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【修斗】新得点方法に変更のインフィニティリーグ2階級全選手が決定! ストロー級は旭那、マッチョ、黒部、田口がエントリー。女子スーパーアトム級は元DEEP女王・村上彩、RISE QUEENのerika、高本、嶋屋、片山が覇を競う=5月18日(日)ニューピア

2025/04/15 17:04
【修斗】新得点方法に変更のインフィニティリーグ2階級全選手が決定! ストロー級は旭那、マッチョ、黒部、田口がエントリー。女子スーパーアトム級は元DEEP女王・村上彩、RISE QUEENのerika、高本、嶋屋、片山が覇を競う=5月18日(日)ニューピア

(C)サステイン

 2025年5月18日(日)昼夜大会プロフェッショナル修斗公式戦『PROFESSIONAL SHOOTO 2025 Vol.3 & Vol.4』(ニューピアホール)にて、今年もインフィニティリーグが開催される。

【第2部】

▼インフィニティリーグ2025女子スーパーアトム級 5分2R
村上 彩(修斗GYM東京)
erika(THE BLACKBELT JAPAN)

 女子スーパーアトム級(-50.0kg)では元DEEPJEWELSミクロ級王者の村上彩(修斗GYM東京)の初参戦が電撃決定。女子史上最速で柔術黒帯を取得するなど他を圧倒するグランドテクニックでDEEP JEWELSを席巻した村上のエントリーがインフィニティリーグにどのような化学反応を起こすか。前戦は2024年9月にDEEP JEWELSで桐生祐子に腕十字で一本勝ち

 村上が“極”ならば“打”を極めたのが元RISE QUEEN王者“三児のヒロイン”erika (THE BLACKBELT JAPAN)だ。

 全日本アマチュア選手権を圧巻の打撃で制すと、2024年12月の『COLORS vol.4』でプロデビュー。抜群の打撃センスと勝負度胸で吉成はるかに判定勝ちしている。

 また今回からスーパーアトム級へ階級を下げてのエントリーとなるのが高本千代(高本道場)。得意の寝技に加え、打撃で立ち合うことも可能な高本の打倒極がハマればリーグ戦を席巻する可能性を秘めている。代表であり父の高本裕和はIBJJF、SJJIF、AJPの3団体の世界選手権を制し前人未到の3冠を成し遂げており、父子鷹でインフィニティリーグ優勝を狙う。

 その他に昨年末の大阪大会のプロデビュー戦で、北斗旗王者のFukkyをボディへのテンカオで追い詰め殊勲のドローに持ち込んだ嶋屋澪(SISU)。今回のインフィニティリーグがプロデビューとなる片山智絵(修斗GYM大阪)と元気な二人が関西からエントリーする。

 そして、注目は開幕カード。優勝候補筆頭と言える村上と、その対抗となるerikaがいきなり激突する。元DEEP JEWELS王者・柔術の村上か? 元RISE QUEEN王者・キックのerikaか? この試合の結果がリーグ戦の流れを決めると言っても過言ではない。女子ストロー級は開幕戦からルーツの異なる2人のイデオロギー闘争が勃発する。

【第1部】

▼インフィニティリーグ2025ストロー級 5分2R
旭那 拳(THE BLACKBELT JAPAN)
田口恵大(RISING SUN)

 また、昨年末に新世界王者・田上こゆる(BLOWS)の誕生で新たなフェーズに突入したストロー級(-52.2kg)インフィニティリーグも海千山千の兵が出揃った。

 今年のメンバーの筆頭は田上と世界王座決定戦を争い敗れた旭那拳(THE BLACKBELT JAPAN)が復活の狼煙を上げる。

▼インフィニティリーグ2025ストロー級 5分2R
黒部和沙(TRIBE TOKYO MMA)
友利琉偉(パラエストラ小岩)

 そしてベテランのマッチョ・ザ・バタフライ(総合格闘技道場コブラ会)、“練馬長南組のニューカマー”黒部和沙(TRIBE TOKYO MMA)の世界ランカー3名に対し、昨年度新人王準優勝の田口恵大(RISING SUN)、そして毎回大熱戦となる友利流偉(パラエストラ小岩)の2名が抜擢された。

 世界ランカー3名に下剋上を挑むルーキーの田口と友利。いよいよ戦乱の幕が開くインフィニティリーグは、5.18ニューピアホールで開幕する。2025年はどんなドラマが生まれるか。10人の戦い様を見届けよう。

 なお、今年から得点が変更された。

 これまでは1R一本 or KO勝利で最大で4点を獲得となりっていたが、今年からは5点に拡大。そして判定勝ちはこれまで2点となったいたが、これを判定の票数がそのまま加点されることとなった。3-0のユナニマス判定は3点、2-0のマジョリティ、2-1のスプリットでは2点が与えられる(引き分けはこれまで同様、両選手に1点が加点)。

 従って判定の場合は完全に勝ち切る内容でないと3点の獲得はできない。毎年1点の違いが順位に大きく影響するインフィニティリーグ。「いかに早く、いかに多く」勝つかだけでなく、判定でもジャッジの支持を完全に得る内容でないと生き残れない過酷なものとなった。

 ここで勝ち切る事で未来へのチャンスが約束される修斗の名物企画。新たな得点方法の導入により、2025年はさらに大荒れになるか。

【インフィニティリーグ2025 ストロー級】
・旭那拳(THE BLACKBELT JAPAN)
・マッチョ・ザ・バタフライ(総合格闘技道場コブラ会)
・黒部和沙(TRIBE TOKYO MMA)
・田口恵大(RISING SUN)
・友利流偉(パラエストラ小岩)

【インフィニティリーグ2025 女子スーパーアトム級】
・村上 彩(修斗GYM東京)
・erika(THE BLACKBELT JAPAN)
・高本千代(高本道場)
・嶋屋 澪(SISU)
・片山智絵(修斗GYM大阪)

【新ルール】
[インフィニティリーグ 2025 ルール]
☆ 1R KO or 一本勝ち=5点
◎ 2R KO or 一本勝ち=4点
○ ユナニマス判定勝利=3点
□ マジョリティ、スプリット判定勝利、他=2点
△ 引き分け=1点
× あらゆる負け=0点

試合は全て5分2Rにて行う。 リーグ全公式戦終了時に勝ち点が最も多い選手の優勝
同点の場合は……
1) 直接対決で勝利している
2) 一本 or KO勝ち数が多い選手
3) 合計試合時間の短い選手
※欠場の場合には相手に2点が与えられる
注)2025年から得点方式を変更。

5.18 プロ修斗ニューピア昼夜大会 決定対戦カード

【既報カード】

第1部

世界ウェルター級暫定王者決定戦 5分5R
墨吉涼太(同級環太平洋王者・世界1位/誠流会館)
住村竜市朗(同級世界3位/TEAM ONE)

第2部

世界フライ級王座統一戦 5分5R
新井 丈(正規王者/和術慧舟會HEARTS)
関口祐冬(暫定王者/修斗GYM東京)

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