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【極真会館】松井館長が「経験を積めば世界大会で優勝できる逸材だと思いました」と高評価したマクシム「2年後は相当な進歩をしてくるだろう」

2025/12/28 17:12
 2025年12月28日(日)東京・日本空手道会館にて開催された極真会館主催「第57回オープントーナメント全日本空手道選手権大会」決勝日。  決勝は2025年第7回全世界体重別重量級王者で2020年第52回・2024年第56回全日本王者のコバレンコ・コンスタンティン(総本部道場)と2022年第53回・第54回全日本王者の西村界人(東京城北支部)で争われ、コバレンコが本戦判定5-0で2連覇・3度目の優勝を飾った。  松井章奎館長は大会総括でコバレンコについて「2連覇は素晴らしい。次の世界大会まで研究して稽古も積み上げていって欲しい。ただ、使う技は限定的でしかないし、身体も柔らかくない。前蹴りで吹っ飛ぶのが3、4回見られた。それを反省材料や課題として稽古をしていかないと行けない」と、2連覇を称えつつもまだ改善の余地があると評した。  今大会には強豪ロシアからも多数選手が出場したが、松井館長が高評価したのは4位に入賞して新人賞も獲得したベロフ・マクシム(I.K.O.RUSSIA/193cm/111kg/21歳)だ。 「マクシム選手は身体が大きくて動きもしなやかで、才能豊かな逸材と言える選手で今後が楽しみ。組手の完成度は素晴らしい。工夫して経験を積めば世界大会で優勝できる逸材だと思いました。今回出てきたロシア選手の中でこのマクシム選手の才能がピカイチだと思いますね。2年後(の全世界選手権大会で)は相当な進歩をしてくるだろうから、日本勢はきちっと準備していかないといけない」と、全世界選手権で優勝も狙える逸材だと高く評価した。  また、日本勢ではベスト16で敗れたが田水春樹(東京城西支部)を評価。「足を刈られて一本取られましたが、ノビシロのある選手だからこれから強くなれそう。頼もしい存在になるかと期待しています」と、今後に期待できるとした。
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