▼第1試合 ONEフライ級(-61.2kg)MMA 5分3R
×ジェレミー・ミアド(フィリピン/Marrok Force)
[2R 4分53秒 TKO]※レフェリーストップ
〇アバズベク・ホルミルザエフ(ウズベキスタン/Raqobat)


ウズベキスタンのホルミルザエフは14勝2敗(7KO・6一本勝ち)。ONE本戦デビュー戦。Friday Fightsで24年9月にキルギスのベクトゥル・ジェニシュベク・ウフールに判定負けしたが、以降5連勝中。 25年7月に和田竜光に強烈な前蹴りを効かせて判定勝ち。ストロー級から前戦はハイドレーションテストをパスできずフライ級で南アフリカのウィリー・ファン・ローエンに1R 腕十字で一本勝ち。今回もストローではなくフライ級で戦う。25歳。

フィリピンのミアドは32歳で11勝8敗。ONE7勝8敗。2月の前戦でギルバート・ナカタニに勝利し、4連敗をストップした。

1R、いきなり右フックで襲い掛かったミアドが右ストレートで襲い掛かり、続く右フックでダウンを奪う。さらにヒザ蹴りで追い打ち。ホルミルザエフがボディロックで組み付きテイクダウン。サイドのホルミルザエフにミアドは2度立ち上がり、離れることに成功。

ホルミルザエフは後ろ蹴りでミアドを突き放す。右フックで前に出るミアドにダブルレッグで組み付いたホルミルザエフは、ボディロックに変えてテイクダウンを奪う。

ガードになるミアドにヒジ、パウンドのホルミルザエフはヒザも顔面へ。ミアドはコーナーを背に立ち上がるが、ホルミルザエフがまたもボディロックから小外がけを合わせてテイクダウン。パウンドの連打からヒザを顔面へ連打、バックマウントからパウンドの連打で1Rを終えた。

2R、打撃で仕掛けるミアドにホルミルザエフはカカト落とし。ボディロックでミアドをコーナーへ押し込み、離れ際にバックハンドブロー、さらにバックキックも放つ。ダブルレッグでテイクダウンにいったホルミルザエフだが、上になったのはミアド。足関節を狙うため立ち上がったミアドにホルミルザエフは蹴り上げ。

それでもレッグロックを狙うミアドだったが、ホルミルザエフが上になってサイドからマウント、そして肩固めをセット。ホルミルザエフはパウンド、顔面へのヒザ、またバックマウントからパウンドと鉄槌を連打。かなり長い時間の連打が続き、ようやくストップ。ホルミルザエフのTKO勝ちで6連勝をマークした。


