズベク・ホルミルザエフ(ウズベキスタン/挑戦者)15勝2敗 ※インタビュー=60.69kg/1.9927
ONEフライ級王者の若松佑弥は、25年3月にアドリアーノ・モラエスを1R TKOで悲願の王座奪取すると、11月にはジョシュア・パシオを2R TKOし、初防衛に成功。31歳。
挑戦者のホルミルザエフはONE9勝1敗。25年7月に和田竜光と対戦し、右の前蹴りで和田の顎を壊して判定勝ち。
続いて、南アフリカの無敗ファイターウィリー・ファン・ローエンも1R 腕十字に極めると、直近では12月にジェレミー・ミアドに2R TKO勝ちを収めている。
若松は、今回のホルミルザエフ戦に向け「相手はとてもアグレッシブな選手で、打投極全てにおいてレベルが高いです。特に右足の蹴りに関しては危険度が高いです。全てを尽くしてこれまで培ってきた技術と精神面をこの『ONE SAMURAI 1』大会で見せたい。新しい若松佑弥を見せられると確信していてどんな戦いができるのか自分でもワクワクします。(日本のファンに)いつも応援頂き本当にありがとうございます。僕の全てを試合で見せるので楽しみにしていてください!」とのコメントを主催者を通じて発表している。
ウズベキスタンのホルミルザエフはグラップリングと打撃の双方を武器に、15勝中、8KO・TKOと6つの一本勝ちと、驚異の93%のフィニッシュ率を誇る。
25歳でフライ級の“最も危険な若手”から、最強挑戦者へと成長を遂げたホルミルザエフを相手に、MMAファイターとしてピークに向かう若松は、日本で2度目の王座防衛を果たせるか。
[nextpage]
▼第13試合 ONEアトム級(-52.2kg)ムエタイ世界タイトルマッチ 3分5R吉成名高(エイワスポーツジム/王者)※インタビュー=51.7kg/1.0000ソンチャイノーイ・ゲッソンリット(タイ/挑戦者)=52.16kg/1.0066
名高は2025年3月の『ONE 172』日本大会でONEデビューを果たし、ラック・エラワンを3R2分40秒でKO。6月の『ONE Friday Fights 114』ではバンルーロック・シットワチャラチャイに圧勝の判定勝ち、8月の『ONE Friday Fights 122』ではハマダ・アズマニに3R15秒、TKO勝ち。そして、11月の『ONE 173』日本大会ではヌンスリン・チョー・ケットウィナーに判定3-0で勝利、初代ONEアトム級ムエタイ世界王座に就いた。
ソンチャイノーイはS1ジュニアバンタム級王者の肩書きを引っ提げて2022年9月のNJKFに初来日すると、塚本望夢を1RでKO。2023年4月には『BOM OUROBOROS 2023』で名高に3RでKO負けを喫したが、強烈な攻撃の数々で名高を苦しめた。2023年7月の『BOM』にも来日し、重い左右ローキックで場内をどよめかせ、5Rには首相撲からのヒザ蹴りでジュライ・ウォーワンチャイ(=石井寿来)に判定2-0で勝利している。
ONEには2023年1月の『ONE Friday Fights 2』から出場し、9戦全勝(4KO)の快進撃。名高とONEアトム級世界タイトルを争う最右翼と目されていたが、直前の2025年8月にヌンスリンに敗れた。10月の再起戦でサライ・タンに勝利し、ONE戦績を10勝1敗とした。所属するゲッソンリットジムは、K-1など日本で大活躍したチャンプアを輩出したジムだ(※チャンプアは現在同ジムのトレーナー)。
[nextpage]
▼第12試合 ONEバンタム級(-65.8kg)キックボクシング世界タイトルマッチ 3分5Rジョナサン・ハガティー(英国/Knowlesy Academy/Team Underground/王者)=65.13kg/1.0049 与座優貴(team VASILEUS/挑戦者)=65.58kg/1.0103
