徳野が拳椰にTKO勝ちで「中年でも頑張ってるヤツがいる」
▼第16試合 GLADIATORライト級 5分2R
〇徳野"一心"一馬(U.B.F)70.3kg
[1R 4分11秒 TKO] ※蹴り足を掴んでTD→パウンド
×拳椰(BRAVE GYM)69.9kg
24年9月のAFC33以来、1年5カ月ぶりのMMAとなる徳野。GLADIATORではグラップリングで2試合を行い、25年9月に岸田海輝に判定勝ち。対する拳椰は、藤井丈虎、フラビオ・ディオゴ相手に2連勝中。
1R、ともにオーソドックス構え。先に詰める拳椰は右ロー、左ミドルから。右フックを見せた徳野に右ストレート、左フックで前に。かわした徳野はダブルレッグでケージまでドライブするが、それを腰を切って左で差し上げ右で頭を押して回してテイクダウンは拳椰。
右のパウンドに座って抱きつく徳野を剥がしてパウンドの拳椰。徳野はレッスルアップで立ち上がり。左で差して押し込む拳椰に、右小手の徳野。拳椰は押し込み右パンチ。右ヒザもローブローに。
中断後、再開。左ジャブの刺し合い。左ミドルハイの拳椰、ガードの徳野に左フックを当てると、右ボディ、右ローも。右ローを返した徳野だが、左ジャブを被弾。下がった徳野を追う拳椰に徳野は右で差して組み。突き放した拳椰は、ジャブ&ロー。左フック、右ストレート。
徳野が右ローを空振りで回転したところに詰めた拳椰は、ケージ背にした徳野に右ストレート、左フックのラッシュ。ガード固めた徳野は左右フックを返してサークリング。追う拳椰は右ロー。左ジャブ。左回りの徳野。拳椰は左の前蹴りを突くが、その蹴り足を掴んだ徳野に、足を抜く動きで背中を見せた拳椰。
そこにバックについて首に腕を巻いた徳野は、両足をフック。バックマウントからパウンド。拳椰の身体を伸ばしてリアネイキドチョークを狙いつつ、左右パウンド連打! さらに右手首をコントロールして、左のパウンド! 徳野が両手をマットに着いて両ヒザを立てて亀に戻したところで空いた首にリアネイキドチョーク狙い。さらに潰して左右パウンド連打! レフェリーが間に入った。
一瞬のチャンスを逃さずバックについて試合を決めた35歳の徳野は、23年1月の拓MAXとのWardogフェザー級王座戦以来、3年1カ月ぶりのMMA勝利。
13歳差対決を制した徳野は「ありがとうございました」と涙。
「僕、3連敗しちゃってて、全部KO負けでみんなから『MMA辞めた方がいいよ、もう(8月で)36歳でしょ。やんなきゃいいじゃん』ってみんなに言われたんだよ。けどやりたくていろんなこと我慢して犠牲にしてまたここに戻ってきました。俺みたいに中年でもこうやって頑張ってるヤツがいることも覚えておいてください。もしここで──みんな明日から仕事でしょ。30代で頑張ってるヤツ、見たいなと思っている人いたら、いつでもここに来てください。俺はいつだってお前たちの中にいるよ、GLADIATOR、最高! ありがとうございました」とケージの中で叫んだ。













