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【修斗】“和製シェイドゥラエフ”になるか!? アジア大会準優勝・吉村拓海がプロデビュー戦でジャーマン、投げ連発で勝利

2026/04/15 21:04
【修斗】“和製シェイドゥラエフ”になるか!? アジア大会準優勝・吉村拓海がプロデビュー戦でジャーマン、投げ連発で勝利

(C)SUSTAIN

 2026年4月11日(土)東京・新宿FACEにてプロ修斗公式戦『SHOOTO GIG TOKYO Vol.41』(ツイキャス配信)が開催された。この項では、第8試合に出場したレスリングエリート吉村拓海と、空手出身の武田勇輝の試合リポートからお届けしたい。

▼第11試合 バンタム級 5分3R(※メインイベント試合リポート
〇人見礼王(修斗ジム東京) 61.1kg
[判定3-0] ※30-27×3
×福元大貴(リバーサルジム立川Alpha) 61.2kg

▼第10試合 ストロー級 5分2R(※セミファイナル試合リポート
〇友利瑠偉(パラエストラ小岩) 4勝3敗 52.0kg
[1R 2分00秒 KO]
×賢人(BJ MMA SCHOOL) 1勝2敗2分 51.9kg

▼第9試合 フェザー級 5分2R(※第9試合リポート
×澤江優侍(フリー) 3勝3敗3分 65.8kg
[判定0-3] ※17-19×3
〇齋藤 優(フリー) 3勝1敗 65.8kg
※2R、齋藤によるグランド状態でのヒザ蹴りの反則のため「減点1」

▼第8試合 バンタム級 5分2R
×武田勇輝(MASTER JAPAN TOKYO) 61.0kg
[判定0-3] ※20-18×3
〇吉村拓海(TRIBE TOKYO MMA) 61.1kg

 バンタム級で、2.28新宿FACE大会から連戦となる武田勇輝(MASTER JAPAN TOKYO)が“超攻撃型レスラー”吉村拓海(TRIBE TOKYO MMA)と対戦する。

 吉村は、レスリング強豪で今回がプロMMAデビュー戦。中学時代にレスリング全国大会で二冠、最優秀選手賞受賞。高校時代はアジア大会で準優勝、インターハイ団体戦優勝、個人準優勝。早稲田大学時代にアジア大会準優勝、インカレ準優勝、国民体育大会3位、2019年天皇杯全日本選手権フリースタイル61kg級で5位入賞。卒業後は自衛隊に入隊し社会人オープン大会優勝。TRIBEに所属し、26年1月のプロ修斗のトライアウトマッチで土橋琉海を1R パウンドでKOに下している。28歳。

 武田は、北海道札幌市生まれ。小3年から氣魂道場で空手を始め、小6で全日本優勝。高2でPFCに参戦。高校卒業と同時に上京し、MASTER JAPANに所属。2024年アマチュア修斗全日本選手権ベスト8、同年EXトーナメント3位でプロ昇格。25年3月『GRACHAN73』にてプロデビュー戦を36秒ヒザからのパウンドでTKO勝ち。

 25年6月の『POUNDOUT2』で全日本グレコ63kg級準優勝の松井涼に肩固めで敗れるも、8月の『GRACHAN75』で小松原翔太に1R TKO勝ち。田岡桂萌に判定負けも26年2月の修斗で御前昂史に判定勝ち。MMA3勝2敗。22歳。

 1R、サウスポー構えの吉村に、オーソの武田は右ミドル。武田の右にダブルレッグテイクダウンの吉村。ロープ際でクラッチの吉村に武田は立ち上がるが、吉村はジャーマンスープレックス。さらに立つ武田をシェイドゥラエフのようにボディロックで崩すと半身からリアネイキドチョーク狙い。

 仰向けになって防ぐ武田からマウントを奪う。ヒジを着いてコーナーに這って上体を立てる武田。吉村は武田の右手を背後から左手で縛って右足をかけると、武田の正対際にシングルレッグ。

 武田が正対するとボディロックで持ち上げ、なんとボディスラムのように股下に持ち替え、スラムしてテイクダウン! 武田はコーナーまで這って上体を立てて座る。

 吉村が殴った瞬間のスペースで立ち上がった武田。押し込むもブレーク。右インローを当てる武田。吉村のワンツーはかわす。さらに武田は右インロー。続いて軌道を変えて右ハイ。被弾した吉村だが浅い。その蹴り足を肩口で掴んで尻下でクラッチして持ち上げてテイクダウン! ロープまで這う武田の立ち際にパウンド。立つ武田のバッククリンチでゴング。吉村のラウンド。

 2R、右を突く武田。さらに右前蹴りを突くが、その蹴り足を掴んだ吉村は足を手繰り寄せてボディロックテイクダウン! 足を払いサイドからまたいでマウントも武田もコーナーで上体を立てている。コーナー使い立つ武田にシングルレッグで引き出し、右で差して押し込み。

 左小手で崩す武田に吉村は右を深く差して押し込み。バッククリンチ。正対狙う武田に肩を入れさせず。武田が正対するとクラッチ、ダブルレッグ、シングルレッグ、ハイクロッチで持ち上げテイクダウン。バッククリンチから細かいヒザでブレーク。

 後ろを向いて中央に戻る吉村に、先に前に詰めてゆく武田は右ハイもガード上。武田の左の入りに右テンカオ! 被弾した吉村だが、ダブルレッグからクラッチして持ち上げテイクダウン! 座る武田に右足をかけて細かいパウンド。ここも立った武田はコーナーに歩く。バッククリンチでついていく吉村。

 コーナー際で背後からヒザ。コーナーに頭をつけてクラッチを切ろうとする武田。正対した武田をまたもハイクロッチで組んで持ち上げてテイクダウン! コーナーで立つ武田はボディロックの吉村に正対してヒジを背中に落とすが、吉村は押し込みゴング。

 判定3-0(20-18×3)で吉村が勝利。新宿FACEファイナル大会でプロMMAデビュー戦を白星スタートした。

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