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【DEEP】水野新太が高橋遼伍に判定勝ちでフェザー級GP優勝。 村元友太郎が右ST一閃! KENTA下しフライ級王者に、大成が酒井リョウを左ST→サッカーキックKOで新メガトン級王者に、フライ級・関原翔が北方大地に判定勝ち、神田コウヤが代役・佐々木大をTKO、本田が力也に一本勝ち

2025/08/17 16:08
【DEEP】水野新太が高橋遼伍に判定勝ちでフェザー級GP優勝。 村元友太郎が右ST一閃! KENTA下しフライ級王者に、大成が酒井リョウを左ST→サッカーキックKOで新メガトン級王者に、フライ級・関原翔が北方大地に判定勝ち、神田コウヤが代役・佐々木大をTKO、本田が力也に一本勝ち

(C)Takaza Keisuke/GONG KAKUTOGI/DEEP

 2025年8月17日(日)、東京・後楽園ホールにて『宗明建設 Presents DEEP 126 IMPACT~DEEPフェザー級GP2025決勝~』(DEEPメンバーシップU-NEXT配信サムライTV)が開催された。

 なお、大会当日券(立見6,000円)が16時からホール5Fの関係者受付にて販売が決定。また、会場で無料配布の大会パンフレットが事前にweb公開されている。

DEEP 126 IMPACT~DEEPフェザー級GP2025決勝~速報

2025年8月17日(日)後楽園ホール
開場/17:30 開始/18:00 ※17:50よりOPファイト実施

▼第9試合 DEEPフェザー級GP決勝 5分3R
×高橋遼伍(KRAZY BEE)66.15kg
[判定0-5] ※27-30×3, 28-29×2

〇水野新太(フリー)66.30kg
※水野がフェザー級GP優勝

「DEEPフェザー級GP決勝戦」。高橋は、2025年3月の1回戦は相本宗輝の欠場で不戦勝。5月の準決勝で五明宏人に判定勝ち。36歳。

水野は3月の1回戦で芦田崇宏に1R TKO勝ち。5月の準決勝で海飛と激闘の末の判定勝ちで決勝進出。22歳。

 高橋「明日はしっかり勝って優勝します。以上です」

 水野「明日は“8番目”から全部を覆すためにしっかり勝って、僕が一番になります。お願いします」

 1R、オーソの高橋に、サウスポー構えの水野。喧嘩四つの前手争い。水野の左ミドルを掴む高橋。抜く水野は左ストレートも突く。高橋は左カーフ。水野もインロー。高橋は右から左の飛び込みもバックステップでかわす水野。

 右ジャブの水野。高橋は右ミドル。水野の針に左を狙う。左ストレートを突くもまだ遠い水野。高橋は右前蹴りをヒット。長い右ジャブを突く水野。高橋は右インカーフ。水野は左ミドルを腹にヒット。

 右のダブルで入る高橋に、水野は左を狙う。右ジャブの水野にワンツーを狙い高橋は右インカーフ。水野がプレスをかけて左ローもローブローに。再開。

 右から左を届かせる高橋。水野の左インローで高橋がバランスを崩す。前に出て小外刈がけでテイクダウン狙う高橋を切る水野。

 2R、前手争いから左インローを当てる高橋。水野もジャブから左ローを返す。高橋の右フックはかわした水野。右から左ボディを当てり水野。高橋の右ハイをかわすが、高橋も右のダブル。バックステップの水野は、右ジャブを当てて、左インローをヒット。

 さらに左から右! 跳びヒザも。高橋も押し返して右ハイもさばく水野は右前手ジャブ、左ハイ。ブロックの高橋も右ボディ。

 右ジャブの水野。高橋は右フックを当てて組みに。体を入れ替える水野は左差しでヒザ。体を入れ替えようとする高橋にさせずに突き放した水野は左インロー。右ジャブ。

 高橋の右ハイに左ハイを返した水野。右ジャブを突いて前に出てゴング。水野のラウンドに。

 3R、笑顔を見せた両者。ハグからスタート。右ジャブの水野。さらに左ヒザを突く。左から右の高橋に、水野は右ジャブ。右インジャーフの高橋に、水野はストレートから右フック。右で飛び込む高橋。しかしクリーンヒットはさせない水野は右ジャブ。高橋も右フックを当てる。

 左右連打をガード上に叩く水野。さらに左ハイ。ガードした高橋も右ハイ。右フック。押し戻す水野は右ジャブ、ワンツースリー。左ストレート、右を当てた高橋。水野もコンパクトにジャブを返すと、高橋は右の飛び込み。

 ワンツースリーのフックまで繋いだ水野。右ジャブ、左ストレートのコンビネーションの水野、高橋の右の蹴りに右を突く水野は、高橋の右に右ジャブを入れて、左ストレート! 前に出る高橋に首相撲ヒザ。高橋の飛び込みをかわしてゴング、水野は先にケージの上に上がってガッツポーズ。判定はこれから。

 体格差を活かし、ジャブで間合いを制し、左の攻撃で強打した水野。高橋はインカーフを当てて右を当てるも入りきれず。判定は5-0(30-27×3, 29-28×2)で22歳の水野が勝利。大塚隆史と熱いハグをかわした。

 判定に涙の水野は「ホッとしています。自分が負けると思っていた人は多いと思いますけど、最後は自分を信じて、コーチの大塚さん、ボクシング山田さんらに支えられていまここに立っています。このGPで優勝したかったのは、1年前の8月10日にお母ちゃんが亡くなって、お墓を建てられず、今回の賞金(300万円)で建てようと思っていました。それが叶えられてよかったと思います。DEEPが一番好きで石司さん憧れてきました。次のステージに行きたいと思います。11月の神戸(RIZIN)、誰か空いていたらお願いします。少しでも親孝行出来てよかったです」と語った。

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