撮影/安村発
RISE ELDORADO 2026
2026年3月28日(土)東京・両国国技館
▼第12試合 RISE世界バンタム級(-55kg)タイトルマッチ 3分5R延長1R
×志朗(BeWLLキックボクシングジム/王者)
判定3-0 ※46-49、46-50、45-50
〇大﨑孔稀(OISHI GYM/第8代RISEバンタム級王者/挑戦者)
※大﨑が新王座に就く。志朗は3度目の防衛に失敗。

志朗はジュニアキックを経て2009年8月にタイでプロデビュー、翌年1月に国内でプロデビューを果たした。2016年1月にはISKAムエタイ世界バンタム級王座を獲得して2度の防衛に成功。2018年11月からはRISEに参戦し、那須川天心とは2度対戦。2023年3月にディーゼルレックをハイキックでKOし、RISE世界バンタム級王座に就いた。

「RISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament」ではクマンドーイに敗れ準優勝。2024年3月は田丸辰の挑戦を受けて世界王座の初防衛戦に臨んだが、偶発的なバッティングで無効試合となった。9月に田丸との再戦を判定勝ちで制し、拳の手術を経て2025年3月に復帰戦でユン・ドクジェに判定勝ち。8月には玖村将史にリベンジすると共に2度目の防衛に成功した。戦績は35勝(14KO)6敗4分1無効試合(タイの試合は除く)。

大﨑はこれまでにJ-NETWORKスーパーフライ級王座、WMC日本同級王座、BOMバンタム級王座を獲得。RISEには2019年11月から参戦。2023年12月に鈴木真彦を破り第8代RISEバンタム級王座に就くと、2024年8月に大森隆之介を判定で破り王座初防衛に成功。11月に『ONE Friday Fights』初参戦でフオ・シャオロンに判定勝ち。2025年5月、門口佳佑をKOした。8月にはジラリー・キャルービーに判定勝ち、11月にウィッティコーンをTKOして戦績を38勝(22KO)7敗1分1無効試合としている。ひとつの引き分けを挟んで10連勝中。

両者は2022年10月に対戦し、この時は延長戦で志朗が判定勝ちしている。

1R、じりじりと前に出るのは大﨑。左ミドルを蹴ると志朗が右ローを返す。ジャブの突き合い、またも大﨑が左ミドルを蹴ると志朗は右ローを返した。大﨑が右ストレートを出すと志朗は右フック。両者とも慎重な出足となった。

2Rもじりじりと前に出る大﨑が距離を詰めると右ストレート、志朗はジャブ。左インローの蹴り合いとジャブの打ち合いから、ロープを背負っていた志朗に大﨑が右ストレートを打ち、首に腕が巻きつくようになって志朗が倒れ、これがダウンとなる。志朗は抗議したが受け入れられず。


3R、レフェリーが審議に入り、その結果ダウンは取り消しに。オープンスコアは10-9×3で大﨑となった。志朗はジャブから左ボディ、大﨑も左ボディと右ストレート。志朗は左ボディを叩いて右ストレートを打つ。大﨑が打ち合いに行き、左フックで今度は完全にダウンを奪った。左ボディ、右ストレートで対抗する志朗に大﨑が飛びヒザ。OPスコアは10-8×3で大﨑。

4R、ジャブを突き左ボディを打つ志朗。前に出る大﨑が左フック、志朗は右フックを返す。ジャブを突く志朗に大﨑は左ショートアッパーの連打、飛びヒザ。志朗は右ローを蹴り、大﨑は得意の右ヒザ。志朗はダウンを取り戻すような場面は無かった。

5R、ジャブを突き合う両者。大﨑は左ローとワンツー、志朗は右ロー。距離を詰める大﨑は左ボディ。互いに左ボディを打ち、大﨑はワンツーで前へ出ていく。左フックも当てる大﨑。志朗は逆転の一手を打つことなく、大﨑のペースで試合を終えた。

判定は3-0でダウンを奪った大﨑の勝利に。タイトルを奪取した。

大﨑はマイクを持つと「マジ最高です。めっちゃヤバいです。志朗選手に負けてから何があっても志朗選手より下って立ち位置で。でも今日たくさんの応援のおかげで最強になれたと思います志朗選手がいたから強くなれたと思うし、志朗選手がいたから気合い入っていい練習が出来たと思います。
先の道があるし、もっともっと期待してもらえたら強くなるので、僕、最強になりますよ。もっと強くなるので。そしてお兄ちゃん、の弟でよかったです。最強兄弟で。世界王者になったら言おうと思ったことがあって、RWSに挑戦させてください。お兄ちゃんが獲れなかったベルト、大﨑兄弟としてもRISEとしても借りがあるので僕にリベンジをお願いしますこれからぼくがもっと盛り上げていくので、目立たないけれど誰よりも実力あると思うのでもっとっもっと注目してください」と語った。