ハガティーは7歳からムエタイを学び、12歳からアマチュアで試合を開始。2016年4月にISKAムエタイ世界スーパーフェザー級王座を奪取し、2018年5月にはWBCムエタイ世界スーパーフェザー級インターナショナル王座も奪取。2019年1月からONEに参戦すると、5月の2戦目でサムエーを破りONEフライ級ムエタイ世界王者に。同王座はロッタンに奪われるも2023年4月にはノンオーをKOしてONEバンタム級ムエタイ世界王座に就き、11月にファブリシオ・アンドラージにKO勝ちでキックボクシング同級王座も獲得して統一王者となった。
2024年9月、スーパーレックに49秒KOで敗れてムエタイ王座は手放したが、2025年2月にウェイ・ルイを破りキック王座の初防衛に成功した。戦績は24勝(16KO)5敗。その後、怪我の治療のため戦列を離れ、今回が約1年2カ月ぶりの試合となる。 与座は、2017年極真会館第6回全世界ウェイト制空手道選手権大会で軽量級優勝の実績を持つ空手家で、2019年3月にキックボクシングに転向。7戦全勝(3KO)の快進撃を続けていたが、2020年2月の鈴木千裕戦で初黒星。2021年12月にKrush初参戦を果たすと豪快KO勝ち、2022年2月のK-1ではいきなり当時のライト級王者・朝久泰央と対戦すると、延長戦で勝利する番狂わせを起こした。2023年3月の朝久との再戦でも勝利し、第6代K-1 WORLD GPライト級王座を奪取。
2024年3月にはRISEのリングでRISEライト級王者・中村寛と対戦し、負傷判定での勝利。7月にゴンナパー・ウィラサクレックと対戦すると、1Rで3度ダウンを奪う圧勝でインパクトを残した。9月には元ONEキックボクシング世界フライ級王者ペッダム・ペッティンディーアカデミーを3R1分15秒でKO。2025年5月、『ONE Friday Fights 109』にてONE初参戦を果たし、エルブルース・オスマノフに圧勝。7月は元王者ペッタノン、11月にはスーパーレックを破り3連勝。戦績は22勝(9KO)2敗。
[nextpage]
▼第11試合 ONEフェザー級(-70.3kg)キックボクシング 3分3R海人(TEAM F.O.D)※インタビュー=69.58kg/1.0023マラット・グレゴリアン(アルメニア)=69.22kg/1.0023
両者は2025年3月23日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催された『ONE 172: TAKERU vs. RODTANG』での対戦が決まっていたが、前日計量の規定時間内にグレゴリアンが現れなかったため海人サイドが不信感を抱き、試合出場を拒否。大会前日に中止が発表されていた。
あれから約1年、両者は『ONE SAMURAI.1』で因縁に決着をつける。海人は主催者を通して「去年の3月に流れた試合なので、やっとできるなという気持ちです。圧倒して勝ちます。(ONE SAMURAI)の旗揚げ大会なので、未来に残るいい試合をして、必ず勝ちます。強い海人をONEのリングでもお見せしていきます。皆さん最高に期待して待ってて下さい!」とのコメントを寄せた。
海人は2014年2月にデビュー。2017年11月にSB日本スーパーライト級王座を獲得し、2018年11月にはS-cup2018 -65kg世界トーナメント優勝。その活躍はSB内だけに留まらず、2016年以降はRISE、RIZIN、KNOCK OUTで全勝。KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級王座、RISEミドル級王座を奪取した。2022年6月の『THE MATCH 2022』では野杁正明をも破っている。驚異の18連勝をマークしていたが、8月のGLORYで世界王者ティジャニ・ベスタティに敗れ王座奪取ならず。
