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【ROMAN】サトシの兄マルコス・ヨシオ・ソウザ、3年ぶり復帰「道衣ありMMA」は「ホイス・グレイシーを思い出させる」、ボンサイ柔術からマルロン・ゴドイ、ギレルメ・ナカガワも参戦=10月11日(土)GEN

2025/10/01 16:10
【ROMAN】サトシの兄マルコス・ヨシオ・ソウザ、3年ぶり復帰「道衣ありMMA」は「ホイス・グレイシーを思い出させる」、ボンサイ柔術からマルロン・ゴドイ、ギレルメ・ナカガワも参戦=10月11日(土)GEN

(C)GONG KAKUTOGI

 2025年10月11日(土)、東京・GENスポーツパレスにて開催の『ROMAN 3』(U-NEXT配信)の追加カードが発表されている。「道衣MMA」でマルコス・ヨシオ・ソウザ(ボンサイ柔術)が参戦するほか、同じボンサイ柔術からマルロン・ゴドイ、ギレルメ・ナカガワの参戦も発表された。

 2024年10月の『ROMAN 1』、2015年4月の『ROMAN 2』に続く、第3回大会では「道衣MMA」でマルコス・ヨシオ・ソウザvs.山下アラン、ワールドクラスの強者ジョイルトン・ルターバッハvs.“佐山サトル最後の弟子”瓜田幸造、岡本裕士vs.半谷泰佑、エリック・メネギンvs.清水俊一、松本大輔vs.竹本啓哉、押木英慶vs.大浦マイケの試合のほか、ヒールフックやスラミング、外掛けなどの従来の禁止技が解禁された「ROMAN柔術ルール」では、岡本裕士vs.半谷泰佑、大脇征吾vs.八巻佑など、注目カードも決定している。

 公式動画では、2022年7月のRIZIN以来のMMAを道衣ありで戦うマルキーニョスは、「3年ぶりに戦うことになりますが、キモノ(道衣)を着て戦うスタイルはホイス・グレイシーを思い出させます。ずっとやりたかったMMAの道衣戦、すごく楽しみです。(関根vs.ババカールを見て)この階級はほんとうに危険。あの一撃は強烈で倒される。立って戦おうが、寝技で戦おうが、僕の柔術が軸だ。この試合は柔術で勝ちに行く。僕たちはブラジルから来た。ブラジル人は決してあきらめない戦士だ。いい試合をして最高の選手が勝つ」と、道衣ありMMAを「やりたかった」と表現。

 対するアランも「このルールは面白いと思います。私のストライキングスキルの方が少し上で、より速く動ける。私は勝たなければならない。そのために練習を続けている」と意気込みを示している。

▼道衣MMA 93kg ライトヘビー級 15分
山下アラン(富山ブレーブスブラジリアン柔術スクール)
マルコス・ヨシオ・ソウザ(ボンサイ柔術)

 柔術世界最高峰のひとつアブダビワールドプロを始め数々のトーナメントを制しMMAでもREAL FIGHT CHAMPIONSHIP初代王座に就いた“マルキーニョス”ことマルコス・ヨシオ・ソウザがROMANCOMBAT(道衣MMA)参戦。

 近年の格闘技ファンにとっては現RIZINライト級王者サトシの兄として知られているだろうが、かつてはサトシの方が“あのマルキーニョスの弟”と紹介されるほど日本や世界の柔術シーンで名を馳せ一時代を築いたスター選手こそがマルコス・ヨシオ・ソウザその人なのだ。世界の頂点に輝いた柔術家の道衣MMA参戦は初であり、きっとこの競技の価値を次のステージへ押し上げてくれるに違いない。

 対する山下アランは柔術黒帯。自身が主催する富山BRAVES BJJ&MMA の看板を背負うファイターでありそのMMAの実力は未知ではあるが、対戦相手にマルキーニョスの名が挙がっても全く怯む事の無い怖れ知らずの闘争心を持つまさにチーム名に刻まれしBraveを地で行く勇者だ。

 道衣を着ることで寝技も打撃も変わる。果たして着衣MMAで柔術家はいかに“何でもあり”を戦うか。

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