MMA
レポート

【UFC】ヘビー級王座戦はガヌのアイポークでアスピナルが続行不可能1R ノーコンテストに。ダーンがジャンジロバに5R競り勝ち女子ストロー級新王者に、ウマルがバティスタの蹴り被弾も左を当てて組み伏せ判定勝ち、ムルザカノフが1R KOでMMA16戦無敗・UFC6連勝に。豪州サルキルドが右ハイKO! ウォルケルが4試合連続1Rヒールフック勝利、魅津希が連勝アモリムに完勝!

2025/10/26 00:10

フルスイングのレベツキにクラインが制度高い打撃、レベツキのテイクダウンに足首負傷も判定勝ち

▼ライト級 5分3R
〇ルドヴィト・クライン(スロバキア)24勝5敗1分(UFC8勝3敗1分)156lbs/70.76kg
[判定2-0] ※29-28, 28-27, 28-28

×マテウシュ・レベツキ(ポーランド)20勝4敗(UFC4勝3敗)155.5lbs/70.53kg

 1R、ともにサウスポー構え。右前手で追うレベツキに、クラインはコンパクトな左のショート! しかしレベツキはワンツーで前に。クラインは下がりながら右を刺す。

 さらに組みに飛び込むレベツキにヒザを突くクライン。レベツキはシングルレッグにとらえて引き出そうとするが片足立ちで凌ぐと、足を放したレベツキ。右のダブルにクラインはバランスを崩して尻餅もすぐに立つ。

 レベツキの頭を下げたワンツーに得意の左ハイのクライン。右ジャブの刺し合い後、左を大きく振るレベツキ。

 2R、左フックを強引に振るレベツキ。右から左で入るが、そこに右を合わせたクライン! レベツキはフラつくが、身体を戻して前に。左ローを突くクラインにダブルレッグでドライブ。崩れないクレインをシングルレッグで引き出しテイクダウン! ここも立つクレインは右ジャブを当てる。

 左から右のレベツキ。マウスピースが飛び出るが、戻して右フック。クラインはまたも右を当てて、レベツキは一瞬足が止まる。さらにワンツーから左ハイに繋ぐ。跳びヒザで入るレベツキ。さらにワンツー。その打ち終わりかぶせるクラインはワンツーから左ハイまで繋ぐ。

 3R、右前手のダブルで飛び込むレベツキに左ハイをガード上に突くクライン。レベツキは押し込むが、差し上げ押し返すクライン。レベツキは右から左をフルスイング。

 右を被弾しながらも右で差して組むレベツキはボディロックから回してテイクダウン! ここも立つクラインをバッククリンチから崩したクラインは亀のクラインに強いパウンド! 背中をつけたクラインはハーフガードに。

 右で脇差し、左で強打のレベツキ。クラインも下から左ヒジ。ハーフから脇差しパスのレベツキはサイドに出てクルスフィックス狙い。ついに足で挟んでパウンドも、腕を抜いたクライン。

 上からパウンド、ヒジののレベツキに、クラインも下からヒジ。レベツキは大流血のままパウンド。ホーンもクラインは右足首を痛めたか。立ち上がれず。その場に椅子が運ばれ座る。

 判定2-0(29-28, 28-27, 28-28)でクラインが勝利。椅子に座ったままDCのインタビューを受け、「3R目(のレベツキのボディロックテイクダウンを踏ん張ったとき)に足首を怪我した。コーチにも言った。1、2R目はよかった。彼女と8カ月のベイビーがいる。2人にこの勝利を捧げたい」と語った。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.341
2025年12月21日発売
大晦日決戦に臨むシェイドゥラエフと朝倉未来ほか「特集◎大晦日を読む」では、5大タイトルマッチのインタビューと川尻達也らが試合解説。UFC平良達郎、40周年記念・水垣偉弥インタビューも
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント