(C)K-1
Krush.175 ~in OSAKA
2025年5月18日(日)大阪府立体育会館・第2競技場(エディオンアリーナ大阪)
※ABEMAにてLIVE配信
▼メインイベント(第10試合)Krushスーパー・ウェルター級タイトルマッチ 3分3R延長1R
×小田尋久(TEAM3K/王者)
KO 2R 1分15秒 ※右ストレート
〇アビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール/志村道場/挑戦者)
※アビラルが新王座に就く。小田は初防衛に失敗。
小田はフルコンタクト空手出身で、2021年11月にプロデビュー。“マッスルタンク”のニックネーム通りのムキムキボディの持ち主で、空手の蹴り技にプラスしてパンチの強打を持つ。Krushには2023年2月から参戦し、2024年5月の第5代Krushスーパー・ウェルター級トーナメント準決勝で森田奈男樹をKO、8月の決勝で璃久を破って同級王座を獲得した。10月にはストーヤン・コプリヴレンスキーに挑み、ダウンを奪う大健闘の末に延長Rで判定2-1の惜敗。2025年2月、デング・シルバにダウンを奪われ追い上げるも判定2-0で惜敗した。戦績は8勝(4KO)3敗。
アビラルは2016年1月に来日。2020年1月にHEATキックルールミドル級王座を獲得し、12月にK-1初参戦を果たすと1Rに木村“フィリップ”ミノルから打ち下ろしの右でダウンを奪い、2Rに逆転TKO負けを喫したものの大きなインパクトを残した。その後は勝っても負けてもKOがK-1では全試合続き、2025年2月の白須康仁戦でのTKO勝ちで3連敗から脱出。また、2024年10月にはホームリングの『HEAT』でISKAインターコンチネンタル スーパー・ウェルター級王座を獲得している。戦績は18勝(17KO)6敗。

1R、ジャブを打つアビラルに近付いていく小田は左インローから左フック。ジャブを多用するアビラルは左フックも。小田は接近戦に持ち込んで左ボディと左右フック、アビラルはヒザを突き上げる。アビラルが至近距離での打ち合いになったところで右のショートで小田からダウンを奪う。

再開後、打ち合いに行く小田だがアビラルのジャブがしっかりと小田を捕える。右ストレートからの左フックでアビラルがダウンを追加。さらに打ち合おうとする小田へアビラルが襲い掛かったところでゴング。

2Rもジャブを突くアビラルがワンツー、小田が入って来ると左フックを当てる。小田は左フックをもらってヒザをつくがすぐに立ち上がって向かっていく。左右フックで接近戦を挑む小田だが、アビラルが右ストレートを打ち抜き、近付いた小田にショートの右をヒットさせてダウンを追加。小田は立ち上がろうとするも身体が言うことをきかない様子で、小田のセコンドからタオルが投入された。


アビラルはコーナーに登って勝利をアピール。セコンドと抱き合って涙を流す。宮田プロデューサーにベルトを巻かれると、涙が止まらないアビラル。マイクを持つと「やっとK-1で結果が出せたと思います。皆さん、いつも本当に応援ありがとうございます。最後負けたのはK-1の大阪大会、ここで負けた時に引退しようと思っていました。でもお父さん、館長、まわりのみんなが引退を止めくれて今は本当に感謝しています。引退していたらKrush王者になれていなかったと思います。ここからはマジで、ずっと言ってきたK-1王者に絶対になります」と語った。







