▼第8試合 バンタム(53.50kg)3分3R
△佐藤九里虎(FAITH/WMC日本スーパーバンタム級&バンタム級王者)
ドロー 判定0-0 ※29-29×3
△エカラット・スポーツジム(タイ)

佐藤は元WPMF世界ウェルター級・加藤督朗の愛弟子で、WMC日本のバンタム級とスーパーフライ級の二階級を制覇。これまでに39戦のキャリアを誇り、昨年12月のRWS JAPANでは韓国のパク・ヨンミンを1RでKO。3月の前戦ではタイ・ラジャダムナンスタジアムで開催されたRWS初参戦、イランのアラヤン・ヤラハマディに判定負けを喫したが、激闘を繰り広げインパクトを残した。

今回の相手エカラットは50勝10敗の戦績を持つ23歳で、攻撃的なファイトスタイルだという。佐藤は再起戦で勝利し、6月15日(日)に同所で開催される『RWS(ラジャダムナン・ワールドシリーズ)JAPAN』出場につなげるか。

1R、右カーフを蹴った佐藤にエカラットがいきなり突進して左ヒジを見舞う。転倒した佐藤だがこれはスリップ。再び前へ出る佐藤が右カーフ、コーナーへ詰めると右ストレート。いきなり前へ出てきて右のパンチや左ヒジを見舞おうとするエカラットだが、佐藤は警戒して組み付く。前に出る佐藤にエカラットが右ヒジ、左の縦ヒジ。佐藤は右フックを打つがエカラットがすぐに組むため連打は出来ず。下がって佐藤を誘うとヒジを打つエカラット。

2R、佐藤が右カーフを蹴ってのワンツー、すかさずエカラットがヒジに行くと佐藤は左目上から流血。その傷をヒジで狙うエカラット。ドクターチェックが入る。再開後も右ヒジで傷を狙うエカラットに佐藤は右カーフ、パンチを打って行くとエカラットに組まれる。早くも逃げ切り体勢で組みまくるエカラットは、組んで佐藤をコカす。

3R、右カーフからの左右連打を繰り出す佐藤に、組み付いてコカすエカラット。右ミドルを一発蹴っては組み付き、ヒザを蹴っては組み付く。そして投げる。佐藤は右ボディストレートを一発打っただけで組み付かれて投げられ、攻撃の機会を与えてもらえない。しかし、残り30秒で佐藤の意右ストレートがヒットし、フラつくエカラット。逃げ回るエカラットに佐藤は右を連打していくが時間切れ。



