左の攻撃の上田にキム・ウンソンがTD、上田の足関節にパウンドもケージ掴みで反則裁定
▼第18試合 GLADIATORバンタム級 5分3R
〇上田祐起(総合格闘技道場Reliable)8勝12敗1分 61.6kg
[3R 0分31秒 反則] ※キムがケージ掴みの反則パウンド
×キム・ウンソン(ピーボーイmma)4勝3敗 61.4kg
「日本対韓国」次鋒戦。
チャンピオン南友之輔が『ROAD TO UFC』出場を狙うバンタム級戦線で、上田祐起が初の国際戦に挑む。2025年11月大会で吉野光に敗れ、再起戦となる今回。
上田祐起が迎え撃つキム・ウンソンは、キャリア4勝2敗ながらRING Championshipでは既にタイトル経験のある元グレコローマンレスラーで、ジュニア世界選手権で準優勝という結果を残している。
大学卒業後MMAに転向、スーパールーキーとして注目されRINGではバンタム級王座決定トーナメントに出場。國頭武から1R4分04秒TKO勝ちを収めている。
上田祐起としてはキム・ウンソンに勝てば一気にタイトル戦線に浮上する。つまりそれだけキム・ウンソンが実力者であるということ。上田祐起が意地のMMAグラップリングで一泡吹かせることができるか。今後のバンタム級タイトル戦線を占う上で非常に大切な一戦となる。
◆上田祐起
「外国人と戦いたいと常々言っていたので、今回の国際戦すごく楽しみです。ただ国際戦だと気が大きくなってしまうとミスが生まれるので、『いつも通り、練習通りに自分のそのままを相手にぶつける』ことを忘れずに、ファイトし続けて一本、KO決着を狙っていきたいと思います。良い2026年の開幕戦になるように試合まで残り約1カ月で最高のパフォーマンスを作り上げていきます」
◆キム・ウンソン
「日本への遠征試合は始めてですが、韓国には『こんな選手がいる』ということをお見せします。上田選手は私より戦績が多いですが、私のようなファイターと戦うのは初めてでしょうか。今から試合で、驚く準備をした方が良いでしょう。楽しい試合をしましょう」
1R、グローブタッチ後、サウスポー構えの上田はキム・ウンソンの右に左ストレートを合わせる。さらに右足外に左ストレートを突く上田。続く右フックを潜ってブルレッグ、シングルレッグに入るキム・ウンソンに対し、アゴを掴んでがぶりの上田が首にプレッシャーをかけながらバック狙い。
前に落とされながら腕を狙う上田を落としてパウンドのキム・ウンソン。上田は下から右足に外掛け、内ヒール狙い。そこからバタフライガードになった上田は立ち上がり。左で差して押し込むキム・ウンソンはヒザ蹴り。右小手の上田のアゴ下に頭をつけて押し込むキム・ウンソンは、右ヒザ。上田は右手首を掴んでクラッチさせず。放し際で左右を突く。
右ストレートを喉下に届かせるキム・ウンソン。上田は顔を前に出して誘い、右のリードフック、キム・ウンソンの右をかわしてワンツーを打つ。キム・ウンソンが踏み込んでの右をヒット。テイクダウンのフェイント。
上田はキム・ウンソンがサウスポー構えになると、左ローを当てる。オーソに戻したキム・ウンソン。上田はインローをヒット。キム・ウンソンの右をスウェイでかわす。キム・ウンソンは右オーバーハンドから左フックもまだ遠い。
喧嘩四つの前手争いから、圧力かける上田は左ハイ。ガードしたキム・ウンソンだが、詰める上田の2発目の左ハイは肩口で受ける。長い左ストレートで詰める上田に下がりながらも右オーバーハンドのキム・ウンソンだが、かわす上田が前に。キム・ウンソンも右から左フック。
かわした上田は右前手フック。左の高い前蹴り。左に回りながら左右を振るキム・ウンソンをかわす上田は、キム・ウンソンの大きな右の連発をさばいて詰めるが、キム・ウンソンもときおり右を届かせる。
喉もとで受けた上田は、キム・ウンソンの右から左をかわして、右オーバーハンドに左ミドルを合わせる。ケージに詰めて左ストレート。これはかわしたキム・ウンソンは右オーバーハンドを打ち終わりに狙う。かわした上田は右から左で詰めると、キム・ウンソンはシングルレッグ。体を入れ替えて押し込み、上田はケージ背に立ったままゴング。
2R、上田の左をかわしてダブルレッグに入るキム・ウンソンを左で差し上げて切った上田。キム・ウンソンはさらに左右を打振ってケージまで押し込み。左で差した上田が体を入れ替え脇を潜ってバックに回る。
バッククリンチからヘンゾ・フックで崩す上田。背中に乗って両足フック。着地した上田は背後から再びヘンゾ・ロックでキム・ウンソンの左足を上げるが、足を戻して右肩を抜いて正対して上田を前に落としたキム・ウンソン。
パウンドに足関を仕掛けた上田は、外がけ内ヒール狙いも足を抜いたキム・ウンソンがトップから上四方狙いも両ヒザ立てて亀になった上田。シングルレッグから左足を外からかけて両足で挟んでから左で差して立ち上がり離れる。
左を突く上田に、キム・ウンソンは右オーバーハンド、バックステップの上田だが、キム・ウンソンの入りに左テンカオ! 下がったキム・ウンソンだがダブルレッグ。これも切った上田はインロー。
キム・ウンソンの右オーバーハンドにまたも左ヒザ。上田の左をかわしたキム・ウンソンは今度は左オーバーハンド! かすめた上田。左を突いて前に出る上田キム・ウンソンはシングルレッグへ。そこに左ヒザを突く上田。
離れて右オーバーハンドのキム・ウンソンに、前に出る上田。キム・ウンソンはダブルレッグ。持ち上げようとするキム・ウンソンに上田はケージ背にここも耐えた。
3R、前に出るキム・ウンソンに上田はジャブを突くが、そこにダブルレッグでケージまでドライブして持ち上げテイクダウンのキム・ウンソン。
上田はここも足にからみ外ヒール狙い。立ったまま凌ぐキム・ウンソンは左の鉄槌4発、その後、右手でケージ掴んでの左鉄槌を1発打ち下し、レフェリーが注意する。いったん手を離すも、再び右手でケージを掴んだまま左の鉄槌1発。反則。
試合が中断し、ドクターチェック。レフェリーから「上田選手の負傷の原因が、キム・ウンソン選手が(ケージを掴んだ)反則のパンチが目に入ってのものです。ドクターに見てもらった結果、左目がふさがって見えてない状況なので続行不可能で、この試合は上田選手の反則勝ちとなります」とアナウンスされた。






















