キックボクシング
レポート

【DEEP☆KICK】RISEフライ級王座決定戦を控えた棚澤大空が初防衛に成功、TETSUもダウン奪い初防衛、Ayakaが涙の引退セレモニー

2025/12/17 19:12

▼第7試合 DEEP☆KICK-63kg契約 3分3R
×龍翔(BLACK☆Jr)
TKO 1R 1分28秒 ※レフェリーストップ
〇花見浩太(NJKF大和ジム)


 本日一番の衝撃を与えたのはこの試合だろう。DEEP☆KICK-63kg契約で行われた同級2位の龍翔と名古屋の名門・NJKF大和ジムからの刺客として今回がDEEP☆KICK初参戦となる花見の1戦。花見からすれば上位ランカーが相手だけあってここでランキングを食ってやるという気迫が見える、龍翔としては先のトーナメント出場を狙い上位ランカーとしての意地を見せつけたい所だ。


 1R、互いにローを軸に探り合うような静かな立ち上がりを迎える中、龍翔の踏み込みに合わせて放たれた花見の威力抜群の右ストレートが龍翔にヒットしそのまま花見がファーストダウンを奪う。明らかな急展開にあっけに取られる会場、すっと立ち上がり落ち着いた表情を見せる龍翔だがダメージはありそうだ。花見はそのまま距離を詰めていくと再びの右ストレートを龍翔にクリーンヒットさせ腰が落ちた所にパンチラッシュで2度目のダウン、ダウンカウントが進む中で龍翔のダメージを見たレフェリーが試合をストップし1R1分28秒。同級上位ランカー相手に2発の右ストレートで2ダウンを奪った花見がTKO勝利を奪った。


 これで花見のランキング上位入りもほぼ確実、果たして先のトーナメントにて台風の目となり得るか。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.341
2025年12月21日発売
大晦日決戦に臨むシェイドゥラエフと朝倉未来ほか「特集◎大晦日を読む」では、5大タイトルマッチのインタビューと川尻達也らが試合解説。UFC平良達郎、40周年記念・水垣偉弥インタビューも
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア