▼インフィニティリーグ2025ストロー級 5分2R
〇旭那 拳(THE BLACKBELT JAPAN)52.2kg
[2R 3分31秒 リアネイキドチョーク]
×田口恵大(RISING SUN)51.8kg
昨年末に新世界王者・田上こゆる(BLOWS)の誕生で新たなフェーズに突入したストロー級(-52.2kg)インフィニティリーグも海千山千の兵が出揃った。
今年のメンバーの筆頭は田上と世界王座決定戦を争い敗れた旭那拳(THE BLACKBELT JAPAN)が復活の狼煙を上げる。
なお、今年からインフィニティリーグの得点が変更された。これまでは1R一本 or KO勝利で最大で4点を獲得となりっていたが、今年からは5点に拡大。そして判定勝ちはこれまで2点となったいたが、これを判定の票数がそのまま加点されることとなった。3-0のユナニマス判定は3点、2-0のマジョリティ、2-1のスプリットでは2点が与えられる(引き分けはこれまで同様、両選手に1点が加点)。
従って判定の場合は完全に勝ち切る内容でないと3点の獲得はできない。毎年1点の違いが順位に大きく影響するインフィニティリーグ。「いかに早く、いかに多く」勝つかだけでなく、判定でもジャッジの支持を完全に得る内容でないと生き残れない過酷なものとなった。
ここで勝ち切る事で未来へのチャンスが約束される修斗の名物企画。新たな得点方法の導入により、2025年はさらに大荒れになるか。
旭那 去年タイトルマッチを落としちゃったんですけど、ここからまた再スタートで復活して、インフィニティ初戦もバチッと勝って今後につなげたいと思います。応援お願いします。
田口 相手は格上なんですけど、バチバチの試合をしてKOします。
1R、両者オーソドックス。間合いを詰める田口。旭那のタックルに対しスクランブルで上を狙う田口。旭那はボディロックで起き上がりなおもテイクダウンを狙う。田口が内股で投げを狙うが、もつれて上になった旭那。田口のガードを足を超えてパスする。
サイドで固めてパウンドを入れる。マウントを狙った瞬間に田口がブリッジ返しで上を取り返した。ハーフから脇を差してスイープを狙う旭那の頭部にヒジを連打する田口だが、旭那が再び上に。
旭那はサイドから腕十字!完全に腕が伸びたが、回転して逃れた田口。旭那のガードに。インサイドからヒジを落とす田口。1R終了。
2R、田口が右を打ち込み飛び込む。一瞬動きが止まった旭那を押し倒すが、旭那はすぐに起き上がりスイープからバックに回る。
足をフックしおたつロックに捕らえる。足のフックを外して回転しようとする田口だが、フックが外れず旭那のバックキープが続く。ヒザ立ちになった田口だが旭那バックからリアネイキドチョーク! 倒れ込んで絞めると田口が失神。
2R3分31秒、リアネイキドチョークで旭那のテクニカル一本勝ち。2Rフィニッシュで勝ち点4を獲得した。
勝った旭那は「今回タイトルマッチで負けてからすぐインフィニティリーグのオファーが来たので、こんなビッグチャンス出るしかないなと思ってすぐ決断しました。しっかりここで勝って、またトップ戦線に必ず戻るので、みなさん注目お願いします」とマイクで語った。



















