▼第3試合 COLORSグラップリングマッチ 51kg契約 8分1R
〇平田彩音(BURST)50.2kg
[判定 3-0] ※20-18×3
×井上智子(ストライプル茨城)47.4kg
平田彩音のグラップリングでの参戦が決定。平田は2024年インフィニティリーグ女子アトム級にエントリーし、2025年の3月に韓国で行われた『BLACK COMBAT』では豪快なKO勝利を飾り、更に成長した姿を見せている。
対戦相手は柔術の強豪・井上智子(ストライプル茨城)。井上はIBJJF全日本マスター選手権三連覇をはじめ、黒帯でエントリーした2024年のIBJJFアジア選手権でも優勝するなど輝かしい戦歴を持つ。2024年5月のLevel-G サブオンリーでは、柳仙香に判定勝ちしたことも記憶に新しい。
今回はノーギでの参戦となるが両選手の身長差は20cm以上あり、リーチでは井上が有利。平田もMMAはもちろん柔術、グラップリングなど様々なルールにチャレンジしており、強豪・井上を相手にどんな試合を見せるか。
前日計量で井上は「私は身長173cmでちょっと身長差があって面白い試合になるかと思うので、楽しみにしててください」と語り、井上は「柔術黒帯のすごい強い選手でやるんですけど、練習してきたことをしっかり出せるように頑張ります」と意気込みを示した。
1R、シッティングガードの井上は、平田の左足を掴むも平田はヒザを抜き足を組ませず抜く。再び左足を掴む井上に、平田も足を掴んでヒザ十字狙い。ヒザを曲げる井上は、平田のクラッチを剥がして上に。平田は下から立ち上がり。
シッティングになる井上。平田は右足をつかんでパス狙いも井上も越えさせず。アクションの注意でブレーク、スタンド再開。引き込み座る井上のインバーテッドガードに、上の平田は上四方から腕十字へ。長い足をからめてまたごうとする井上が腕を抜いた瞬間に、平田も三角絞めに移行。
足を組ませない井上は、足を手繰りつつうつ伏せで腕十字狙い。離れる平田。下の井上はロールして平田の右足をすくいに。抜いて離れてからアタックの平田は井上のインバーテッドからのトーホールド狙い、三角絞め狙いも組ませず。
下からアタックする井上に、平田はかつぎパス狙いも井上が足関節狙いでゴング。
判定3-0(10-9×3)でトップの平田が勝利。コールに少し驚きの表情でセコンドを見た平田は、「今回の試合はすごい格上の選手とやらせていただいてありがたいです。井上選手すごく強かったです。次は総合で出来たらいいなと思います。応援よろしくお願いします」と語った。