その後は連勝で再び勢いに乗ったが、2024年2月に元ONE世界王者ペットモラコットに惜敗。4月のダイレクトリマッチでリベンジを果たした。ベスタティへのリベンジ&GLORY世界王座奪取を目標に掲げ、GLORYのランカーを相手に4連勝をかざっていたが、2025年5月の『ONE Friday Fights』でモハメド・シアサラニに判定負け。6月にはGLORY世界ライト級1位エンリコ・ケールに判定負けとキャリア初の連敗を喫したが、11月にケールにリベンジ成功。12月にはKNOCK OUTでシッティチャイを破った。戦績は62勝(26KO)9敗1無効試合。
グレゴリアンは2015年のK-1 WORLD GP初代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメントで3試合連続KO勝ち。初代王座に輝くと2019年5月にシッティチャイを破りGLORY世界ライト級王座も獲得。ONEには2020年12月に初参戦。2023年8月にONEフェザー級キックボクシング世界王者チンギス・アラゾフに挑むも判定負けでタイトル獲得ならず。2024年1月のONE日本大会ではシッティチャイと5度目の対戦でKO勝利を奪った。4月にはスーパーボンとONEフェザー級キックボクシング暫定世界タイトルを争ったが、判定で敗れている。2025年11月のONE日本大会では安保瑠輝也に判定勝ち。戦績は69勝(36KO)14敗1分1無効試合。
[nextpage]
▼第10試合 ONE女子アトム級(※52.2kg)MMA 5分3R 三浦彩佳(TRIBE TOKYO MMA)※インタビュー=51.7kg/1.0191澤田千優(IDEA ASAKUSA)※インタビュー=51.89kg/1.0000
2024年1月の日本大会で平田樹との日本人対決を制した三浦彩佳は、その後もマカレナ・アラゴン、リトゥ・フォガット、ジュリアナ・オタロア相手に3連続1R一本勝ち。ストロー級で戦った23年11月のメン・ボー戦から5連勝中。必殺のあやかロックを持つ柔道ベース。
対する澤田は、レスリングベース。ONE2連勝から2025年1月のメン・ボー戦で判定負けでキャリア初黒星も、その後、マカレナ・アラゴンに一本勝ちで再起すると、平田樹、ナタリー・サルチェードを相手にともに判定勝ち。三浦との対戦をアピールしていた。
ともにアトム級王者デニス・ザンボアンガへの挑戦権を得るために、負けられない試合となる。
[nextpage]
▼第9試合 キャッチウェイト(66.85kg)キックボクシング3分3R秋元皓貴(EVOLVE MMA/POD)=65.58kg/1.0023久井大夢(TEAM TAIMU)→初回 ×1.0252/144.4lbs→2回目 ×1.0263/144.8lbs→3回目 ×1.0270/144.6lbs最終14時30分 1.0066/147.4lbs× ※ハイドレーションテストをクリアも体重超過
秋元は65.58kg/1.0023で計量/ハイドレーションテストをパスするも、久井は65.49kg/1.0252で体重はクリアもハイドレーションテストをパスすることが出来ず。残り時間47分で臨んだ2度目も65.68kg/1.0263でハイドレーションテストをパスすることが出来なかった。リミットの13時前に3度目。水分を補給し、体重超過しないよう調整したか、65.58kg/1.0270でまたもハイドレーションテストをパスできず。
久井は、対戦相手の秋元の最終体重の5パーセント(※約3.279kg)まで水分追加で増量可能。公開計量までにハイドレーションテストをクリアしたうえで、キャッチウェイトの交渉に。対戦相手陣営がそれを受けるかどうかの判断となる(※【追記】最終14時30分 1.0066/147.4lbsでハイドレーションテストをクリアも体重超過。ファイトマネーの20パーセントは対戦相手に、キャッチウエイトの交渉の結果、66.85kg契約で合意となった。
ONEバンタム級(-65.8kg)キックボクシング3分3Rで、秋元皓貴(EVOLVE MMA/POD)vs.久井大夢(TEAM TAIMU)という意外な大物日本人対決が決定。
