▼第2試合 ONEアトム級(※52.2kg)ムエタイ→119.75ポンドキャッチウェイト 3分3R
〇マルティナ・キエルチェンスカ(ポーランド/Legion Glogow)114.25 lbs, 1.0074)
[判定3-0]
×シンシア・フローレス(メキシコ/Richard Cruz MuayThai)119.75 lbs, 1.0061
※2.1kg体重超過
23歳のキエルチェンスカは昨年2月の『ONE Fight Night 19』でストロー級の注目選手ワンダーガール・ジャルーンサックをTKOで下し、鮮烈なデビューを飾った。2戦目では、ベラルーシ強豪のエカテリーナ・ヴァンダリーバに判定負けを喫したが、その後、アトム級に香港のユー・ヨウ・プイとの激闘を制した。
対するフローレスはWBCムエタイ・インターナショナル王者の肩書を持つ30歳のメキシコ人ファイター。現在5連勝中。今回がONE初参戦。
1R、左右フックで前へ出ようとしたフローレスにキエルチェンスカは首相撲に持ち込んでのヒザ蹴り。離れると左前蹴り、左右ハイ、後ろ蹴りのキエルチェンスカにワンステップ入り込んでの左フックを振るフローレス。
キエルチェンスカは右フック、右ヒジで入り込んで首相撲に持ち込み、離れるとハイキックからの後ろ蹴りを繰り出す。フローレスは左フックから右ヒジを放つが、手数とヒット数でキエルチェンスカが上回った。
2R、フローレスは右足を上げて右を打ちながら入り込もうとしたが、キエルチェンスカの首相撲に捕まる。離れるとキエルチェンスカがハイキック、フローレスが左右フックに来ると首相撲で捕まえてのヒザ。かと思えば打ち合う場面もある。
下がらず前へ出ていくキエルチェンスカにフローレスも打ち合うが、キエルチェンスカの右ヒジ、右ストレート、後ろ蹴りと多彩な技と手数の多さに押される。キエルチェンスカは至近距離での顔面前蹴りから右の連打。
3R、キエルチェンスカは前蹴りからバックスピンエルボー、キエルチェンスカの右を右フックで迎え撃つフローレス。キエルチェンスカの蹴り足をつかんでコカしにいくフローレスだが、キエルチェンスカは片足でバランスを保つ。
そして首相撲からのヒザ。前に出るフローレスにキエルチェンスカは前蹴り、接近してくるとヒジ。キエルチェンスカのワンツーにはフローレスがバックスピンエルボーを放つ。キエルチェンスカが後ろ蹴りを出して試合終了。
判定3-0でキエルチェンスカが連勝を収めた。











