▼K-1スーパー・ウェルター級 3分3R延長1R
小田尋久(TEAM3K)
松本和樹(K-1ジム川口ブルードラゴン)

小田はフルコンタクト空手出身で、2021年11月にプロデビュー。“マッスルタンク”のニックネーム通りのムキムキボディの持ち主で、空手の蹴り技にプラスしてパンチの強打を持つ。Krushには2023年2月から参戦し、2024年5月の第5代Krushスーパー・ウェルター級トーナメント準決勝で森田奈男樹をKO、8月の決勝で璃久を破って同級王座を獲得した。10月にはストーヤン・コプリヴレンスキーに挑み、ダウンを奪う大健闘の末に延長Rで判定2-1の惜敗。2025年2月、デング・シルバにダウンを奪われ追い上げるも判定2-0で惜敗した。5月、地元大阪で初防衛戦に臨んだがアビラル・ヒマラヤン・チーターにKOで敗れ、王座を失っている。戦績は8勝(4KO)4敗。

松本は2022年4月からK-1 GROUPに参戦。デビューから2連続KO勝ちも、赤田功輝と目黒翔大に連敗。その後も連続KOして2023年7月には南雲大輝を判定で破った。前戦は2025年3月、佐野天馬に判定負けを喫している。戦績は6勝(4KO)4敗1分のサウスポー。2試合前は60kg、前戦は62.5kgで戦っており、一気に70kgへ上げての挑戦となった。
インスタライブに出演した松本は「普段は75~76kgあります。準備は大丈夫。(小田戦が決まって)シンプルに凄く嬉しかったです。むしろ強い選手の方が僕は興奮するので。階級は上げようと思っていました。K-1MAXで僕も世界に挑戦したい気持ちが強かったので、一気に70kgに上げました」と話した。

小田が“マッスルタンク”と呼ばれていることに対しては、「僕も肉体改造しているので」とTシャツを脱いでマッスルアピール。「シャバーニシルバーバック(愛知県東山動植物園にいるイケメンゴリラ)と呼んでください。同い年で写真集2冊出しているので、負けていられない」とする。
「やりたいのはダリル・フェルドンク。彼も同い年なので。噛み合う自信あります。僕を知らない人も多いと思いますが、一気に階級アップするので無謀な挑戦とか言われると思いますけれど、僕はチームと自分を信じてMAXを盛り上げるのでご期待ください」と語った。