秋元は2019年1月からONEに参戦し、3月のヨゼフ・ラシリ戦でプロ初黒星を喫するも、その後は5連勝で2022年3月にカピタンを破りONEキックボクシング世界バンタム級王者に。2022年11月のペッタノン戦でスプリット判定負けし、王座を失ったが試合後ペッタノンに禁止薬物の陽性反応が認められたため、ペッタノンの王座は剥奪となっている。
2024年5月、約1年半ぶりの試合となったウェイ・ルイ戦で判定負け。9月のイリアス・エナッシにも判定負けで3連敗を喫したが、2025年3月のONE日本大会でジョン・リネカーを判定2-1に破り、連敗を脱出。11月の日本大会ではルイと再戦し、判定勝ちでリベンジした。
久井は2022年4月にプロデビュー後、12月に3戦目にしてKNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座を獲得。2023年9月にBLACKライト級王座に就き17歳にして2階級制覇、2024年6月に龍聖とBLACKスーパーフェザー級王座決定戦を争い、17戦無敗だった龍聖に初黒星を付けて三冠を達成。2024年12月の「KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座決定トーナメント」で優勝し、再び同王座にも就いた。
2025年2月にはIPCC世界-60kg王座をカンボジアで獲得。6月に龍聖との再戦を制してBLACKスーパーフェザー級王座の初防衛に成功すると7月にライト級転向第一戦でロムイーサンとの再戦で判定負け。9月に『ONE Friday Fights』初参戦を果たすとONEムエタイで完封勝利。10月には古村匡平にKO勝ち。12月にゴンナパーに判定勝ちでKNOCK OUT-REDライト級王座を奪取し、2月のダイレクトリマッチではドローで初防衛に成功した。戦績は19勝(6KO)5敗1分。
パワーの秋元、スピード&テクニックの久井という図式。互いに蹴りを多用するタイプだけに、蹴り合いでペースを握ってパンチにつなぐことがカギとなりそうだ。 しかし、それ以上に気になるのは両者の体格差。ONEバンタム級(-65.8kg)で長く戦ってきている秋元に対し、久井はKNOCK OUTライト級(-62.5kg)に上げたばかり。ただでさえ同級でパワーのある秋元に、久井はどう立ち向かうか。
[nextpage]
▼第8試合 ONEフェザー級(-70.3kg)キックボクシング 3分3R和島大海(月心会チーム侍)=70.03kg/1.0140リカルド・ブラボ(ウィラサクレック・フェアテックスジム)=69.12kg/1.0124
和島は2021年12月に木村“フィリップ”ミノルに挑戦して左ミドルでKO勝ち、第4代K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王座に就いた。2022年6月の『THE MATCH 2022』では“ブラックパンサー”ベイノアから3度のダウンを奪う圧勝。2023年7月にはかつて敗れているジョーダン・ピケオーをもKOしてK-1で7連続KOを飾ったが、12月の3度目の防衛戦でオウヤン・フェンにKOで敗れて王座を失った。
2024年は3月の「K-1 WORLD MAX-70kg世界最強決定トーナメント」開幕戦でダリル・フェルドンクにKO負けを喫するも、12月には同トーナメントを制覇したストーヤン・コプリヴレンスキーからダウンを奪い勝利。2025年7月21日にK-1グループとの契約が満了したことを発表し、10月にONEとの独占複数試合契約を結んだ。11月の日本大会に緊急参戦したがナビル・アナンに判定負け。戦績は22勝(18KO)7敗。
ブラボは17歳の時にアルゼンチンから来日。長いリーチから生み出される鋭いストレートを武器にKOを量産し、2018年に7戦無敗で新日本キックボクシング協会ウェルター級王座を獲得。2022年に所属していた新日本キックを離れ、新たにWSRフェアテックス所属となり12月にRISE初参戦。2023年8月、ONE FF初参戦を果たしてルンピニースタジアム認定ミドル級王者を2RでKOすると、3連続KO勝ち&ボーナスを獲得して10万ドルの本戦契約が結ばれた。
