▼ライト級 5分3R
〇クリス・ダンカン(スコットランド)14勝2敗(UFC5勝1敗)156lbs/70.76kg
[判定3-0] ※29-28, 29-28, 30-27
×マテウシュ・レベツキ(ポーランド)20勝3敗(UFC4勝2敗)155.5lbs/70.53kg
ポーランドのレベツキは、24年5月のディエゴ・フェレイラ戦でTKO負けで初黒星。10月にオロルバイにスプリット判定勝ち。
DWCS出身・スコットランドのダンカンは、24年2月にマヌエル・トーレスにリアネイキドチョークで一本負けで初黒星も、ここ2試合をギロチンチョークで極めている。
ともにこの試合に向けて、ATTで練習。合宿所の隣部屋で暮らし、ATTジムでは壁を作って同門対決の練習をしてきた。
1R、サウスポー構えのレベツキ。オーソのダンカンは右オーバーハンドを振る。さらに右ストレート。下がらないレベツキはワンツーの左で前進すると右でフラッシュダウンを奪う。すぐに立つダンカンも左で返す。蹴り、ヒザの交錯で下になるダンカンだが、立ち上がり。
左ボディのダンカン。レベツキはワンツーの左、インローと前に。ダンカンはその入りに右を合わせるが、前に出るのはレベツキ。左インローを当てる、ダンカンの右ハイをスウェーでかわすレベツキ。ダンカンは右ヒザも潰したレベツキ。両足を束ねてパウンド。足を抜いて背中を見せた立つダンカンはケージ際に。バッククリンチからヒザを突くが、正対するダンカンがヒザ。
右ジャブ、左ロー、左を強振するレベツキ。ダンカンもヒジを狙う。ダンカンの右ヒジでレベツキは右額を大きく内出血。
2R、レベツキの左にダンカンの右が交錯。左インローから前に出るレベツキにダンカンは右回りで右前蹴り。さらに右ストレートを突く。レベツキは右の外足を取って右を打つが、その打ち終わりに右ストレート、右ハイはダンカン! ここで引かないレベツキはダブルレッグテイクダウン。しかし立つダンカンは右の打ち降ろし。左の突き合い。左アッパーのレベルキ。左オーバーハンドは大きい。ダンカンは右ボディ。右ミドル! 右前蹴りはかわしたレベツキは左の飛び込み。さらに左。回るダンカンは右ミドルを返す。さらに入りに右テンカオ。顔を腫らすレベツキ。
#UFCVegas108 Official Result: Chris Duncan (29-28, 29-28, 30-27 | @theproblem155) defeats Mateusz Rebecki by unanimous decision
— UFC News (@UFCNews) August 3, 2025
Main Card Results ➡️ https://t.co/DIyz8uNKzT
3R、左から右アッパーのダンカンにダブルレッグテイクダウンのレベツキ、すぐに立つダンカン。ワンツーのダンカンに被弾しながらも右を振るレベツキ、空振りに。なおも組みを混ぜながら前に出るレベツキにシングルレッグのレベツキ。そこにアナコンダチョークを狙うダンカン。仰向けになって逃れるレベツキは、目が塞がりながらも前に。
ダンカンも左目下をカット。軸がブレながらも右から左を振るレベツキ。そこに組んだのはダンカン。右の相打ちから右三日月蹴り、右ヒザのダンカン! 右ジャブ、左フックを返すレベツキ。
押し込むダンカンに突き放すレベツキ。右を差すダンカン。頭を下げて入るレベツキに右ハイを当てて右ストレートに。さらに首相撲ヒザ。レベツキは右顔面の半分が血に染まる。ホーン後に、額のコブが破裂か。マットが血で染まる。
判定は29-28×2、30-27の3-0でダンカンが勝利。血まみれの同門対決を制した。






