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【ONE】王者アンドラージvs.挑戦者バータルフーのバンタム級王座戦、アリーフがオンダッシュからダウン奪う判定勝ちでプラジャンチャイに挑戦へ、ジエゴ・ヘイスが米倉大貴に判定勝ちでフライ級SUB世界王者に、ペッディージャーがTKO圧勝、ジャイルズがマルセリーニョに一本勝ち、ホルミルザエフが6連勝! 鈴木真治が判定負け=速報中

2025/12/06 11:12

▼第4試合 ONEアトム級(-52.2kg)ムエタイ 3分3R
〇ペッディージャー・ルッカオポーロントン(タイ/Team Mehdi Zatout/ONEアトム級キックボクシング世界王者)
[TKO 1R 2分46秒]※3ノックダウン
×マルティナ・ドミンチャク(ポーランド/Legion Glogow)



 ペッディージャーは7歳でムエタイを始め、「男の子を打ち負かす少女」として有名になり、10歳で100戦以上を戦い、そのうち70回以上は男子選手との戦いであった。有名になりすぎてテレビで試合が放送されるようになると、タイの法律によって男子選手との試合は禁止に。

 2016年2月には『ムエタイオープン』に初来日し、小林愛三と対戦して判定負け。2017年11月にはシュートボクシングに再来日するとMIOに判定負けを喫している。ムエタイで順調に勝ち星を重ねる中、アマチュアボクシングのタイ代表として選ばれ2018年AIBA女子ユース世界選手権48kg級銀メダルになるなど活躍。2022年8月にはプロボクシングデビューも飾っている。

 ムエタイでの獲得タイトルは、WPMF世界ミニフライ級王座、WMC世界-45kg級王座、2021THAI FIGHTクイーンズカップ-51kg級優勝など。ONEには2023年3月から参戦し、4連続TKO勝ちを収めると2023年12月には世界最強女王と目されていたアニッサ・メクセンを判定3-0で破りONE女子アトム級(-52.2kg)キックボクシング世界暫定王座に就いた。2024年3月、正規王者ジャネット・トッドを破り王座統一。2025年3月の日本大会でKANAの挑戦を退け2度目の防衛に成功した。ムエタイルールは2023年10月以来となる。

 ドミンチャクは2024年2月の『ONE Fight Night』からONEに参戦すると、2戦目でエカテリーナ・ヴァンダリーヴァに敗れるもワンダーガール、ユー・ヨウ・プイ、シンシア・フローレスに勝利して3勝1敗。

 リングサイドには4月のONE日本大会で、ペッディージャーとの再戦が噂されるKANAの姿がある。マルティナ・キエルチェンスカは結婚してマルティナ・ドミンチャクとして出場。

 1R、ペッディージャーは前足を上げ下げしながら近付いていき、ワンツーを打つとドミンチャクもワンツーを合わせに来る。ドミンチャクの顔面前蹴りはキャッチして足払いでコカす。

 ペッディージャーは左右フックでドミンチャクにロープを背負わせると、インからの右ストレートでダウンを奪う。詰めるペッディージャーが右ストレートと右ヒジ、そしてドミンチャクの前足をキャッチし、放すと同時に左フックで2度目のダウンを追加。

 前蹴りを出すドミンチャクだがペッディージャーはキャッチして崩し、右ストレートで追い詰めてガードの上から右ハイキック。ドミンチャクが崩れ落ち、ペッディージャーのTKO圧勝となった。

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