MMA
ニュース

【UFC】8月22日にRTU準決勝・中村京一郎vs.リー・カイウェン、23日のUFNでウォルケルvs.ミンヤン、オルテガvs.スターリング、フライ級でジョンソンvs.無敗カヴァナも!=上海

2025/06/26 18:06
【UFC】8月22日にRTU準決勝・中村京一郎vs.リー・カイウェン、23日のUFNでウォルケルvs.ミンヤン、オルテガvs.スターリング、フライ級でジョンソンvs.無敗カヴァナも!=上海

(C)Zuffa LLC/UFC

 2025年8月22日(金)と23日(土)に中国・上海の上海インドア・アリーナにて開催される『ROAD TO UFCシーズン4 準決勝』(22日)と、『UFCファイトナイト上海』(23日)のカードが発表された。中国本土におけるUFCイベントとしては4度目。現地プライムタイムでの開催が予定されている。

▼ROAD TO UFC 4 フェザー級トーナメント準決勝 5分3R
リー・カイウェン(中国)15勝6敗
中村京一郎(日本)6勝1敗

 22日の『ROAD TO UFC: Shanghai エピソード5&6』では、日本人で1回戦を唯一突破した中村京一郎(6勝1敗)が、中国のリー・カイウェン(15勝6敗)とフェザー級準決勝で対戦するなど、4階級の準決勝8試合が行われる。トーナメント優勝者はUFCとの複数試合契約を勝ち取る。

▼女子ストロー級 5分5R
シー・ミン(中国)17勝5敗(UFC1勝0敗)
ブルーナ・ブラジル(ブラジル)10勝5敗(UFC2勝3敗)

 さらに、特別メインイベントとして『ROAD TO UFCシーズン3』女子ストロー級トーナメント優勝者である中国のシー・ミン(17勝5敗)が、ブラジルのブルーナ・ブラジル(10勝5敗1分)を相手にUFCデビューを果たす。

▼ライトヘビー級 5分5R
ジョニー・ウォルケル(ブラジル)21勝9敗(UFC7勝6敗)
ジャン・ミンヤン(中国)19勝6敗(UFC3勝0敗)※UFC3連勝中

 また、翌23日の『UFC Fight Night: Walker vs. Zhang』では、メインイベントで、UFCライトヘビー級12位のジョニー・ウォルケル(ブラジル・21勝9敗)が、14位のジャン・ミンヤン(中国・19勝6敗)と対戦するほか、コメインでは、フェザー級7位のブライアン・オルテガ(米国・16勝4敗)と、同級9位のアルジャメイン・スターリング(米国・24勝5敗)が対戦する。

 ライトヘビー級のジョニー・ウォーカーあらためウォルケルは、24年1月にマゴメド・アンカラエフとの再戦でKO負け後、6月にヴォルカン・オーズデミアにも1R KO負けで現在2連敗中。

 対するジャン・ミンヤンは、MMA12連勝中でUFC3連勝中。2023年6月の『ROAD TO UFCシーズン1』第1試合でワンマッチで出場し、トゥコ・トコスを1R KOに下してUFCと契約。2024年2月にブレンドソン・ヒベイロ、11月にオジー・ディアス、2025年4月の前戦で アンソニー・スミスを、いずれも1R KO・TKOで下すなど殺傷能力の高い打撃を武器とする。

 ウォルケルがトップ10に留まるか、ミンヤンがとって替わるか。

▼フェザー級 5分3R
ブライアン・オルテガ(米国)16勝4敗(UFC8勝4敗)
アルジャメイン・スターリング(米国)24勝5敗(UFC16勝5敗)

 また、フェザー級のオルテガは24年2月にヤイール・ロドリゲスとの再戦で肩固めで一本勝ちでリベンジを果たしたものの、24年9月にディエゴ・ロペスに判定負けしており、今回が再起戦。

 元バンタム級王者のスターリングは、24年4月のフェザー級転向初戦でカルヴィン・ケイターに判定勝ち。12月のモフサル・エフロエフ戦ではグラウンドコントロールでエフロエフに上回られて判定負け。こちらも再起戦となる。

 また、日本人4選手(平良達郎、堀口恭司、朝倉海、鶴屋怜)が参戦中でフライ級でも注目の2カードが発表されている。

▼フライ級 5分3R
ロニー・カヴァナ(中国)9勝0敗(UFC2勝0敗)
チャールズ・ジョンソン(米国)17勝7敗(UFC6勝5敗)

 香港生まれの母親がロンドンで産み育てたカヴァナは、武術散打、テコンドーをベースにキックボクシングでは、WKUでキッズ時代に5度の世界王者に輝いた。ブラッド・ピケットが設立したロンドンのグレートブリテン・トップチーム所属で、2013年にMMAデビューし、Cage Warriorsから、24年のコンテンダーシリーズで勝利し、UFCと契約。11月にホセ・オチョアとの無敗のUFCデビュー戦対決で判定勝ち。25年3月にフェリペ・ ドス・サントスにも判定勝ちでUFC2連勝中。26歳。

 ジョンソンは、一時3連敗で追い込まれていたが、2024年2月に代役で緊急出場した無敗のアザト・マクスム戦で判定勝ちすると、現PFLのジェイク・ハドリーに判定勝ち、ジョシュア・ヴァンを右アッパーでKOに下すとス・ムダルジに判定勝ちで怒涛の4連勝。2025年3月の前戦で元RIIZNのラマザン・テミロフに判定負けで5試合ぶりに黒星を喫した。34歳。

 ともに強い打撃を持つが、身長で12cm、リーチで8cm長いジョンソンは6KO/TKO勝ちに加え、4つの一本勝ちもマークするなど極めも強い。引き出しの多さとキャリアはジョンソンに分があるが、8歳若いカヴァナは自身のルーツの国で無敗記録を更新するか。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.341
2025年12月21日発売
大晦日決戦に臨むシェイドゥラエフと朝倉未来ほか「特集◎大晦日を読む」では、5大タイトルマッチのインタビューと川尻達也らが試合解説。UFC平良達郎、40周年記念・水垣偉弥インタビューも
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア