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レポート

【Krush】齋藤紘也が“DARUMA”健太との殴り合いを制して決勝へ、大石昌輝が山際和希に判定勝ちで決勝進出、上遠野寧吾が見事なKO勝ちで決勝進出、安尾瑠輝が大久保世璃とのハイスピードバトルを制して決勝へ、大夢が白幡裕星からダウン奪い勝利、松山勇汰が鮮やかKOで再起

2025/10/25 17:10

▼第7試合 Krushバンタム級 3分3R延長1R
×白幡裕星(K-1ジム総本部チームペガサス)
判定0-3 ※28-30×2、28-29
〇大夢(WIZARDキックボクシングジム/第4代Krushフライ級王者)


 白幡はアマチュアで多数の経験を積み、2018年10月にプロデビュー。2019年12月1日にMuayThaiOpenスーパーフライ級王座を獲得。2021年2月にはKNOCK OUT-REDスーパーフライ級王座も奪取。2022年3月、RIZINで吉成名高に挑むもTKOで敗れている。2023年2月にKrush初参戦で第6代Krushバンタム級王者・吉岡ビギンを判定で破った。2024年は「第9代Krushバンタム級王座決定トーナメント」決勝に進出するも黒川瑛斗に敗れ王座戴冠ならず。2025年1月、林佑哉に判定勝ちで再起。5月には長野翔との大接戦を制したが、7月のK-1で石井一成に惜敗。戦績は18勝(1KO)7敗1分。


 大夢は2021年6月からKrushに参戦。4連勝(3KO)を飾ったが、2022年の「初代Krushフライ級王座決定トーナメント」の決勝戦で大久保琉唯に延長戦の末に惜敗。2023年5月に再び「第2代Krushフライ級王座決定トーナメント」に挑んだが、決勝で大鹿統毅に敗れ王座を逃した。10月に宗一郎をKOし、王座挑戦をアピールすると2024年1月に悠斗をKOして第4代王座に就いたが、2025年3月のバンタム級王座挑戦で黒川瑛斗にKOで敗れると王座を返上。バンタム級で再起する。戦績12勝(7KO)4敗。


 1R、白幡は右カーフと左インロー、大夢は持ち味の長いリーチからジャブ、右ストレート。大夢が前へ出て圧をかけていきペースを握ったかに見えたが、白幡は左ボディストレートでペースを取り戻す。




 2R、白幡が左ミドルを蹴った直後に放った大夢の右ストレートで、白幡は仰向けにダウン。立ち上がるとインローを蹴りながら右ストレート、左フックで攻める白幡だが、大夢もジャブを打つ。


 3R、気合いの声を発しながら攻める白幡はインローを蹴ってのパンチ。大夢も右ストレートで応戦する中、白幡の左ローが大夢の急所を直撃。苦痛に顔を歪めて倒れた。再開後、白幡はパンチとヒザで徹底的にボディを攻めていく。大夢はジャブと右ストレートで距離をとって戦い、そのまま試合終了。


 ダウンを奪った大夢の勝利となった。

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