MMA
レポート

【UFC】平良達郎が無敗ヒャンソンからダウン奪いフェイスクランクで極める!「パントージャ、ジョシュア・ヴァンと戦いたい」。 中村倫也がフレッチャーを三日月蹴りTKO! 日本人UFC戦士5連戦の初陣飾る

2025/08/03 06:08

▼ライト級 5分3R
〇クリス・ダンカン(スコットランド)14勝2敗(UFC5勝1敗)156lbs/70.76kg
[判定3-0] ※29-28, 29-28, 30-27
×マテウシュ・レベツキ(ポーランド)20勝3敗(UFC4勝2敗)155.5lbs/70.53kg

 ポーランドのレベツキは、24年5月のディエゴ・フェレイラ戦でTKO負けで初黒星。10月にオロルバイにスプリット判定勝ち。

 DWCS出身・スコットランドのダンカンは、24年2月にマヌエル・トーレスにリアネイキドチョークで一本負けで初黒星も、ここ2試合をギロチンチョークで極めている。

 ともにこの試合に向けて、ATTで練習。合宿所の隣部屋で暮らし、ATTジムでは壁を作って同門対決の練習をしてきた。

 1R、サウスポー構えのレベツキ。オーソのダンカンは右オーバーハンドを振る。さらに右ストレート。下がらないレベツキはワンツーの左で前進すると右でフラッシュダウンを奪う。すぐに立つダンカンも左で返す。蹴り、ヒザの交錯で下になるダンカンだが、立ち上がり。

 左ボディのダンカン。レベツキはワンツーの左、インローと前に。ダンカンはその入りに右を合わせるが、前に出るのはレベツキ。左インローを当てる、ダンカンの右ハイをスウェーでかわすレベツキ。ダンカンは右ヒザも潰したレベツキ。両足を束ねてパウンド。足を抜いて背中を見せた立つダンカンはケージ際に。バッククリンチからヒザを突くが、正対するダンカンがヒザ。

 右ジャブ、左ロー、左を強振するレベツキ。ダンカンもヒジを狙う。ダンカンの右ヒジでレベツキは右額を大きく内出血。

 2R、レベツキの左にダンカンの右が交錯。左インローから前に出るレベツキにダンカンは右回りで右前蹴り。さらに右ストレートを突く。レベツキは右の外足を取って右を打つが、その打ち終わりに右ストレート、右ハイはダンカン! ここで引かないレベツキはダブルレッグテイクダウン。しかし立つダンカンは右の打ち降ろし。左の突き合い。左アッパーのレベルキ。左オーバーハンドは大きい。ダンカンは右ボディ。右ミドル! 右前蹴りはかわしたレベツキは左の飛び込み。さらに左。回るダンカンは右ミドルを返す。さらに入りに右テンカオ。顔を腫らすレベツキ。

 3R、左から右アッパーのダンカンにダブルレッグテイクダウンのレベツキ、すぐに立つダンカン。ワンツーのダンカンに被弾しながらも右を振るレベツキ、空振りに。なおも組みを混ぜながら前に出るレベツキにシングルレッグのレベツキ。そこにアナコンダチョークを狙うダンカン。仰向けになって逃れるレベツキは、目が塞がりながらも前に。

 ダンカンも左目下をカット。軸がブレながらも右から左を振るレベツキ。そこに組んだのはダンカン。右の相打ちから右三日月蹴り、右ヒザのダンカン! 右ジャブ、左フックを返すレベツキ。

 押し込むダンカンに突き放すレベツキ。右を差すダンカン。頭を下げて入るレベツキに右ハイを当てて右ストレートに。さらに首相撲ヒザ。レベツキは右顔面の半分が血に染まる。ホーン後に、額のコブが破裂か。マットが血で染まる。

 判定は29-28×2、30-27の3-0でダンカンが勝利。血まみれの同門対決を制した。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.341
2025年12月21日発売
大晦日決戦に臨むシェイドゥラエフと朝倉未来ほか「特集◎大晦日を読む」では、5大タイトルマッチのインタビューと川尻達也らが試合解説。UFC平良達郎、40周年記念・水垣偉弥インタビューも
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント