神田コウヤが緊急参戦の佐々木大のカニ挟みさばいてパウンド
▼第5試合 ライト級 5分3R
〇神田コウヤ(THE BLACK BELT JAPAN)70.40kg
[2R 1分13秒 TKO]
×佐々木大(JAPAN TOP TEAM)71.608kg→70.8kg
※JTT山本颯志は負傷欠場
JTTの山本颯志は3月の前戦で北岡悟に判定勝ちでMMA6勝無敗としていたが、練習中の怪我で無念の欠場。代わりに出場する同門の佐々木は、MMA3勝4敗。25年4月のDEEPで高鍋明大に2R、ヒールフックで一本勝ちも、5月『RIZIN 男祭り』では中谷優我(BRAVE)に執拗に今成ロールで足関節にこだわるなどポジションを失い判定負け。
元DEEPフェザー級王者の神田は『ROAD TO UFC』準決勝でリー・カイウェンに判定負け後、DEEPにカムバック。2024年3月に青井人にスプリット判定負けで王座陥落後、7月の木下カラテ戦で体重超過。2点減点の末のスプリット判定負け。
2024年12月の前戦ではライト級に階級を上げて山田聖真と対戦。偶発的な金的攻撃により試合続行不可能のため、3R途中までの判定で神田が勝利。今回もライト級で戦う。
佐々木「佐々木です。計量オーバー。すみません、あの再計量までに間に合わせます。今回、あのすごい強い選手とやらせてもらえるという機会なんで、しっかり勝ちたいと思います。一本獲ります」
神田「佐々木選手、まず試合を受けていただきありがとうございます。試合できるのを楽しみにしてるんで胸貸してください。よろしくお願いします」
1R、サウスポー構えの神田の蹴りが佐々木にローブローになり中断、再開。左インローの神田。組んだ佐々木はバッククリンチから引き込むが崩れない神田が正対し離れる。
佐々木のオーバーハンドをかわしてシングルレッグテイクダウンの神田。マット中央。手首を掴もうとする佐々木に左のパウンドを当てた神田。佐々木は立ち上がり。シングルレッグもそこに左のヒザ蹴りを合わせた神田!
そのまま引き込み下になる佐々木に神田は離れてサッカーキック! 立つ佐々木の右に左テンカオを合わせる神田は、引き込む佐々木を切って蹴り、足をさばいてゴング。
2R、半身の佐々木に右を突いて詰める神田。佐々木はカニ挟みから足関節を狙うが、ヒザは抜けている神田、足を抜いてパウンド連打に佐々木は動けず、レフェリーが間に入った。
試合後、神田は「相手変更で大変でしたが佐々木選手のおかげで試合できました。佐々木選手に拍手を」と語った。









