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2026年4月11日(土)東京・新宿FACEにてプロ修斗公式戦『SHOOTO GIG TOKYO Vol.41』が開催された(ツイキャス配信)。
2005年“不夜城”新宿歌舞伎町にオープンした新宿FACEが閉館。同所で50回以上開催された「プロ修斗公式戦」ではジャパニーズMMAを代表する平良達郎、堀口恭司、扇久保博正、斎藤裕らが若き日に鎬を削り、歴史を刻んでいる。今回はその新宿FACEでの最後の大会となる(※第1試合からセミまでの試合リポート続報あり)。
▼第11試合 バンタム級 5分3R
〇人見礼王(修斗ジム東京) 61.1kg
[判定3-0] ※30-27×3
×福元大貴(リバーサルジム立川Alpha) 61.2kg
2月28日大会で、前十字靭帯断裂から約1年ぶりの復帰戦に臨んだものの、リベンジに燃える藤田ムネノリに一本負けを喫した“KARATE KID”人見礼王(修斗GYM東京)が出場。
1Rは得意の打撃とフィジカルで攻勢に進めた人見だったが、2Rに入ると失速し、RNCでまさかの敗北。心機一転、志願のFACE連続参戦となった。
一方、対戦相手の福元大貴(リバーサルジム立川Alpha)はデビュー以来3戦3勝3フィニッシュというレコードを引っ提げ挑んだ1月の新人王決勝戦で、こちらも無敗の中島陸(ゴンズジム)と対戦し、RNCを極められ無念の初黒星を喫した。
互いに連敗は出来ない“負けられない”者同士。奇しくも前戦ではともにRNCで敗れており、敗戦から多くを学びとった者が勝者となり再びトップ戦線に返り咲くことになるだろう。“SHOOTO GIG TOKYO ”のラストファイトに相応しい一戦が決定した。
1R、防具空手&伝統派空手出身、サウスポー構えの人見は前後のステップから左オーバーハンド。左ミドル。さらにワンツーの飛び込み。さばくオーソの福元はシングルレッグに。
スプロールする人見は立ち際に首相撲ヒザ! 福元はなおも足を手繰りに行くが回って切る人見は踏み込んで左ミドルを当てる。
福元も右ミドルからコーナーに詰めてダブルレッグも左で差し上げてトップになるのは人見。ハーフからフルガードにした福元だがコーナーに頭が詰まる。左で差して時折煽る福元を押さえ込む人見。細かいパウンドに福元も抱え込み、ブレーク。
スタンド再開。小刻みなステップから左ミドルを届かせる人見。左オーバーハンドを潜った福元のシングルレッグをスプロールで切って立つと、福元の左ジャブに合わせて、奥の左足を上げて同時に左手を伸ばした突き! カウンターでもらって後方にダウンした福元。
すぐに立つ福元も左右で詰めるが右にステップでさばく人見。福元の入りに左を突き、福元の右の蹴りからの組みに左ヒザも当てる。もらいながらも組んでボディロックで引き込む形になった福元。ダブルアンダーからバタフライガード。人見は離れて立って下の福元の足を蹴る。
立ち上がる福元。左ミドルをワンステップで当てる人見。右から左も。福元が圧力をかけてコーナーに詰めると左ヒザで押し戻し、左で差して右でヒザを掴んでテイクダウン。その際で左で脇差し、左足を跳ね上げてスイープの福元!
ハーフから抱きつく人見の潜りに右小手で押さえて鉄槌。立って足に蹴り。人見の下からの蹴り上げをかすめながら両足をさばいてパスガード。サイドからマウントになったところでゴング。人見のラウンド。
2R、先に右から左の飛び込みで左を当てる人見に、右で迎え撃つ福元。突っ込みながらもそれをかわす福元。人見のその場の左フックは大振り。しかし左ミドルを当てる。左ハイをガードした福元。一転人見はダブルレッグテイクダウン! 足を上げてきた福元に離れて立つ。
ワンツーの左を大きく振る人見。かわす福元に右前手フックも大きい。詰める福元は右ミドル。そこに人見の左が交錯。プレッシャーをかける福元。人見の左をかわしてシングルレッグから右で差してダブルアンダーでクラッチ。コーナーから剥がそうとするが戻す人見。
ヒザ突き右の小外で崩す福元に、残す人見。ボディロックのままの福元は振って崩すが、人見は対角のコーナーまで歩いてバランス。なおも引き出す福元は大内刈を合わせてヒザを着かせるとその戻りにがぶりも、人見は頭を抜いて離れる。
すぐに詰める福元。ワンツーの人見をかわして右ボディストレート。コーナーに詰めた福元の右ミドルに人見は左ストレートを突くと、ダブルレッグテイクダウン!
亀になる福元をネルソン。仰向けにガードを取る福元。下から福元は細かいパンチ。人見はヒジ。福元は半身になりハーフで右を差して立とうとするがはがす人見。先に立ち上がりゴング。人見のラウンド。
新宿FACEでの修斗最後のラウンド。
3R、中央を取る人見は左ミドルから。さらにニータップでテイクダウン! 開始15秒。左で差す人見に背中を着く福元。体を離した人見。スタンドに。
人見の左と福元の右が交錯。さらに右フックの人見。福元の右の動きにダブルレッグ。受け止めた福元は四つからヒザ。しかしロープに押し込む人見はダブルレッグテイクダウン!
コーナー下でガードの福元。右ヒザを押してハーフにしようとする人見。福元の足の戻しに立ち上がり。右を突き左を当てた人見。福元は右ミドルハイから右ストレートで詰めるが、同じ動きを読んでいた人見はダブルレッグテイクダウン。その突っ込みに右で差して右足を跳ね上げてスイープの福元。
仰向けにならずに立ち上がりの人見をがぶる福元。バックに回るが、そこで腰を上げて落とした人見は立ち上がり離れる。残り2分。下のままの福元にブレーク。
詰める福元。右のダブル。かわしてコーナーを出た人見は追いかけてきた福元にダブルレッグテイクダウン。アゴ下に頭を置いて細かいパウンドの人見に、背中を着いてバタフライガードの福元。残り30秒。ブレーク。
左右で詰める福元だが、人見はここでも左で差して右ヒザを抱えるニータップでテイクダウン! 下から殴る福元だがゴングに。
判定は3者30-27で人見が勝利。バンタム級サバイバルマッチを制し、24年7月の加藤ケンジ戦以来、1年9カ月ぶりの白星を掴んだ。
要所でテイクダウンを決めた人見は「ほんとうに皆さんありがとうございます。そして手術してくれた福田先生、ありがとうございます。正直、自分のファイトスタイルではつまんない試合になっちゃったんですけど、前回の試合が悔しくて、5分3Rまずは勝ち切る選手になりたいと、スタミナ作りと脱力、ペース配分をしっかりやって、その結果判定ですけど勝ててほんとうに良かったです。新宿FACE、ありがとうございました。
ほんとうは5月また試合と言いたかったんですけど、怪我無さそうなので、5月か遅くても7月お願いします」と語った。












