しかし、2024年8月に初のキックボクシングルール(過去3戦はムエタイルール)でジョージ・ジャービスに判定負けでONE初黒星。2025年6月のアリアン・エスパルザ戦ではムエタイルールで判定負けと連敗を喫している。戦績は27勝(22KO)5敗2分。3月13日のONE FFで試合が決まっていたが、対戦相手の欠場のため中止になっていた。
和島はブラボ戦について「ONEでKO勝ちをして、本戦契約を勝ち取っている試合を見たことがあります。凄いパンチも強くていい選手だとは思いますが、絶対に僕が勝ちます」と意気込んだ。
[nextpage]
▼第7試合 キャッチウエイト(53.25kg) MMA 5分3R平田 樹(フリー)=51.8kg/1.0057リトゥ・フォガット(インド)最終 1.0014/117.4lbs ※体重超
平田は51.8kg/1.0057で計量/ハイドレーションテストをパスしたが、フォガットは52.34kg/1.0259でクリアできず。残り時間56分のところで再テストに臨んだが、1.0263でまたもハイドレーションテストをパスすることが出来なかった(体重計には乗らず)。残り8分での3回目のトライも52.43kg/1.0266で体重/ハイドレーション共に超過となった。規定時間外の14時30分に1.0014/117.4lbsでハイドレーションテストをクリア、体重は超過。キャッチウエイトの交渉で53.25kg契約で合意した。
当初、25年11月の東京大会で組まれていたカードが約半年ぶりに実現。
平田は、ハム・ソヒ、三浦彩佳、ビクトリア・ソウザを相手に3連敗を喫していたが、25年8月に、1年2カ月か月ぶりの復帰戦でアーティ・カトリに判定勝ちで3年ぶりの白星を掴むも、11月の前戦で澤田千優に判定負け。MMA7勝(2KO・2一本)5敗、26歳。
対するフォガットは、映画『ダンガル きっと、つよくなる』で描かれた伝説のコーチを父に持つ、レスリング一家の三女。25年に母としての時間を経てMMAに復帰。インド人女性として初めてMMAの世界王者となることを究極の目標としてその夢に向かって、再び力強く歩みを進めている。
現在はスタンプ・フェアテックス、ティファニー・テオ、三浦彩佳を相手に3連敗中で、21年10月のジェネリン・オリシム戦以来、4年半ぶりの勝利を目指す。MMA7勝(3KO)4敗、31歳。 戦績が近い者同士でフォガットがレスリング、平田が柔道がバックボーンのグラップラー同士。MMAとしてどちらが立ち合いで勝り、トップを奪うか。
[nextpage]
▼第6試合 ONEフライ級(※61.2kg)5分3R和田竜光(フリー)26勝14敗2分=60.87kg/1.0044伊藤盛一郎(リバーサルジム横浜グランドスラム)18勝4敗2分=60.5kg/1.0044
和田は、2024年7月の『ONE Fight Night 23』のフライ級MMAで、シェ・ウェイに判定3-0勝利で、アーネスト・モンティーリャ戦の一本勝ちに続く2連勝。ストロー級挑戦を宣言し、2025年1月に10戦無敗のサンジャル・ザキロフに判定負け。
7月に現在15勝2敗の強豪アバズベク・ホルミルザエフ(※4.29 若松佑弥のフライ級王座に挑戦)とホルミルザエフの要望を受ける形で127ポンド(※57.6kg)契約で対戦し、初回に前蹴り&後ろ廻し蹴りでダウンを喫するも、巧みな打撃と組みで追い上げ判定で惜敗している。
伊藤との初対戦決定に和田は、「相手の印象はアグレッシブに一本を狙いに来るいい選手だと思っています。あとは、気持ちが弱いです。『ONE SAMURAI』第1回大会ということもあって、本当にいい機会に呼んでもらえた中で、しっかりいいパフォーマンスをして自分のこれからに繋げる試合にしたいと思っています」とコメント。
