キックボクシング
レポート

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2025/08/31 17:08

▼第8試合 フライ級初代王座決定トーナメント準決勝(51.5kg契約)3分3R延長1R
〇空龍(ホライズンキックボクシングジム)
判定3-0 ※30-27、30-26×2
×永野翔空(M-BLOW)
※空龍が決勝へ進出。


 1R、ジャブを突く長野に右ローと左インローを蹴る空龍。ジャブと左ローも蹴る空龍に永野は様子見かほぼ手が出ない。そこへ空龍が右ハイ。


 2R、空龍は左右のローとミドルを蹴っていき、永野はジャブからワンツー。中盤からワンツーを打って前に出始めた永野に空龍は左ミドル、右ロー、右カーフ。前に出るのは永野だがあまり手が出ない。その間に空龍はローとミドルを蹴っていく。空龍が右ロー2発から右フック。


 3Rも空龍は右カーフ、左インロー。ローを蹴られる永野は前へ出るもパンチが出ない。永野がワンツーから左フックを打っても空龍は回り込んでかわしていく。そして左ミドル。ジャブで空龍をコーナーへ追い込んでいく永野、空龍は右ストレートを打ってコーナーを離れる。永野のワンツーがようやくヒットするが、空龍は左ミドルと左インローを蹴り続ける。空龍が右ハイ空振りからのバックハンドブロー、そのまま前に出ていく空龍が右フックでダウンを奪う。そして終了のゴング。


 KOと勘違いしたセコンドがエプロンに上がって空龍と抱き合ってしまうアクシデントはあったものの、空龍が判定勝ち。

 決勝戦(王座決定戦)は12月21日、後楽園ホール大会で行われる。


 颯太朗もリングに上がり、「ハイサーイ。今回初めてのサウスポーということでジムのみんなに支えてもらって感謝しかないです。あと勝って次の試合集中できるので、空龍、会見見ていてもSNS見ていてもムカつくので。同じジムの夢斗にボコられているので同じジムの選手にボコボコにされるから。注目しておいてください」と挑発。

 空龍は「今日勝って当たり前の相手だったんですけれど苦戦してしまって。前回3年ぶりの復帰戦で負けてしまって今日勝ててほっとしています。お前、フォーマル勉強して来い。12月、シバいて屋根に帰してやるよ。しっかり練習しろ」と返答。

 これに颯太朗は「今日の試合を見てどっちが勝つと思います? ボコボコにしてやるよ」と言い放った。

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