▼第6試合 Krushスーパー・フェザー級 3分3R延長1R
〇松山勇汰(ALONZA ABLAZE)
KO 2R 0分31秒 ※左顔面ヒザ蹴り
×斎藤祐斗(JK TRIBE)
松山はK-1甲子園2020 -60kg王者で、2020年12月のプロデビューからK-1で2連続KO勝利したが、2021年12月の寺田匠とのホープ対決ではダウン応酬の末にKO負け。初黒星を喫した後は2024年3月にRISEとの対抗戦で原口アンドレイに判定勝ちするなど7連勝を飾り、12月に横山朋哉のKrush王座に挑戦したが3RでKO負け。2025年5月の「第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座決定トーナメント」ではレミー・パラに1回戦でKO負けを喫した。戦績は9勝(7KO)3敗のサウスポー。
斎藤は8歳から始めた新極真空手で全日本大会高1軽量級の部準優勝。26歳でキックに転向し、2017年12月の『鉄拳』でプロデビュー。2018年8月よりK-1 GROUPのKrushに参戦し、連続KOの後は連続KO負けと派手な試合を繰り返す。2023年9月には『RIZIN』で梅野源治とヒジありルールで対戦し、判定負けも不利なルールで大健闘した。前戦は2025年4月に元王者の村越優汰に延長戦で敗れた。戦績は13勝(10KO)10敗。

1R、前足への前蹴りを多用する松山は左右ロー、インロー、ミドル、接近するとヒザ蹴りと蹴りを多用。斎藤が前へ出てくると左ストレートで迎え撃つ。斎藤は左右フックでアタックを仕掛けるが松山の足技に翻弄された印象。

2R、ローの蹴り合いになったところで、松山がいきなり左ヒザを顔面に突き上げるとこれが見事命中。斎藤はダウンし、立ち上がることが出来なかった。


松山は泣き顔でマイクを持つと「2連敗きつくて不安だったんですけれど勝ててよかったです。横山選手とレミー選手にやりかえすためにこれからも鍛えていくのでよろしくお願いします」と、再起を誓った。
宮田充Krushプロデューサーによれば、斎藤はアゴを骨折した疑いがあるとのこと。