伊藤は、PANCRASE第9代フライ級王者。ZSTからRIZINを経て、PANCRASEに参戦してMMA6連勝。上田将年、秋葉太樹に続き、王座決定戦の有川直毅戦、初防衛戦のムハンマド・サロヒディノフ戦全てをリアネイキドチョークでフィニッシュしている“極めのプリンス”。25年6月にいったん王座を返上。ROAD TO UFC経由でUFC入りを目指すも、そのキャリアの豊富さにより選出ならず。26年3月のPANCRASE横浜大会でジョセフ・カマチョ戦が組まれたが、「カマチョの査証手続きの都合」により無念の試合中止となっていた。
基本、水抜きに制限のあるONEフライ級(※61.2kg)で初めて交わる2人。ONEストロー級(56.7kg)に転向していた和田は再びONEフライ級で、水抜きありでユニファイドのフライ級(56.7kg)で戦っていた伊藤は、水抜き無しで一階級上のONEフライ級に初めて挑むことになる。互いに経験豊富なMMAファイターとして、精緻な打撃を持つ和田に、スタンド進化も著しい伊藤。そしてそれがMMAのなかで異なる組みのスタイルに融合している。注目の日本人対決だ。
[nextpage]
▼第5試合 ONEストロー級(※56.7kg)MMA 5分3R山北渓人(リバーサルジム新宿Me,We)=56.43kg/1.0207黒澤亮平(THE BLACKBELT JAPAN)=56.33kg/1.0218 元PANCRASE王者の山北は、2024年1月の東京大会でボカン・マスンヤネに判定負けするまで8戦無敗。初黒星後は3月のカタール大会でジェレミー・ミアドを相手に1R ブルドッグチョークで一本勝ちし早々に再起を遂げる。
24年8月に猿田洋祐と日本人対決に臨み、ノンストップアクションの激闘の末、スプリット判定勝ち。続く25年2月にリト・アディワンに判定勝ちで3連勝中。
修斗&PANCRASE王者の黒澤は、25年3月の『PANCRASE 352』で初防衛戦で植松洋貴を2R TKOに下し、9月の『ONE Friday Fights 124』で難敵ジェイソン・ミラルペス(フィリピン)に判定3-0で勝利。
連勝記録を6(3KO・1一本)に伸ばしたが、26年1月にボカン・マスンヤネに判定負けで3年8カ月ぶりの黒星を喫した。
ともにボカン・マスンヤネに行く手を阻まれた日本人同士の王座戦線生き残りマッチとなる。
[nextpage]
▼第4試合 ONEフライ級(-61.2kg)ムエタイ 3分3R士門(エイワスポーツジム)=60.96kg/1.0214ジョハン・ガザリ(マレーシア/米国)=60.96kg/1.0214
士門・エイワスポーツジムこと吉成士門は、これまでにタイ国プロムエタイ協会スーパーフェザー級&ライト級王者、WPMFインターナショナル スーパーバンタム級王者、WMCインターコンチネンタル バンタム級王者、WMC日本フライ級王者に輝いている21歳。2025年10月にはヌンプーシンを1RでKOし、WBCムエタイ世界ライト級(-61.23kg)王座に就いた。
ONE FFには2024年12月から参戦。リッティデット、ヨードレックペット、ペットンローに3戦全勝、通算12連勝を飾っていたが、11月にタギール・カリロフを圧倒しながらも、士門が伸ばした手の指がカリロフの目に入り、カリロフが試合続行不可能となって無効試合となった。12月にはデッドゥアンレックにも完勝。吉成名高の従兄弟。
ガザリはムエタイファイターの両親を持ち、10歳からムエタイを始めた。タイで試合経験を積み、2023年2月からONE FFに出場。4連勝で本戦契約を勝ち取り、8勝(6KO)3敗の好戦績を収めている。
士門はガザリについて「マレーシアで人気のある選手で気持ちの強い選手だと思います」とし、「ONEサムライ第一回大会の名前に恥じぬように、面白い試合をして、盛り上げて、勝ちます」と語った。
[nextpage]
▼第3試合 ONEストロー級(-56.7kg)キックボクシング 3分3R黒田斗真(FORWARD GYM)=52.97kg/1.0172田丸 辰(team VASILEUS)=52.79kg/1.0107
