▼第11試合 47.62kg契約 2分3R
〇藤原乃愛(尚武会フジワラムエタイジム)
TKO 2R 1分56秒 ※レフェリーストップ
×サリカトーン・オーツームエタイジム(タイ)

藤原はジュニアキック時代から50戦以上のキャリアを重ね、2021年5月にプロデビュー。相手を圧倒する前蹴りで連勝を重ね、プロ6戦目でAyakaに勝利し、高校3年生にしてミネルヴァ ピン級タイトルを獲得。昨年3月に撫子との初防衛戦で敗れ、続く5月のムエロークでは女子ムエタイ界トップの一角、モンクットペットに判定負けを喫して以降は、タイを主戦場に。

2024年6月にはタイ・カラレスタジアムで行われたFairtex Fight47kgタイトルを獲得。9月の『RAJADAMNERN KNOCK OUT』でも完勝、『BOM』『RWS JAPAN』『RWS』『ムエローク』で勝ち進み、現在12連勝中。ラジャダムナンスタジアム認定女子ミニマム級1位にランキングされている。

1R、左ミドルを連打していく藤原にサリカトーンは組み付くが藤原が先にヒザを蹴る。離れると組み付いてくるサリカトーンに藤原はワンツー。徹底して組み付いてくるサリカトーンは押しヒザを見舞う。

藤原のワンツーには左ミドル。藤原のパンチにはテンカオも。ならばと藤原は突き刺すような前蹴りと左ミドル。サリカトーンは首相撲でヒザ蹴り。オープンスコアは10-9×2でサリカトーン、10-9で藤原と割れた。

2Rが始まると同時に藤原は左ミドル5連発、サリカトーンのミドルをキャッチしてコカす。しかしサリカトーンは首相撲のヒザ蹴り。藤原は左ミドルを蹴るが、首相撲に捕まってヒザをもらい、ヒザで押さえられてしまう。藤原も顔を押しながらのヒザで対抗。パンチで前に出る藤原は右ヒジでサリカトーンの右頬をカットして流血させる。

ドクターチェックで試合再開、首相撲になると顔を押してヒザを蹴る藤原。再びドクターチェックとなり、ここでストップ。藤原がTKO勝ちを収めた。




