▼第3試合 フェザー級 5分2R
〇轟轟(総合格闘技道場コブラ会)65.7kg
[1R 1分00秒 KO] ※右フック
×ヨシ イノウエ(パラエストラTB)65.8kg
関東で初の公式戦となる轟轟(総合格闘技道場コブラ会)は、久保村ヨシTERUを1R KOに下すなど2連勝から、24年12月に石原夜叉坊と対戦。1R KO負けで苦い敗戦も、25年5月の大阪大会ではグ ジユンを1R リアネイキドチョークで下し復活を遂げた。
対するヨシ イノウエ(パラエストラTB)も同じく連敗から脱出し、2連勝中。小川将貴に判定勝ち後、25年5月の前戦で井上翔太をアナコンダチョークに極めている。
イノウエ「明日はまあ、轟轟選手とバチバチの試合になると思うので、よろしくお願いします」
轟轟「初めて東京で試合するんで、熱い試合したい、自分の名前を轟かせる試合がしたいと思っています。以上です」
1R、ともにオーソドックス構え。イノウエはインローから。轟は左右回転速く攻める。轟の右ローに右ストレートを合わせるイノウエ。ワンツーで入る轟にイノウエは右をかぶせる。
右の拳を揺らせながら前に出るイノウエは、右ロー。続けて右を振るが、そこにイノウエは右フック! イノウエが前のめりにダウンし、すぐにレフェリーが間に入った。
試合後、轟は「大阪からこの場所に呼んでくださった皆さま、周囲に感謝します。僕はこれからどんどん上がってチャンピンになります。今日、おじいちゃんが誕生日でKOボーナスを上げられたらと思います。そして友達の結婚で勝利を捧げたいと思います」と語った。
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▼第2試合 バンタム級 5分2R
×関根 累(ROOTS)61.1kg
[判定0-2] ※18-20×2、19-19
〇勝呂 駿(パラエストラTB)61.0kg
バンタム級では、関根累(ROOTS)と勝呂駿(パラエストラTB)が対戦。関根は24年にシュートボクシングで1勝1敗後、25年3月に修斗復帰し、榎本明と判定0-2の接戦を繰り広げている。
勝呂は、Fighting NEXUSでプロデビュー戦勝利後、25年3月の前戦で山本敦章に2R ギロチンチョークで一本負け。
勝呂「今回、必殺技を結構用意してきたんで、めちゃくちゃ早く試合したいです。とりあえず今日食って、しっかりリカバリーして、明日は揺らしますんでお願いします」
関根「“組み対打撃”っていう感じになると思うんで、まあ必殺技、ちょっと見せてもらおうかなと思います。自分もいろいろ用意してきたんで。しっかりリカバリーして、思いっきりぶつかりましょう。お願いします」
1R、先にシングルレッグからボディロックテイクダウンの勝呂。金網使い立つ関根。なおも左差しでボディロックからケージ内側に大内刈テイクダウンの勝呂。ケージまで動き、亀から立とうとする関根。勝呂は左足をかけて右リストコントロールから右足もかけて両足フック。リアネイキドチョーク狙いから仰向けになった関根にパウンド。バック、たすきでゴング。
2R、詰める勝呂のダブルレッグにヒザを合わせる関根。勝呂はそのまま掴んでテイクダウン。右足を超えてハーフに。パスしてサイドに回るも関根背中見せて立ちに。なおもボディロックで崩す勝呂。ダブルレッグでテイクダウン。腰をクラッチして抱いて引き出す勝呂。下からヒジを突く関根。最後に体を上げてパウンドの勝呂に関根が蹴り上げて離してホーン。
判定2-0(20-18×2、19-19)で勝呂が勝利。
