黒田は2021年5月の「K-1バンタム級日本最強決定トーナメント」で必殺の左ストレートを武器に圧倒的な強さで優勝。2022年6月の『THE MATCH 2022』ではRISEの風音に延長戦の末に判定負けしたが、12月の「K-1 WORLD GP初代バンタム級王座決定トーナメント」で優勝し、初代王座に就いた。2023年6月には現在ONEで活躍中のラマダン・オンダッシュに判定勝ち。12月に石井一成の挑戦を判定3-0で退け、初防衛に成功。
その後は試合から離れていたが、2025年5月の『SPACE ONE×BOM』にて復帰、シワラットを1Rわずか55秒でKOした。9月の『ONE Friday Fights 126』に初参戦を果たすも、アダム・ソー・デチャパンに判定負けで黒星スタート。11月の2戦目でロシアのキリル・チジクに判定で初勝利をあげたが、2026年3月に吉成名高と戦ったバンルーロックに判定負け。戦績は15勝(5KO)5敗1分。
田丸はジュニアキックボクシング出身で、卓越したボクシング技術とディフェンス能力でプロデビュー後は10戦全勝(2KO)と無敗の快進撃で2018年11月に初代RISEスーパーフライ級王者となった。一時はスランプに陥ったが、2022年に階級を下げて臨んだ「初代RISEフライ級(-51.5kg)王座決定トーナメント」で優勝し、二階級制覇を達成。
「RISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament」では決勝でクマンドーイを破り優勝。2024年3月に志朗が保持するRISE世界バンタム級王座に挑戦したが、偶発的なバッティングにより無効試合に。6月にはジョン・ヒョヌをわずか35秒でKOした。9月の志朗との再戦では判定負け。戦績は18勝(4KO)4敗2無効試合。また、2025年5月にはRIZINでMMAに初挑戦したが、平本丈に判定で敗れた。11月にteam VASILEUS入りを発表。
黒田は田丸について「田丸選手は昔から知っている選手で、凄くテクニックがあって、目が凄くいい選手だという印象があります。田丸選手は国内でもトップの選手だと思うので、僕は今回そこに挑戦するつもりで戦いたいです」とコメント。
「今回ONEサムライの一発目、さらに武尊選手の引退試合も行われるので、そこに一緒に出場させていただけるのは、格闘家として光栄なことなので、楽しみにしています」と意気込む。
田丸は「初戦は黒田斗真選手。簡単な相手ではないけれど、しっかりと差を付けて勝つ。ONE SAMURAI 1で武尊さん、優貴くんと一緒の日に試合出来ることが嬉しい。まずは僕が必ず勝って繋げます!」と、VASILEUSの先鋒としてタイトルマッチの2人に勝利のバトンをつなげたいと話した。
[nextpage]
▼第2試合 ONEフライ級(-61.2kg)キックボクシング 3分3R陽勇(=ひゆう/Team Mehdi Zatout/TEAM3K)=60.6kg/1.0066内藤大樹(Bell Wood Fight Team)※インタビュー=60.78kg/1.0040
内藤大樹(Bell Wood Fight Team)と陽勇(=ひゆう/Team Mehdi Zatout/TEAM3K)の日本人対決が、ONEフライ級(-61.2kg)キックボクシング3分3Rで行われる。
内藤は2019年からONEを主戦場にして3連勝し、2020年12月の4戦目でジョナサン・ハガティーに判定負け。2022年5月の「ONEムエタイ フライ級ワールドGP」では初戦のスーパーレック・ギャットムー9に判定負けを喫した。その後は連敗を喫することもあったが、2025年6月のジョハン・エストゥピニャン戦(ONEムエタイ)でダウンを奪う完勝。27連勝中だったエストゥピニャンに黒星を付けた。さらに11月、緊急出場でナックロップとONEムエタイで対戦し、初回KO勝ちを飾って連勝中。戦績は37勝13敗。
