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【PFL】覚醒ラバダノフがケビン・リーを初回TKOで4連続フィニュシュ勝利、カモーシェが無敗ダナを完封、マウスピース拾いに拘るバルナウイにコーガンが判定勝ち、デイビスがプリマスに判定勝ち、バンタム級補欠戦でマゴメドフが16戦無敗ハミドフに土つける

2025/06/21 06:06

2025 PFL World Tournament 6: Semifinals 全試合速報

Main Card: Friday, June 20 - 9 pm ET

▼ライト級準決勝 5分3R ※選手名から前戦
〇ガジ・ラバダノフ(ロシア)26勝4敗2分 155.6lbs(70.57kg)
[1R 2分37秒 TKO] ※左フック

×ケビン・リー(米国)20勝9敗 156lbs(70.76kg)

 ライト級準決勝では、昨年優勝のダゲスタン軍団のラバダノフと、元UFCのケビン・リーが対戦。

 2022年の大晦日「RIZIN×BELLATOR全面対抗戦」で武田光司に判定勝ちしたラバダノフは、その後も6連続判定勝ちで強さは見せながらも、堅い試合内容だったが、フィニッシュポイントが関係ない24年のPFL決勝トーナメントに入って突如、覚醒。ここまで3試合連続KO勝利をマークしている。

 今回は、同じトーナメント1回戦を勝ち上がったジェイ・ジェイ・ウィルソンと対戦予定も、JJが負傷欠場のため、代役でUFC11勝8敗のケビン・リーとの対戦となった。リーはお騒がせ団体GFLと契約していたが、全大会を無期限延期としたことで、PFL参戦となった。

 1R、ともにオーソドックス構え。中央を取るラバダノフ。リーは左ジャブ。ラバダノフも右ストレートから左を突く。右ミドルハイのリーに。

 ラバダノフは左ジャブでダウンを奪うと、リーの組みを切って前に。じりじりと詰めて右! 腰が落ちたリーは足を手繰るが、切ったラバダノフはさらに右でケージに詰めると左から右。リーの左は空振りに。

 左ジャブのラバダノフ。右から左、さらに左フックをヒットさせ、前のめりに崩れたリーにレフェリーが間に入った。ラバダノフがTKO勝ち。アルフィー・デイビスと決勝で対戦に。

 試合後、ラバダノフは「とても幸せです。僕にとっては大きな勝利です。再びベルトを腰に巻くことに一歩近づきました。(決勝で戦うアルフィ・デイビスについて)何も。ただ自分のことだけを考えています。僕は誰と対戦しても、人生で誰にでも勝てることを知っています。興奮しているし、怪我もない。体調も良く、準備は万端です。(左フックでのKOに)今なら、僕が爆弾を持っていることがわかるだろうね。両手に爆弾だよ(笑)」と笑顔で語った。昨年覇者のラバダノフは、連覇に向けてあと1勝に。

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