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【UFC】ドバリシビリがオマリーをドミネートし判定勝ち、バンタム級新王者に! シェフチェンコがグラッソに完封勝利で女子フライ級王座奪還、ロペスがオルテガからダウン奪い5連勝、フライ級でロドリゲス、ヴァンが激闘勝利

2024/09/15 09:09

▼フェザー級 5分3R
〇ディエゴ・ロペス(ブラジル)26勝6敗(UFC5勝1敗)※UFC5連勝 146lbs/66.22kg
[判定3-0] ※30-27×2, 30-26
×ブライアン・オルテガ(米国)16勝4敗(UFC8勝4敗)146lbs/66.22kg 

 フェザー級では、3位のブライアン・オルテガ(米国)が、12位ながら4連勝中のディエゴ・ロペス(ブラジル)と対戦する。

 オルテガは、2024年2月の『UFC Fight Night 237: Moreno vs. Royval 2』でヤイール・ロドリゲスに3R肩固めで一本勝ちして以来の試合。

 ロペスは6月の『UFC 303: Pereira vs. Prochazka 2』で緊急出場のダン・イゲに判定勝ちして以来の試合となる。ともに柔術黒帯の戦いとなる。

 1R、ともにオーソドックス構え。ジャブを突くオルテガ。ワンツースリーをガード上に。ロペスはインカーフから右から左で崩して左ラッシュでダウンを奪うと、立ち上がり際にパウンド。バック狙いにガードにするオルテガ。そこにロペスはパウンド! オルテガの三角狙いを離れ、立ち際にバックを狙うロペスに仰向けになるオルテガは、ガードもロペスは離れる。

 スタンド勝負のロペス。オルテガの打撃はダメージからまだ軸がブレる。左のオルテガに、ロペスは左をヒット。さらにジャブの打ち終わりに右をかぶせる。ボディから左フックを当てるロペス。オルテガは左目周辺から出血も左ミドルを当て返してホーン。ロペスのラウンド。

 2R、オルテガのジャブの戻しの間にワンツースリーとまとめるロペス! 右で入るオルテガにボデイ打ちのロペス。カーフ狙いもオルテガもワンツーを突く。さらにシングルレッグへ。

 ここは切るロペス。オルテガは右の蹴りを上下に。ロペスは右オーバーハンド。かわすオルテガは右ジャブもその打ち終わりに右を伸ばすロペスは右ハイも。ブロッキングのオルテガ。ロペスは右の足払い。オルテガは下に。付き合わないロペス。右カーフのロペス。足を流すオルテガは右ジャブを伸ばす。ロペスのラウンドに。カーフのダメージはいかに。

 3R、右ローのロペス。左ジャブを突くオルテガはどこで仕掛けるか。オルテガの右ジャブに右を伸ばすロペス。圧力をかけるオルテガに右の蹴りのロペス。オルテガはシングルレッグで右差しも左小手から突き放すロペス。右を当てたオルテガは左も当てるが、ロペスは左をヒット!

 顔を押さえて下がるオルテガにロペスは詰めて組むが、深追いせず。ジャブの刺し合いのオルテガに左でダウンを奪ったロペス! 前に詰めてサイドバックからパウンド。立つオルテガの左右に打ち返してホーン。

 判定は3-0(30-27×2, 30-26)でロペスが勝利、UFC5連勝をマーク。「圧倒的な勝利だったと思う。タイトルマッチを」と王座挑戦をアピール(※10月27日の『UFC 308』でイリア・トプリアとマックス・ホロウェイが王座戦)した。

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