陽勇は第1回全日本学生フルコンタクト空手道選手権1部男子軽量級(65kg未満)優勝、第7回JFKO全日本フルコンタクト空手道選手権大会軽中量級優勝などフルコンタクト空手で数々の成績を残してキックボクシングに転向。RISEを経て2024年9月からONEに参戦して4戦全勝。2025年9月、ジョーダン・エストゥピニャンとの無敗対決もTKO勝ちで制した。2026年3月にはスーブラックをも初回TKOで破り、戦績を13勝(6KO)無敗としたサウスポー。
7年間ONEで世界タイトルを狙って戦い続けている内藤と、新進気鋭の陽勇の対決。空手仕込みの多彩な蹴りからの左ストレートを得意とする陽勇。内藤も蹴り全般を得意としており、蹴りでペースを握っての右ストレート&左フックだ。蹴りの種類やレパートリーは違うが、2人とも蹴りで試合を作ってパンチで仕留める。
序盤から蹴り合いと、相手の蹴りに合わせたカウンターの取り合いとなりそうだ。負けた方がタイトル戦線から一歩後退するシビアな日本人対決となった。
[nextpage]
▼第1試合 ONEバンタム級(※65.8kg)5分3R永井奏多(TRIBE TOKYO MMA)9勝0敗1分=65.4kg/1.0066神部篤哉(ABLAZE八王子)8勝1敗=65.4kg/1.0049
永井は大会時に21歳になる無敗の修斗世界バンタム級王者。2025年は3月に藤井伸樹に判定勝ち後、5月に大阪でダイキ ライトイヤーに1R TKO勝ちで暫定王座につくと、9月に齋藤奨司を3R リアネイキドチョークに極めて統一王者となった。8連勝中。
“練馬ピラニア軍団”長南亮率いるTRIBE TOKYO MMAで鍛錬し、「ROAD TO UFC」も選択肢に上がるなかで「UFCファイターになる」のではなく「UFCで勝つファイター」になるためにさらなる経験を積んでいくことになった。
神部は、PANCRASEバンタム級6位。23年5月にFightingNexusでプロデビューすると5勝1敗でPANCRASEに参戦(※唯一の黒星をつけた中桐涼輔は11日のHEATで川北晏生とバンタム級王座決定戦)。25年4月大会で小原統哉を2R 肩固めに極めると、7月立川大会で前田浩平を1R 強烈なパウンド連打でマットに沈め、11月に合島大樹もパウンドアウト。3連勝中だ。26歳。
同級王者は、25年12月にファブリシオ・アンドラージを4R リアネイキドチョークで極めたエンク・オルギル・バータルフー。ジャダンバ・ナラントンガラグ以来、11年ぶりモンゴル人王者となったバータルフーが待つ王座戦線にからむ活躍を両者は見せるか。
1R、ともにオーソドックス構え。左ジャブを突く永井。被弾する神部。ジャブの刺し合い。右ローを返す。左から右の永井は左回りから先にシングルレッグへ。切った永井。右を振るが、かわして左を突く永井。右を当てた永井。永井は左ジャブ。
しかし神部は間合いを詰めると永井はシングルレッグ。差し上げる神部。左差しの永井はボディロックで崩し。残す神部、離れ際に右を突く。神部の右ローに右狙う神部。ワンツーから左を当てる永井。神部は打ち合いのなかで圧をかけて、永井のシングルレッグをがぶる。
ジャブを当てる永井。右フックから左へ繋ぐ。神部も左ジャブ。永井も圧力をかけ直し前に。ダブルレッグから左差しで押し込むも、突き放す神部は前に。永井は左回りでジャブを突く。
2R、左ジャブの永井に左ハイの神部。右ミドルから左も。永井は打って距離で外す。神部は永井のパンチをブロッキング。永井はシングルレッグから脇を潜ってバッククリンチから投げ、崩してバック狙いも離れる神部は前蹴り。
永井のジャブに神部はジャブも距離で外す永井はまたも詰めてシングルレッグで引き出しバッククリンチ。向き合うと足にダブルレッグの永井は崩してバッククリンチ。両足をフックしてリアネイキドチョーク狙い。
ボディトライアングルからネッククランクの永井はおたつロックから首を極めに、さらにパームトゥパームでリアネイキドチョークへ。外した神部はコーナー際で立ち上がり。永井はその背中に乗ったまま背後からパンチ。