▼第10試合 66kg契約 3分3R延長1R
〇山際和希(谷山ジム/初代Bigbangウェルター級王者、第7代Krush同級王者)
判定2-1 ※28-29、29-28、30-29
×関龍之亮(team MIYABI)
山際は2009年に全日本学生キックボクシング連盟ウェルター級王者となり、プロデビュー後も順調に勝ち星を積み重ね、2015年6月にBigbangウェルター級王座を獲得。2017年2月まで11連勝を記録した。K-1 JAPAN GROUPには2013年から参戦し、2020年8月の第7代Krushウェルター級王座決定トーナメントで連続KO勝ちして悲願だったKrush王座に君臨したが、2021年1月の初防衛戦に敗れて王座を失った。2025年1月には“DARUMA”健太にKO負け。近年はホームのBigbangのリングで戦い、2025年6月に松下大紀を判定で破り連敗を脱出した。戦績は41勝(14KO)24敗6分。
関は2024年に3勝1敗の好成績を残している。昨年1月のSuper Bigbangでは寛樹に判定勝ち。

1R、関の強烈な右カーフでスタート。右カーフを連発していく関は前蹴り、ジャブで山際を下がらせる。山際も前蹴り、ジャブ。蹴りをフェイントにして右を打つ関に山際は右ミドル。ワンツーの連打で前へ出る山際はジャブから右ミドル。右ストレートからの左ミドルも。関は左フックを打つが山際はかわして両手を広げる。

2R、関の左右ミドルに山際も右ミドルで応戦。ジャブで前に出る山際に関が左フック、すぐに前へ出る関だが山際は右ミドルで体勢を整える。山際の右ミドルに右カーフを合わせる関、山際がバランスを崩す。山際は右ミドルを蹴っていき、関の左インローにも右ミドルを返す。その右ミドルから右フック。左ミドルも蹴る山際に関は右カーフ、山際が右ミドルを返す。

3R、関がローを蹴れば山際はミドルを返し、そのミドルに関がローを返す。関の右ストレートにバランスを崩す山際はローとミドルの蹴り合いでローブローになってしまい関が倒れる。インターバル後、再開。蹴り合いで最後に蹴るのは関。山際は右ミドルから右ストレート、前に来る関に右ミドル。

右ミドルを蹴っていく山際が4連続ヒット、関を転倒させる。その後も右ミドルを当てていく山際。右ストレートもヒットする。左右ミドルをしっかり当てて右ストレートに行く山際。関は胴廻し回転蹴りを放つが不発。最後は山際が右フックを打ち込んで試合終了。




