▼ライト級トーナメント1回戦 5分3R
〇ガジ・ラバダノフ(ロシア)156lbs(70.76kg)
[1R 0分32秒 TKO] ※パウンド
×マーク・ディアケイジー(英国)155.2lbs(70.39kg)
ダゲスタン出身、PFLライト級トーナメント2024王者のラバダノフは24勝4敗2分(Bellator5勝0敗、PFL5勝0敗)。2022年大晦日に 武田光司に判定勝ちするなど、 2022年3月のジェイ・ジェイ・ウィルソン戦以降、6連続判定勝ちだったが、2024年8月のPFLトーナメント準決勝でマイケル・デュフォートを2R KOに下すと、11月の決勝でもブレント・プリムスを3R KOで優勝。連続KO勝ちでフィニュシュ力を増している。今回のトーナメントで唯一、昨年の100万ドル獲得者がトーナメント出場となる。31歳。
キンシャサ出身、英国のディアケイジーはMMA18勝7敗で、UFC8勝7敗と勝ち越し。2連勝からマイケル・ジョンソン、ヨエル・アルバレスに敗れ、2023年11月にカウエ・フェルナンデスにスプリット判定勝ちでUFCとの契約満了。2024年9月のBellator Champions Seriesロンドン大会でティム・ワイルドに判定勝ち。32歳。
1R、オーソのラバダノフに、サウスポー構えのディアケイジー。右関節蹴り、回転蹴りも見せるディアケイジー。
しかし、続くディアケイジーの左ミドルを左手で外に流したラバダノフは、左から右を振ってディアケイジーのバランスを崩すと、中腰で強いパウンド! 連打から右を浴びて失神したディアケイジーにレフェリーが間に入った。
GADZHI. SHUTS. IT. DOWN.
— PFL (@PFLMMA) April 19, 2025
30 SECOND KO!!
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秒殺TKO勝ちのラバダノフは、口に指を当てて“騒がない”とポーズ。ケージ内でのインタビューでは「フェイスオフの前に少しお互いを理解していなかったと思う。これはスポーツだ。僕は対戦相手すべてに敬意を払っているし、昨日の計量前にも対戦相手と取り決めをした。少し話してみるよ。僕にはもっとモチベーションがある。。まだまだやらなきゃいけないんだ。もちろん、彼の試合は見てきたし、彼の蹴りはとてもいいものだし、たくさんの蹴りを出すから、準備していたんだ。(追撃について)僕はファイターだけど、彼には彼のファンがいる。そして、僕はこの男のことを理解しているし、そうしたくなかったんだ。僕たちはスポーツマンであり、このようにお互いをサポートし、理解し合わなければならない。(準決勝に向けて)僕はたくさんの準備をする。ここに来て、人々を終わらせる」と語った。
勝者のラバダノフは準決勝で“マリオキッド”ウィルソンと対戦に。両者は2022年3月にBellatorで対戦。ラバダノフが判定で勝利している。











