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【UFC】UFCとU-NEXTが国内配信パートナーシップ契約を更新、2031年までUFCイベントをライブ配信。デイナ・ホワイト コンテンダーシリーズも追加

2025/11/10 11:11
【UFC】UFCとU-NEXTが国内配信パートナーシップ契約を更新、2031年までUFCイベントをライブ配信。デイナ・ホワイト コンテンダーシリーズも追加

26年から『Dana White's Contender Series』が配信ラインアップに加わる。(C)Zuffa LLC/UFC, U-NEXT

 2025年11月10日(月)『TKO Group Holdings, Inc.(TKOグループ・ホールディングス)』のUFC(Ultimate Fighting Championship)が、『U-NEXT』と複数年にわたる配信パートナーシップ契約を更新したことを発表した。2031年までU-NEXTが日本におけるUFCのメディア配信パートナーとなる。また2026年からは新たに『Dana White's Contender Series(デイナ・ホワイトのコンテンダーシリーズ)』が配信ラインアップに加わることも発表された。

 UFCとU-NEXTのパートナーシップを通して、UFCナンバーイベント(年間13回)およびUFCファイトナイト(年間30回)のすべてがライブ配信されるほか、『UFC Countdown(UFCカウントダウン)』、『UFC Connected(UFCコネクテッド)』、『The Ultimate Fighter(ジ・アルティメット・ファイター)』に加えて、アジア太平洋地域の有望選手にUFC契約の道を切り開くトーナメント方式の『ROAD TO UFC(ロード・トゥUFC)』も配信。また、2026年からは新たに『Dana White's Contender Series(デイナ・ホワイトのコンテンダーシリーズ)』が配信ラインアップに加わる。

 25年8月に米国ではメディア大手のパラマウント・グローバルが、UFCの米国での放映権を7年間・総額77億ドル(約1兆1400億円)で取得したと発表。米国内では史上初めて、ペイ・パー・ビュー(PPV)モデル無しで『Paramount+』ですべてのUFCコンテンツにアクセスできることが発表されており、2週間前には、2026年から7年間、ブラジルを含むラテンアメリカと豪州でも『Paramount+』でライブストリーミング配信されることが発表されたばかり。

 そんななか日本国内では、配信パートナーシップ契約の更新にあたり、UFCとU-NEXTのパートナーシップが2031年まで継続されることとなった。


(C)Zuffa LLC/UFC

 現在、UFCのロースターにはフライ級ランキング5位につける平良達郎(THE BLACKBELT JAPAN ※12月7日vs.ブランドン・モレノ)、タイトル挑戦経験のある堀口恭司(AMERICAN TOP TEAM ※11月23日vs.タギル・ウランベコフ)ならびに朝倉海(JAPAN TOP TEAM)、女子ストロー級の魅津希(Serra Longo Fight Team/Me.We)、デイナ・ホワイトのコンテンダーシリーズで契約を勝ち取った木下憂朔(Kill Cliff FC)、ROAD TO UFC出身の中村倫也(AMERICAN TOP TEAM)、風間敏臣(Me,We)、鶴屋怜(THE BLACKBELT JAPAN)、と合計8名の日本人選手が名を連ねている。また、25年8月に準決勝を終えた『ROAD TO UFCシーズン4』では中村京一郎(EXFIGHT)が勝ち上がり、26年初頭にはUFC契約がかかる決勝戦に挑むこととなっている。

 UFCシニアバイスプレジデント兼アジア統括責任者であるケビン・チャン氏は「過去3年間、U-NEXTはUFCが日本で存在感を拡大する上で、極めて優れたパートナーとして大きな役割を果たしてくださいました。今回、この協力関係を継続できることを非常にうれしく思うとともに、UFCにとって戦略的な成長市場である日本において、選手、関係者、ファンの皆さまによってもたらされている力強い勢いをより一層加速させていけるものと期待しております」とコメント。

 また、堤天心U-NEXT代表取締役社長は「UFCと契約を延長することができ、非常にうれしく思っております。2031年までの長期契約を通し、競技そのものの魅力、そして世界最高峰の舞台への日本人ファイターたちの挑戦を、責任を持ってお届けしてまいります。日本に根ざしたプラットフォームとしての強みを生かして、国内でのファンエンゲージメントが高まり、総合格闘技を視聴する文化がより成熟していくよう、引き続き全力を尽くしていきたいと思っております。『人類最強は誰か』という、誰もが抱く根源的な問いとロマン。総合格闘技には、観る者の本能に訴えかける強い力があります。その中でもUFCは、世界最高峰と呼ばれるにふさわしい実力、求心力を兼ね備えた舞台です。そのシンプルで強烈な魅力を、これからも日本の皆様にお伝えしていきます」とのコメントを発表している。

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