▼ROMAN柔術 77.1kg ウェルター級 7分
〇岡本裕士(RJJ柔術)
[判定2-1]
×半谷泰佑(リバーサルジム横浜グランドスラム)
異常な程一本決着に拘り“鬼極”との異名を取る岡本裕士。現代の良くも悪くもゲーム要素が取り入れられた柔術では奇異に映るこのスタイルだが日本柔術界の父・中井祐樹や現代柔術の開祖グレイシー一族はこれを柔術の本来あるべき姿だと言う。そんな原点の追求者であり一本勝ちの山を築く極め職人岡本のROMAN柔術参戦が決定。
そして岡本とケージで向かい合うのはかつてゼロ年代の日本のブラジリアン柔術シーンに彗星の如く現れ“天才”と呼ばれた半谷泰佑。当時日本最速の3年半での黒帯昇格を果たした半谷の才能にはきっと柔術家の誰もが嫉妬や羨望の気持ちを持つことを禁じ得なかったであろう。時は流れ、しばらく柔術から遠ざかっていた彼が練習を再開している…そんな噂が囁かれるようになった。そして遂に天才は帰ってくる。
ROMAN柔術、岡本の投げに下を取る半谷は潜りから足関節狙い。キャッチへ。岡本のかつぎパスを凌ぐ半谷はハーフもパスした岡本。半谷が脇を差せば岡本は絞めを狙う。上四方から絞める岡本に半谷も凌ぎゴング。
判定は2-1に割れ、パスして攻めた岡本が勝利した。







