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レポート

【Krush】アビラルが小田尋久をKOして王座奪取「ここからマジでK-1王者に絶対なります」、近藤魁成が攻めあぐねるも地元で勝利、村田健悟が7戦全勝に、竹添翔太が啓斗との熱戦を制す、体重超過の海斗が嵐のような連打でKO勝ち

2025/05/18 17:05

▼第8試合 Krushスーパー・バンタム級 3分3R延長1R
〇村田健悟(ALONZA ABLAZE)
判定3-0 ※30-28×2、30-27
×木塚勝樹(M-BLOW)


 村田は3歳で空手を始め、全国・国際大会で優勝。K-1アマチュアでも結果を残して2023年6月にデビューすると、6戦全勝(4KO)の快進撃。いま最も注目されるホープの一人だ。


 木塚はAJKN日本フェザー級新人王で、今回がK-1 GROUP初参戦。戦績は4勝(2KO)4敗。


 1R、ガードを固めて前へ出る村田が左カーフ、サウスポーの木塚はジャブと前蹴り。村田の右ハイがヒットする木塚は左ミドルからの左ストレート、前へ出る村田にヒザを突き上げて前へ出るが、すぐに村田が圧をかけて前へ出る。村田の左ボディ、右フック。木塚は村田の左フックをブロックして左フックを打ち返すが、村田のインローにバランスを崩す。


 村田が右カーフを蹴って前へ出る。木塚は飛びヒザを繰り出すが、村田は「効いてないよ」と余裕を見せる。木塚のパンチをかわしながら左ボディ、左フックを打つ村田。ラウンド終了のゴングが鳴ると、両者はにらみ合う。


 2Rも前に出るのは村田。木塚にロープを背負わせると左ボディ、左フック。木塚は下がりながら左三日月を蹴る。次第に余裕が出てきた村田は二回転蹴り、左フック、右フック、前蹴り、右ローと前へ出て攻め、左のショートアッパー。木塚に攻撃を出させない猛攻を見せたが、木塚も左三日月で応戦する。


 3R、前蹴りで突き放す木塚にじりじりと詰め寄る村田。木塚がジャブ、右ハイ、右ストレートと下がりながらも攻撃を出す。村田は左ヒザを突き刺すと左ボディ、ワンツーで前へ出る。木塚に連打でロープを背負わせ、飛びヒザ蹴りも。村田の右ストレート、しかし前へ出ると木塚がヒザを突き上げて来る。村田の右カーフに木塚はバックブローを繰り出すが、村田がかわして前へ出る。右ローから左右フック、村田も倒そうとパンチを打つが木塚は粘る。


 判定は攻めまくった村田が3-0で勝利。戦績を7戦全勝とした。

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