▼第9試合 75kg契約 3分3R
×YOHAN(T.K.F/初代KROSS×OVERクルーザー級王者)
判定0-3 ※28-29×2、27-30
○プアタイ・パンナムポーン(タイ)
YOHANは183㎝の長身から繰り出されるパンチを武器に、K-1グループを主戦場にし、2024年3月には初代Krushミドル級王座決定トーナメントの出場メンバーに抜擢。7月には『RWS JAPAN』に参戦し、ヒジありルール初挑戦でWPMF世界ミドル級王者クリスチャン・ジョセフを右ヒザ蹴りで2R KOに沈めると、10月のBOMクルーザー級王座決定戦でもアッサをヒザでKOして王座に就いた。
対するプアタイは攻撃的なムエカオでヒジを得意とし、LWCスーパーチャンプやフェアテックスファイトを主戦場に外国人選手との対戦経験が豊富だという。

1R、YOHANは左右にスイッチをしながら左右ロー、サウスポーから左ミドル。プラタイはさっそく組んできてヒザを蹴る。YOHANがジャブ、右ストレート。組んできたプアタイに先にヒザを見舞うと、プアタイはヒジを打つ。前に出てくるプアタイはテンカオ、YOHANは左ミドル。プアタイは組むとすかさず左右のヒジ。どんどん前へ出るプアタイはヒジとヒザを使い分ける。

2R、YOHANが右から左ボディ、左ロー。このラウンドもプアタイは前へ出て来る。ボディを攻めるYOHANにヒジを見舞い、ミドルの蹴り合いから右ストレート、そして組んでのヒジとヒザ。YOHANもヒジで反撃。完璧な首相撲に捕らえたプアタイはヒザ蹴りを連発。これは大きいポイント。YOHANは首相撲を首投げで返す。またもいい形で組んだプアタイはヒザからヒジ、YOHANが離れると飛びヒザ蹴り。YOHANにとって苦しい展開のラウンドとなった。

3R、YOHANは左ミドルを蹴り、ジャブを突いて距離を作る。さらに前蹴り。それでもプアタイは長い手を伸ばして組んでくる。前蹴りから前へ出て組んでのヒザ。足を高く上げてアピールの高いヒザも蹴る。首相撲地獄にハマるYOHANはジャンプしてのヒジを繰り出し、左ミドルもやはり組まれてヒザを連打される。YOHANの左フックにいい形で組んだプアタイは右ヒザの連打。残り10秒でも首相撲からヒザを連打した。



